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メディア掲載記事:「本物の」アメリカ人教師の授業が満載「アウトスクール」

今回はアウトスクール東南アジアのニュースです🙌 2023年4月6日に、韓国メディア「IT Donga」にアウトスクールの記事が掲載されました🎉

英語教育がとても盛んな韓国。昨年、一足先に韓国語のアウトスクールウェブサイトが公開されました。そんな韓国では学校に行く前の朝アウトスクールが人気だそう。大人が通う語学学校も朝6時のクラスが一般的だそうですよ!

以下メディア掲載記事の和訳をご覧ください😊

「本物の」アメリカ人教師の授業が満載


​​言語の習得速度は、年齢が若いほど速いと言われている。そして、日常生活の中で自然な会話をたくさんすればするほど、その言語に慣れるスピードも速くなる。外国語を習得するために子供たちが英語プレスクールに通い、一部の学生は海外研修や留学に行くのもこのような理由からだ。
しかし、このような教育を受けるためにはかなりの費用と時間がかかり、特に語学研修や留学の場合、まだ体も心も未熟な子ども達にとってはリスク負担も大きい。しかし、ネットワークインフラの発達により、自宅でも外国人教師とリアルタイムでコミュニケーションを取りながら学習できるオンラインホームスクーリングサービスが登場している。今回紹介する「アウトスクール(OUTSCHOOL)」もその一つだ。

IT Dongaより引用

アウトスクールは2015年に米国シリコンバレーで創業した企業で、2023年現在、全世界を対象にサービスを提供している。利用者数も100万人に達するとアウトスクールは明らかにした。昨年下半期からは韓国語サイトもオープンし、韓国人利用者を対象としたサービスも本格化した。

語学、技術、趣味まで網羅した豊富なレッスンカテゴリー

現地人教師ベースのオンラインホームスクーリングサービスはすでにいくつかあるが、アウトスクールは単に非英語圏の学生を対象に言語を教えるために設立されたサービスではない。語学だけでなく、趣味、生活、芸術、社会、科学、数学などほぼすべての分野を網羅した様々な授業が用意されており、まさにアメリカの教育機関をそのままオンラインで実装していると言っても過言ではない。年齢も3歳から18歳まで様々なレベルの授業をオーダーメイドで提供している。
授業のカテゴリーが多岐にわたるため、教育と遊びの境界を越えた授業も多数用意されている。例えば、「マンガを描く」、「チェス教室」などの趣味に関する授業、「マインクラフト」、「どうぶつの森」などのビデオゲームを題材にした授業も少なくない。最近、アメリカで教育と娯楽を組み合わせたエデュテインメント(edutainment)の教育形態が支持されていることを実感できる。
その他、コーディング全般、Python、Javaなど最近注目度が高まっているIT関連のカテゴリーはもちろん、物理学、幾何学、生物学などの伝統的な学問カテゴリーも多数用意されており、選択の幅が広い。もちろん、英語やスペイン語、フランス語などの語学レッスンも提供している。

PC、スマートデバイスさえあればすぐに利用可能

アウトスクールを利用するためには、まず会員登録が必要だ。メールアドレスを利用した一般的な登録のほか、GoogleやFacebookなどのソーシャルメディアアカウントを通じた登録とログインもできる。登録過程で子供の年齢や興味のあるカテゴリーなどを入力することになるが、これにより子供に適した授業を推薦するパーソナライズサービスも受けることができる。
このようにアカウントを作成すると、好きなクラスに登録することができる。各クラスごとに異なるスケジュールを持っているが、通常は週1回から週2~3回のスケジュールで行われることが多い。時間帯別に同じクラスを同日に2回提供することもあり、クラスの特性や教師の好みに応じて様々な選択ができる。各クラスの定員もまちまちだが、通常は3~10人程度であることが多い。
授業時間も30分程度の短いクラスもあるが、1時間、90分などかなり長い時間行われるクラスもある。また、各レッスンの定員や推奨年齢も表示されているので、事前に確認することができる。支払う費用はクラスによって異なり、1クラスあたり15ドル(2,000円)程度の安いものもあれば、40ドル(5,300円)の高額なものもあります。あらかじめ一定額の金額をアカウントにチャージしておくと便利だ。
登録した授業が始まると、利用者はオンライン教室に接続して授業を受けることになる。授業はオンライン会議プラットフォームであるズーム(Zoom)を通じて行われ、PC、タブレット、スマートフォンなどの様々なプラットフォームを利用することができる。教師と利用者が直接コミュニケーションしながら授業が行われるので、当然、利用者のシステムにはカメラとマイクが設置されている必要がある。

キーワードは「少人数制」「リアルタイム」「参加型」

今回は10歳の子どもが参加し、ESL(English as a Second language、第二外国語としての英語)およびEFL(English as a Foreign language、外国語としての英語)利用者を対象に行われる「National Geographic Club for Beginners」のクラスを受講した。8~12歳を対象とした35分間の授業だ。

アメリカ人教師が直接自分の画面を共有し、その上に絵や文字を入力して授業を行った(引用元)

授業はアメリカ現地の教師が担当し、自然科学雑誌ナショナルジオグラフィックのサイトに掲載されている写真とテキストを解釈することが主な内容だ。教師が特定の文章や単語を指し示し、そのテキストの意味や活用を説明した。印象的だったのは、途中途中で参加生徒を指名し、その生徒が理解したかどうかを確認するプロセスが続いていたことだ。 また、Zoomプラットフォームの機能を利用して、教師が自分の画面を共有し、その上に直接例文や説明を書き込んで授業を進めることもある。

ズームプラットフォームの機能を利用して、教師が直接例文や追加説明を書きながら授業を続けることもある(引用元)

もし生徒が理解できない場合は、より簡単な情報を提示することで理解を促したり、テキストではなく写真を中心に授業を進めるなど、双方向のコミュニケーションの特徴が活かされていた。3~5人定員の授業だったので、学校や塾というよりは「家庭教師」に近い印象だ。

学生が正しく理解できない場合、教師が直接その学生とコミュニケーションを取りながら授業を続ける(引用元)

時間の関係で様々な授業を体験することはできなかったが、これだけでもおおよその特徴を把握することができた。最大のメリットは、やはり信憑性だ。資格を持った現地(主にアメリカ)の教師が直接授業を行い、少人数でリアルタイムにコミュニケーションを取りながら授業が行われるため、本当にアメリカの教室に来たような感覚を得ることができた。
また、豊富なカテゴリーのレッスンが用意されているため、利用者の傾向や年齢、外国語レベルなど細かな条件にも対応できるのもメリット。3歳の幼児から18歳の高校生まで、そして初心者はもちろん、現地人レベルの語学力を持つ上級者まで、誰もが満足できる内容となっている。

あまりにも"リアル"な現地体験、二面性もあり

ただし、「リアルな現地教育」をオンラインで体験できるという点では、意外な二面性もあった。ほとんどの授業をアメリカ現地の教師が担当しているため、授業スケジュールもアメリカ時間基準であることが多い。もちろん、韓国時間基準で朝早く、あるいは夜遅くに行われる授業ならそれなりに参加しやすいし、非英語圏の外国人が主に利用する授業なら午後5~6時前後に行われる場合もある。しかし、それ以外の多くの授業は、韓国時間基準では早朝に行われることが多かった。
また、アウトスクールは韓国人だけを対象に開発されたサービスではなく、米国を拠点とするグローバルホームスクーリングプラットフォームであることを知っておこう。「外国語学習」ではなく「外国の学習」を体験するサービスという意味だ。ほとんどの教師も、自分が担当した教育カテゴリーに最善を尽くすだろうが、韓国人学習者だけのために提供する特別な配慮を期待するのは難しいかもしれない。まさにアメリカの学校に留学したような感覚をアウトスクールでも体験することができるだろう。
しかし、先ほど説明したように「臨場感あふれる本物」の現地教育をPCやスマートデバイスさえあればどこでも体験できるという点、そして膨大な授業カテゴリーを提供するという点は、アウトスクールならではの差別化であり、競争力であることは明らかだ。選ぶ楽しみがあるアメリカ人家庭教師を希望する場合、そして自分の子供がグローバル基準の教育システムを体験できる最も簡単な方法を探しているなら、アウトスクールは良い選択肢になるだろう。

韓国語原文はこちら


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