![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115517213/rectangle_large_type_2_38011e704284c5ca2d8346053f52af39.png?width=1200)
その9分に全てをかける。#あの選択をしたから
質問です。
あなたは新卒の社会人です。
頑張れば9分だけ会える。
会うには
①会社の歓迎会に遅れるリスクあり。
②歓迎会まで電車で約1時間遠回りする必要性。
③歓迎会に当然、遅刻は許されない。
そんな状況。皆さんはどうしますか?
〜あらすじ〜
この話は、
9分という短い時間に
多大な価値を見出し、
リスクを犯して
挑むことを選択した、
そんな新卒社会人の話です。
感動的なストーリーが始まるのかぁ
と思った皆さんの想像に回答していきます。
会うのは、病気の親族かな?
—違います。
そうか、中々会えない遠方の家族かな?
—いえ、違います。
となると、遠距離恋愛中の彼女?
ーそれも、違います。
『、、、、、、。』
誰にそこまでして会いに行くの?
ー推しです。
『推しーーーーーー!!??』
まあ、こうなる人が多いかと。
しかし、私は
『会えるのが9分でも行く選択』をした。
その選択と格闘のストーリーを
書いていきます。
時は9/4(月)。
その日は新宿で推しの路上ライブがありました。
開始時刻は18:00。
私の予定は
18:45~歓迎会(新宿から徒歩含めて約30分)
その日の終業時刻は18:00。
在宅ワーカーのため
家から新宿までは約1時間。
新宿から歓迎会会場までは30分。
ごちゃごちゃしてますが、
もう、この時点でとりあえず詰んでます。
そこで、、、
私は秘技。
『フルフレックスタイム』を使用
この効果により就業時刻が17:00になり、
希望の芽が生えました🌱
そうと決まれば、
次は交通手段のCheckです。
芽を育てていきます。
9分間推しに会うProject
家出発 17:03
最寄り駅発 17:17
新宿ホーム 17:52着
(ホームからライブ場所 2分)
ライブ場所 17:54着
推しに会う(9分)
ライブ場所 18:03発
(ライブ場所からホーム 2分)
新宿ホーム18:05発
会場最寄り駅着 18:30
歓迎会会場着 18:35
これが運行計画です。
遅延や乗り間違いなど少しでもズレると
推しに会えない。
下手すれば、遠回りになるので
歓迎会に遅刻するというタブーを犯す。
これが計画の全貌です。
まず、家出発は予定通り17:00。
駅着も17:15でクリア。
しかし、ここでアプリを見ると
赤色で『遅延』の文字が、、、。
しかし、ここで奇跡。
遅延せず17:17に来た。
会いに行けと言われてる気がした。
次は山手線に乗り換え。これは余裕。
しかし、一つ不安が。
私は今年上京した新卒1年目。
新宿駅はこれまで4、5回行ったが、
どこの階段がどこの出口に繋がっているのか
全くわからない。
推しがライブをするのは南口。
そこでググった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115514637/picture_pc_66ad94c6c38d397706b76a33185df382.png?width=1200)
これで出るのか?
と思ったら予測でもヒットする。
そして、以下のサイトから
最短ルート
11号車 4番ドアから降りて左の階段(約15秒)
と最短ルートが分かった。
そして、乗り換えは当然
11号車4番ドア
から乗り込んだ。
ここも予定通り。
完璧なペース。
しかし、ここである重大なことに気づく。
推しが遅刻したらどうなる?
たまに、私の推し
泣き虫みならいシンガーかとゆいさんは
遅刻する(晒してスイマセン)
だめだ!!!5分くらい遅刻します!!!ごめんなさい!!!ああああああ!!!!!!!
— 加藤結🥑10/15ソロライブ@池袋 (@look_kato10) August 6, 2023
完全に考えてなかった。
予定通りついて、駅ホームで出待ちして
時間通り来なくて諦めて帰る。
ただの遠回りになる可能性が生じた。
冷房のかかった電車内。
冷や汗が止まらなかった。
そんな中、、、17時46分。
通知が鳴った。
既に到着しているとのポストが。
一安心。
久々の新宿!!どきどき!南改札出てずーっと右進んでね、西新宿一丁目、ルミネ1の前です!!#路上のかとゆい 18時から始めます pic.twitter.com/fvB3Xmfhav
— 加藤結🥑10/15ソロライブ@池袋 (@look_kato10) September 4, 2023
そして、なんという可愛さ。
電車の中でマスクなかったら、不審者扱いされかねないニヤけた表情になっていたかもしれない。
捕まって全計画が破綻するところだった。
マスクありがとう。
そして17:52新宿着。
11号車4番ドアから左へ進み
階段を駆け上がり、改札を出て右へ。
走った。
いた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115515461/picture_pc_148148140aff3a9ce4a187e5994cf418.jpg?width=1200)
この笑顔を見るために来た。
9分で歌は聞けないけど声は聞けた。
そして、歌い出してすぐ退散(18:03)
18:05の電車に乗り
18:35にしっかり会場に間に合った。
全て計画はうまく行った。
9分Projectは大成功である。
後から聞いた話だが、
この直後に山手線が間隔調整で一時止まり
遅延したらしい。
本当に運が良かった。
ここまで読んでくれた方は、
『なんで9分のために』
そう思うのが大半だと思います。
自分もわかりません。
9 分でも会いたかったから行きました。
それだけです。
ほぼ無意識(?)、直感(?)の『選択』でした。
自分のやりたい事をできる範囲ギリギリで実現させる。そんな『選択』をしただけです。
そんな今回の、『選択』で私は
『選択を実現させるための小さい選択の重要性』
を学びました。
今回のケースでいうと、
フルフレックスを活用する選択。
山手線で4号車11番に乗る選択。
マスクをつけるという選択。
これら『小さい選択』が積み重なって、
『会えるのが9分でも行く選択』
それが成功を納めたのかと。
最後に、どんな小さな『選択』も決して独立しておらず、それらは相互に影響を及ぼし合っていると思っています。
だからこそ、今後は今回の事例で学んだ
『小さい選択の重要性』
を意識して様々なことにチャレンジしていけたらと思ってます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?