必然的なタイミングで重賞初優勝?!2年目~4年目は毎年成績を改善!和田勇介厩舎【厩舎topic 8/7・8】
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「厩舎topic」と題して週末のJRA開催を厩舎にフォーカスして振り返りをしていきたいと思います。よろしくお願いします。
では、いつも通りで注目したレースから見ていきます。
8/8(日)
新潟 レパードS(G3、ダ千八)優勝(1人気)メイショウムラクモ(和田勇介厩舎)
(優勝馬の関係者のみなさま、今回の優勝おめでとうございます!)
和田勇介厩舎がJRA重賞を初めて優勝しました。
レパードステークスは「世代限定重賞の馬齢戦(定量戦)」という重賞でして、「G3」という字面以上に難易度が高い重賞だと筆者は見ています。(レパードSの1着賞金は4,000万円。同じG3であるユニコーンSは別定戦で1着賞金3,500万円です。)
この難易度高いレパードSをプレッシャーかかる(であろう)1人気で勝ち切ったのですから、厩舎サイドとしても自信を持てる一戦になったのではないかと思います。改めて、厩舎関係者のみなさま、おめでとうございます。
ということで今回は和田勇介厩舎を取り上げたいと思います。
前年度版(和田勇介厩舎分析レポート)で以下のように筆者は書いていました。
ネット検索すると元小島太厩舎スタッフが入られているようです。経験豊富なスタッフと師の方針が噛み合ってくると成績にも反映されそうですし、そういう時期を出資者としては見逃さないようにしたいものです。
今回のレパードS優勝後には以下のようなツイートも見られましたので、おそらく上記の「元小島太厩舎スタッフ」のネット情報は正しかったのだと思います。(Twitterから引用。万一、先方にご迷惑かかる場合には削除します。)
そして、いよいよ「経験豊富なスタッフと師の方針が噛み合ってきたのか?!」と思わせるメイショウムラクモの完勝っぷりでした。
一口馬主も今後フォローしていきたい厩舎だと思います。
この和田勇介厩舎、今年がまだ4年目の若手厩舎です。レパードSが重賞初優勝だったようにこれからのノビシロを見ていくべき厩舎でしょう。そのノビシロに期待できそうな根拠になりそうな事項を挙げておきたいと思います。
毎年毎年、改善点が数字に表れているんですよね、これが好感です。
2年目(1年目と比較して複勝率をアップ)
(1年目)勝率.022 連対率.054 複勝率.097
(2年目)勝率.025 連対率.067 複勝率.134
3年目(2年目と比較して連対率をアップ。複勝率もアップ。)
(2年目)勝率.025 連対率.067 複勝率.134
(3年目)勝率.071 連対率.185 複勝率.244
微増ですが勝率もアップさせています。
4年目(3年目と比較して今度は勝率をアップ。連対率・複勝率も維持。)
(3年目)勝率.071 連対率.185 複勝率.244
(4年目)勝率.111 連対率.176 複勝率.229
4年目は今年(2021年)なので8/8終了時点での途中経過ですが、勝率をアップさせてきています。
このように、2年目~4年目は毎年成績を改善させており、こういう年別成績向上のなかで今回の重賞初優勝はタイミングが良いですし、ある意味必然的な勝利だったようにも感じてきます。
また、開業初期の現役転厩(転入)馬メインの戦力から、厩舎生え抜き馬メインの戦力になって成績向上している点も一口馬主としては注目しておきたい部分だと思います。
和田勇介厩舎はまだ一口馬主界隈では注目度は高くはないと思います。しかし、今回見てきたように着実に毎年成績を向上させてきています。まだ先物買いにはなると思いますが、他一口馬主プレイヤーに先んじて注目しておくことで先行者利益もあるかもしれません。引き続きフォローしていきたい厩舎です。
今回はここまでです。最後まで読んでくださりありがとうございました!
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