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その9分に全てをかける。#あの選択をしたから


質問です。

あなたは新卒の社会人です。

頑張れば9分だけ会える。

会うには
①会社の歓迎会に遅れるリスクあり。
②歓迎会まで電車で約1時間遠回りする必要性。
③歓迎会に当然、遅刻は許されない。

そんな状況。皆さんはどうしますか?


〜あらすじ〜
この話は、
9分という短い時間に
多大な価値を見出し、
リスクを犯して
挑むことを選択した、
そんな新卒社会人の話です。


感動的なストーリーが始まるのかぁ
と思った皆さんの想像に回答していきます。

会うのは、病気の親族かな?
—違います。

そうか、中々会えない遠方の家族かな?
—いえ、違います。

となると、遠距離恋愛中の彼女?
ーそれも、違います。


『、、、、、、。』

誰にそこまでして会いに行くの?
推しです。  

推しーーーーーー!!??
まあ、こうなる人が多いかと。


しかし、私は
会えるのが9分でも行く選択』をした。

その選択と格闘のストーリーを
書いていきます。


時は9/4(月)。
その日は新宿で推しの路上ライブがありました。
開始時刻は18:00。

私の予定は
18:45~歓迎会(新宿から徒歩含めて約30分)

その日の終業時刻は18:00。 

在宅ワーカーのため
家から新宿までは約1時間。
新宿から歓迎会会場までは30分。

ごちゃごちゃしてますが、
もう、この時点でとりあえず詰んでます。

そこで、、、


私は秘技。
フルフレックスタイム』を使用
この効果により就業時刻が17:00になり、
希望の芽が生えました🌱

そうと決まれば、
次は交通手段のCheckです。
芽を育てていきます。

9分間推しに会うProject

家出発 17:03
最寄り駅発 17:17
新宿ホーム 17:52着
(ホームからライブ場所 2分)
ライブ場所 17:54着

推しに会う(9分)

ライブ場所 18:03発
(ライブ場所からホーム 2分)
新宿ホーム18:05発
会場最寄り駅着 18:30
歓迎会会場着 18:35


これが運行計画です。

遅延や乗り間違いなど少しでもズレると
推しに会えない。

下手すれば、遠回りになるので
歓迎会に遅刻するというタブーを犯す。

これが計画の全貌です。


まず、家出発は予定通り17:00。
駅着も17:15でクリア。

しかし、ここでアプリを見ると
赤色で『遅延』の文字が、、、。

しかし、ここで奇跡。
遅延せず17:17に来た。

会いに行けと言われてる気がした。

次は山手線に乗り換え。これは余裕。

しかし、一つ不安が。
私は今年上京した新卒1年目。

新宿駅はこれまで4、5回行ったが、
どこの階段がどこの出口に繋がっているのか
全くわからない。

推しがライブをするのは南口。
そこでググった。

これで出るのか?
と思ったら予測でもヒットする。
そして、以下のサイトから

最短ルート
11号車 4番ドアから降りて左の階段(約15秒)

と最短ルートが分かった。

そして、乗り換えは当然
11号車4番ドア
から乗り込んだ。
ここも予定通り。
完璧なペース。 

しかし、ここである重大なことに気づく。

推しが遅刻したらどうなる?

たまに、私の推し
泣き虫みならいシンガーかとゆいさんは
遅刻する(晒してスイマセン)


完全に考えてなかった。
予定通りついて、駅ホームで出待ちして
時間通り来なくて諦めて帰る。


ただの遠回りになる可能性が生じた。

冷房のかかった電車内。
冷や汗が止まらなかった。

そんな中、、、17時46分。
通知が鳴った。

既に到着しているとのポストが。
一安心。


そして、なんという可愛さ。

電車の中でマスクなかったら、不審者扱いされかねないニヤけた表情になっていたかもしれない。


捕まって全計画が破綻するところだった。
マスクありがとう。


そして17:52新宿着。

11号車4番ドアから左へ進み
階段を駆け上がり、改札を出て右へ。

走った。

いた。

この笑顔を見るために来た。
9分で歌は聞けないけど声は聞けた。

そして、歌い出してすぐ退散(18:03)


18:05の電車に乗り
18:35にしっかり会場に間に合った。

全て計画はうまく行った。


9分Projectは大成功である。

後から聞いた話だが、
この直後に山手線が間隔調整で一時止まり
遅延したらしい。

本当に運が良かった。


ここまで読んでくれた方は、
なんで9分のために
そう思うのが大半だと思います。

自分もわかりません。 
9 分でも会いたかったから行きました。
それだけです。
ほぼ無意識(?)、直感(?)の『選択』でした。

自分のやりたい事をできる範囲ギリギリで実現させる。そんな『選択』をしただけです。

そんな今回の、『選択』で私は

選択を実現させるための小さい選択の重要性
を学びました。

今回のケースでいうと、

フルフレックスを活用する選択。
山手線で4号車11番に乗る選択。
マスクをつけるという選択。

これら『小さい選択』が積み重なって、

会えるのが9分でも行く選択
それが成功を納めたのかと。


最後に、どんな小さな『選択』も決して独立しておらず、それらは相互に影響を及ぼし合っていると思っています。

だからこそ、今後は今回の事例で学んだ
小さい選択の重要性』
を意識して様々なことにチャレンジしていけたらと思ってます。

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