NHKマイルCへ出走数の多い厩舎(2021年版)

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今回は「NHKマイルCへ出走数の多い厩舎(2021年版)」です。

厩舎の最新の傾向を知るために、今年を含む直近5年でNHKマイルCへ出走数の多い厩舎を調べたものです。最新の厩舎傾向(今回で言えば3歳短距離路線に強い厩舎)を知り、次世代での出資戦略の参考になればという考え方です。
あえてですが、5年前より前データは思いきって入れないようにしています。あくまで「今年を含む直近5年」で区切って最新の傾向を把握するという見方をしています。

仮の話ですが、3歳短距離路線を目標にして出資検討をする際に、今回の「NHKマイルCへ出走数の多い厩舎」が預託予定であれば積極的に出資検討していくようなイメージで活用いただければ幸いです。


では本題に入っていきましょう。
まずは今年を含む直近5年の出走厩舎一覧です。

画像1

続いて、上記を纏めたものが以下です。

画像2


今回のキーワードと言いますか、キーナンバーは「40%」です。

直近5年のNHKマイルC出走数が
18頭×5年=90頭
です。

そして、上記で挙げた厩舎(矢作厩舎~松下厩舎)での直近5年の出走数合計が、
36頭
です。

36頭(上記の厩舎での出走数合計)÷90頭(NHKマイルCの合計出走数)=40%
となります。

この「40%」を多いと解釈するか、少ないと解釈するかは相対的なものになりますが、先日の記事「皐月賞へ出走数の多い厩舎(2021年版)」で挙げた数と比較すると多いことを実感できると思います。

繰り返しになりますが、上記で挙げた厩舎がNHKマイルCの出走枠のうち40%を占有してきた事実があることをしっかり認識したいです。※藤沢和厩舎が2022年に解散予定のため今後の割合変化はあるとは思いますが、今回の40%は多いと思います。

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3歳春はダービーやオークスがあるため、これまでは出資検討時点からNHKマイルCを大目標にして出資することは多くはなかったかもしれません。

しかし、ダービー・オークス路線の中心種牡馬であるディープインパクトやハーツクライの産駒数が少なくなっています。一方で、ロードカナロアやモーリス、新しいところではドレフォンと言った短距離指向種牡馬も多くでてきています。
目前に迫っている2020年産募集の際にも短距離指向種牡馬はこれまで以上に存在感があるかもしれません。

その際には出資検討時にNHKマイルCを大目標に考えるケースが増える可能性もあると思います。また、NHKマイルCの後には葵ステークスもあり、最近では短距離路線の番組も充実してきています
改めて上記で挙げた厩舎(矢作厩舎~松下厩舎)を覚えておきたいですね。

余談ですが、上記で挙げた厩舎(矢作厩舎~松下厩舎)はPOGでも使える知識だと思います。POG下位指名で迷ったら、上記で挙げた厩舎(矢作厩舎~松下厩舎)の短距離路線に進みそうな馬からピックするのも手だと思います。


この記事を読んでくださっているみなさまにとって良いNHKマイルCデーになることを願っています。


今回はここまでです。最後まで読んでくださりありがとうございました!
良い調教師(厩舎)とのご縁、みなさまの愛馬の成績向上、次世代産駒での良縁があることを願っています!

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