見出し画像

色眼鏡と小さな選択の話。#あの選択をしたから

暑さは続くものの、夏の終わりが見え始めた
9月第1週。

ここで問います。


皆さんのこの夏は充実していましたか?


私は断言できます。
『この夏は充実していた』と。


そんな充実した夏を送った私はこの記事を通し、


この夏、ある『色眼鏡』を外すという選択。
そんな選択をしたことで知った新たな世界
そして、その選択がもたらしたこと。


について書こうと思います。 

まず、『色眼鏡』と聞いて、
ピンとこない方もいるでしょう。

色眼鏡』とは

かたよったモノの見方
先入観にとらわれた物の見方

精選版日本国語大辞典

それを比喩的に言った言葉になります。

この言葉、昨今話題に取り上げられることも多い、『LGBT問題🏳️‍🌈』などで聞いた方も多くいるかもしれません。

私は大学の時に教員免許を取る過程で
このような言葉を沢山、耳にしました。

そんな、『学んできた』という
自覚のある私ですから、

私の『色眼鏡』は薄い。

そのような自負がありました。

しかし、この夏を終え、
私も1人の普通の人間であって、
生きてきた環境によって濃く色づいた
色眼鏡』をかけていた事に気づきました。

この『色眼鏡』に気づき
価値観が変わったことを説明するには
時を春まで遡ります。


〜回想〜
この春、大学院を卒業して上京。
18年過ごした地元。6年過ごした大学。
どちらも緑豊かな、静かな場所だった。


そんな私にとって,
都心の『景色、音、匂い』5感で感じる
何をとっても田舎のそれとは違い
あまり好ましいものでは無かった。


とはいえ,
働きたい会社で働ける幸せ。


また、住めば都と言われるように、
都会に染まれば楽しくなるだろう。
そう思い生活していた。

しかし、24年の歳月で培ったものは
そう簡単に染まらなかった。


しかし,中途半端が嫌い。
やると決めたら徹底してやる私。
そんなことではヘコタレズ
日々を乗り越えていた。


そんな1年目も気づけば早くも7月末日


特に夏らしい予定はなく、
大げさにも楽しいとは言えない日々。


そんな、ある夕方の帰り道。
人も多く電車や店内広告。数々の騒音。
そしてコンクリートの見慣れた灰色の世界。

そんないつもの駅の出口。


灰色の中でも良く目立つ穏やかな緑と
騒音の中でも響き渡る綺麗な歌声。 


私の目と耳は他のノイズをかき消し
その一点に集中した。


この一瞬が、
この私の社会人1年目の夏
ある選択を引き起こす『トリガー』となった。


では,私は何の選択をしたのか?
それは『推し活』をするという選択である。



『?????』



多分、多くの方がこうなるだろう。
ここまでの文から想像がつくわけがない。

だが、この『推し活』こそが、
私にとっての『色眼鏡』だった。 


そもそも、『推し活』とは?
という方もいるのだろうか。 

推し活』とは以下の通りである。

アイドルや俳優、アニメのキャラクターなど、自分が好きになった対象を応援する活動のこと。

マイナビウーマンHPより

私の周りにも沢山いた。


握手券のために全バイト代を注ぎ込み
100枚近くCDを買う先輩。

車のNoなどあらゆる番号を
推しに関連付ける同期。

部屋中推しのアイドルのグッズやポスターで
埋め尽くされた後輩。


なぜ、最後に何も残らないものに
そこまでお金と時間を費やすのか?


正直、『推し活』とか『頭おかしいな
そんな印象だった


そして、そんな考えを持つ人間の周りには
不思議と同じ考えの人が集まるもので

そう言った方とはあまり関わりもせず、
勝手に負のイメージを抱き続けていた。


つまり、知らずのうちに
色眼鏡』をかけていたのである。


では、ここで、
この『無意識の色眼鏡』を取り外し

私が『推し活』をする決意した方を
ここで紹介する。


それは、、、 


上野や川崎を中心に
路上ライブを頑張られている


『なきむし見習いシンガー
かとゆい こと 加藤結』さんである。

加藤結(かとゆい)さん


先ほど、
灰色の中でも良く目立つ穏やかな緑と
騒音の中でも響き渡る綺麗な歌声。 


と書いたが、

写真の通り、
穏やかなミントグリーンがイメージカラー

そして透明感ある歌声
☟聞いて欲しい。



他にも載せたいこと。
紹介したいこと。
それを書いたら終わりがなくなるので
最後にこれを貼っておく!



この数行でも自分がこの1ヶ月で
推し活の沼』にどれ程ハマったか
おわかり頂けるだろうか?


さらに7月末からの私は

8月の関東の路上ライブには全て参加

ペンライトを買って色を調整

そして人生で初めてライブに参加

ライブチケット、イベントカレンダー
ペンライト


もう一度書く。

『推し活の沼』どれ程ハマったか 
おわかり頂けるだろうか?

冒頭で書いたが
やると決めたら徹底してやる私。
ここでも性格が出た。


では、なぜここまでハマったのか?
問題はここである。


これも書いたらキリがない。
魅力は他の記事に沢山書いてるので
それを見てくれると嬉しい。


ただ端的に書くと
ビジュアルがドストライクなのはあるが、
それだけでは『色眼鏡』は外れない。


確固たる理由は
オリジナルソングのMV
路上ライブをされている姿  


その中から全力で売れようと努力する姿
そこに心を打たれたのがあると思う。


さて、ヒートアップしてきたこの文だが
これ以上はこの文の趣旨と変わるので抑えて

主題『色眼鏡と選択』

この2点について冷静に書く。

色眼鏡

そもそも『色眼鏡』を外したというより
沼にハマっただけでは?

そう思うかもしれない。

だが、沼にハマってイベントに行き
また、イベントで他のファンの方々と
関わる事で色々な世界を知れた。

そして今では『推し活をする事
また、『推し活をされる方』への
負のイメージはない。

これは『色眼鏡』を外したことに
ならないだろうか?

選択

そして、『選択』について
10年後に自分はこの『選択』を
どう思うだろうか?

お金無駄にしたな、時間無駄にしたな
そう思うだろうか?

間違いなく7月までの自分なら
100%そう思っただろう。

だが、今の自分は思わないと思う。

24年の短い経験だが全力でやった事に
後悔が付き纏ったことは一切ない。

だから私はこのやると決めた『推し活』を
後悔が残らないように全力でやる。

最後に


私のこの夏は充実していた。


それは新たな『選択』で
新たな世界』を経験したから。

最後に何が残るのか?どうなるのか?
そんなことを『選択』では常に考えさせられる。

そして無意識の『色眼鏡』が
小さな『選択』でも遮ってしまう事は多い。


まだまだ、長い人生。
大小様々な『選択』は沢山あると思う。


だが、この夏の経験で私は
選択(挑戦)』することへの
ハードルを下げられた気がする。


今回の小さな『選択』で得た経験は
必ず良い影響を与えてくれると信じている。 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?