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カフェインの効果

カフェインに、こんなに凄い効果があるとは…

効果その①
カフェインを摂ると、体内には、アデノシンという物質があり、このアデノシンに体内の活動を抑制し、眠くする働きがある。
逆に、カフェインは眠気を抑え、覚醒させる効果がある。

そのアデノシンに、コーヒーなどでカフェインを摂取すると、カフェインがアデノシンの働きを抑え、眠くならずに、覚醒させる効果がある。

効果その②
カフェインを摂取すると、体を起こし、覚醒させるというドーパミンやグルタミン酸の働きを高める。興奮、覚醒した状態にする。

効果その③
カフェインを摂取すると、ノルアドレナリンというホルモンが体内で高くなり、ホルモン感受性リパーゼという酵素を活性化させる。
このホルモン感受性シパーゼは、体脂肪を分解してくれる酵素であり、カフェインを摂取すると、ホルモン感受性シパーゼが活性化し、体脂肪を分解してくれる。

(効果その①〜③は交感神経を優位にさせる働きがある。)

効果その④
カフェインを摂取すると、筋肉のタンパク質を合成されるmtorという伝達経路を活性させ、筋肉の合成を高める。
また、筋肉が収縮する時、カルシウムイオンが放出されるが、カフェインを摂取すると、このカルシウムイオンが沢山放出され、筋力を高める働きもある。

効果その⑤
カフェインを摂取すると、抗酸化作用がある。
活性酸素の中でも一番悪い「ヒドロキシルラジカル」をやっつけてくれる働きがある。

効果その他
コーヒーには、クロロゲン酸が含まれ、抗酸化作用、抗がん作用、糖尿病を抑えてくれる作用がある。
さまざまな生活習慣病を抑えてくれる作用がある。

飲む量としてはコーヒー1日4杯〜6杯が目安。
gにして、体重×2mg〜3mg
(例)
60kg×2mg〜3mg=120mg〜180mg 

セブンイレブン
Rホットコーヒー83mg
Lホットコーヒー150mg

注意点
その②で紹介した、体脂肪を分解するのを助けるノルアドレナリンが、体内で高くなりすぎると、不安感や焦燥感が増えてくることがあるので、精神的に調子の悪い時は、あまり摂らない方がよい。



ー山本義徳 筋トレ大学ー より

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