待望の特別戦初優勝!小林真也厩舎【厩舎topic 2021年10月-1】

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「厩舎topic」と題して週末のJRA開催を厩舎にフォーカスして振り返りをしていきたいと思います。よろしくお願いします。

では、いつも通りで注目したレースから見ていきます。

10/9(土)
阪神 播州ステークス(3勝クラス、ダ千二)優勝シャイニーブランコ(小林真也厩舎)
(優勝馬の関係者のみなさま、今回の優勝おめでとうございます!)

今年開業の小林真也厩舎が待望の特別戦初勝利をマークしました。厩舎のみなさまにとっても嬉しい一勝となったのではないかと推測しております。


少し過去記事を遡りまして、今年3月の厩舎開業時に以下記事を作成しています。

上記記事のなかで小林真也厩舎について、以下のように書きました。

「登録数÷馬房数」が低めの厩舎(辻厩舎、小林真厩舎、杉山佳厩舎)は登録数の観点ではビハインドでのスタートだと思いますが、逆に馬房を有効活用することもできるかもしれません。極端かもしれませんが、在厩期間を長めにとって出走数多めにするなどもありうるかも?!
スタート時のビハインドを吹き飛ばす活躍に期待したいです。


少し表現を変えて一口馬主目線での言い方をしてみますと、スタート時の戦力量が少ないことから、仮に初年度成績が良くなくても短絡的に厩舎の実力判断をしないほうがよいかな、と考えていました。つまり、スタート時の戦力から、長い目で見ていきたいと思っていました。


こうした筆者の予測を良い意味で裏切っているのが今の小林真也厩舎だと思っています。

14馬房 10勝 収得賞金1.2億円 ※10/10終了分まで

「馬房数と同じ数を(年間で)勝ちたい」というのは、厩舎関係者の目標目安としてよく見聞きしますが、小林真也厩舎は現時点でかなり良い進捗であることがわかります。(小林真也厩舎は、3/1開業なので2か月分の稼働がないことも加味するとさらに評価を高くできると思います。)

こういう状況下での特別戦初優勝です。年末時点でどのような成績を残しているか注目したいですね。


そして、もう一点。
今回の特別戦優勝(播州ステークス)が「ダート特別戦」であることにも筆者は目が行きました。

播州ステークスまでの小林真也厩舎の特別戦3着内実績をピックしたものが以下です。

中京ダ千四 清洲S(3勝C)3着シャイニーブランコ
小倉ダ千 シンガポールTC賞(2勝C)2着ビートマジック
福島ダ千百五 彦星賞(2勝C)3着カレンリズ

もうひとつが平場も含めた芝ダートの成績が以下です。

芝 47戦3勝 勝率.063
ダ 64戦7勝 勝率.109
※平場も含めた10/10終了分までの成績です。


一見してわかるとおりで、ダート戦で着実に成績を積み上げてきており、今回の特別戦初優勝に繋がってきているように見えます。筆者はこのように線で繋がって見える成績をより重視したいと考えていますので、今回の播州ステークス優勝は大きな一勝になるのではないかと期待をしているわけです。


今回はここまでです。最後まで読んでくださりありがとうございました!
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