JPYC岡部

JPYC株式会社で日本円ステーブルコインJPYCを発行。社会のジレンマを突破する!責任あるイノベーションを一緒に起こしましょう!Blockchain Award Person of the Year (Japan)受賞 連続起業家/BCCC 理事/ iU客員教授/青ヶ島在住

JPYC岡部

JPYC株式会社で日本円ステーブルコインJPYCを発行。社会のジレンマを突破する!責任あるイノベーションを一緒に起こしましょう!Blockchain Award Person of the Year (Japan)受賞 連続起業家/BCCC 理事/ iU客員教授/青ヶ島在住

最近の記事

最近取得したインボイスNFTに関する特許について解説します!

以前より出願していた「インボイスNFT」の特許が2024年7月31日付で特許庁より特許査定を受領しました。(出願番号 :特願2023-111259) インボイスについては、実はX(旧:Twitter)でも随分前から発言を重ねてきているのです。 2023年10月から開始されたインボイス制度については、(私を含めて)使い勝手が悪いと言う声をよく聞きます。 導入コストのみならず、発行側にとっては恒常的な事務負担の増加、受益者にとっても保管や整理の手間、偽造あるいは間違ったインボ

    • 改めて考える日本円ステーブルコイン「JPYC」とこれから

      こんにちは、代表の岡部です。   今回は、私たちがこれまで手掛けてきた日本円のステーブルコインについて、これまでを改めて振り返り、今後のJPYCの動きについてもお話ししたいと思います。 発行・運営の実績 私たちの会社は3年前、国内でのステーブルコインの普及を目指し、日本円と連動したステーブルコインの発行・運営をスタートしました。以来、私たちはこの分野で先駆けとなる役割を果たしてきたと思っています。 これまでの3年間で、私たちの日本円ステーブルコイン「JPYC」は国内のパ

      • アクアポニックスを視察してきました!

        先月24日、千葉県木更津市にあるアクアポニックスの現場を視察させていただきました。 「アクアポニックス(Aquaponics)」というのは、水産養殖の「Aquaculture」と水耕栽培の「Hydroponics」とを組み合わせた画期的な農業システムです。魚の養殖と水耕栽培を組み合わせることにより、魚の排泄物が植物の栄養分となり、植物がその水を浄化することで循環型のエコシステムが生まれます。この技術により、水の使用量を大幅に削減し環境に優しい農業が実現可能となるとされ、現在注

        • Startup Career Showcase 2024に参加してきました

          少し前になりますが、3月30日に開催されたスタートアップ向け採用系イベント「Startup Career Showcase 2024」に参加してきました。 「Startup Career Showcase 2024」は東京都を中心とし、てスタートアップでの採用を支援する民間事業者4社によるワークショップやトークセッションを行うイベントで、約50社のスタートアップ企業と、500人以上のスタートアップへの就職・転職を考えている方々が一堂に会する場となっています。 会場は有楽町駅

          ステーブルコインの税務についての単行本を出版します&出版イベントのお知らせ

          単行本が完成しました!前回のnote記事で「FIN/SUMのインパクトピッチで『ステーブルコインは全部やる』とプレゼンした」とお伝えしましたが、実は昨年からステーブルコインと税務に関する単行本の準備を進めておりまして、それがとうとう完成したのです。 「確定申告の前に知っておきたい 超基本から学ぶステーブルコインの税務―改正資金決済法(2023年施行)対応」というやや長いタイトルです。 版元は第一法規株式会社。法規書や学術書などを専門とする100年以上の歴史を誇る老舗出版社

          ステーブルコインの税務についての単行本を出版します&出版イベントのお知らせ

          FIN/SUM2024スタートアップコンテストへの応援ありがとうございました!

          3月5日から8日にかけて東京・丸の内を中心に『FIN/SUM2024』というイベントがありました。 FIN/SUMは金融庁と日本経済新聞社が共催するフィンテックの最新動向や金融分野での社会課題解決などを議論するイベントで、世界中から多くのFinTech業界のキーマンが集う一大イベントです。 今年のテーマは「"幸福”な成長をもたらす金融」。 私たちJPYC社は、スタートアップの登竜門とも言えるフィンサムインパクトピッチに応募し、多くの皆さんからの応援投票の結果、見事56社の

          FIN/SUM2024スタートアップコンテストへの応援ありがとうございました!

          金商法に関する内閣府令案にJPYCの意見が反映!これについて解説します

          DAOルールメイクハッカソンに参加先日、自由民主党本部にて 自由民主党デジタル社会推進本部web3プロジェクトチーム(web3 PT) の主催で「DAOルールメイクハッカソンの振り返りと提言(案)」という議題で会議が行われました。JPYC株式会社は昨年11月下旬から12月にかけて開催されたDAOハッカソンに参加していましたので、私も同会議にオンラインにて参加しました。会議の模様は、自民党web3 PTの座長である平将明先生の公式サイトから確認することができます。 また昨日

          金商法に関する内閣府令案にJPYCの意見が反映!これについて解説します

          JPYCに全力を注いだ2023年の総括と2024年の展望をお話しします。

          2023年は、ステーブルコインJPYCにとって非常に重要となる1年でした。 今年は多くのイベント出展や登壇、様々なメディアに注目されるなど印象深い一年になりました。これらの機会はweb3業界だけでなく、一般の方々からも大きな関心を集める大変良い機会になったと感じています。 他にも、第三者型前払式支払手段のライセンス取得をはじめ、農林水産省主催のビジネスコンテスト「INACOME」での特別賞の受賞、健康経営優良法人2023(中小規模法人部門(ブライト500))の認定や、行政と連

          JPYCに全力を注いだ2023年の総括と2024年の展望をお話しします。

          JPYC第4期決算を終えて、今後の事業戦略について

          第4期決算承認、2期連続無限定適正意見をいただきました。 JPYCは7月が決算月です。そしてweb3スタートアップでは非常に珍しいと思いますが、監査法人による監査も受けています。今期も無限定適正意見をいただき、2期連続無限定適正意見を監査法人から頂くことができました。これは、取引所以外のweb3業界では初ではないかと思います。 「無限定適正意見」とは、監査における用語で、監査人が企業の財務諸表がすべての重要な側面において適切に表示されており、適用される会計基準に従っている

          JPYC第4期決算を終えて、今後の事業戦略について

          Fintech企業の代表は何故青ヶ島に移住を決めたのか?

          はじめにTwitterなどでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、昨年12月に青ヶ島に移住しました。 Fintech企業の代表である私が、何故青ヶ島に移住を決めたのか? 直接聞かれることや取材依頼も増えているので、今後質問されることがあったらこのnoteをご案内しようと思います。 JPYCと青ヶ島JPYCは日本円ステーブルコイン発行体最大手で、ブロックチェーン上で1コイン=1円のコインを発行しています。 そのJPYCの社長である私の現在の住所は「東京都青ヶ島村無番地」で

          Fintech企業の代表は何故青ヶ島に移住を決めたのか?

          noteはじめました

          こんにちは、岡部典孝と申します。 日本円の前払い式ステーブルコインを発行するJPYCという会社の代表をしています。 2023年も4月を迎え、新年度が始まりました。 新年度のお知らせと共に、一昨年より準備していた第三者型前払式支払手段の申請がようやく通りました!(こちらについての詳細は別稿で紹介させていただきたいと思います) これを機会にいよいよnoteを始めました。最近、周りでも、noteを使ってる人が増えており、同時に、JPYCを多くの人々に知っていただきたいという思

          noteはじめました