【國見洋光】ツールドひたちなか 100kmソロ DNF

ツールドひたちなか 100km ソロ DNF

前日から強風が予想され、かつこのコースはインターバルがかかるので、自分はあまり得意ではない印象。大集団スプリントにはしたくない、かつできればチームメイトのバシの入賞のために自分は積極的に動くことを目標に参加した。
当日、やはり北風が強い、、、試走時点で心が折れる。そして、真ん中あたりに並んでスタートを待つと、「マスドスタートです」とのこと。これは急いで前に行かないといけない。スタート1分で先頭に出る。数人マークしていた選手の動きを見ていると、逃げたがっていることがわかる。2周目で早くもアタックがかかる。自分は迷わず乗るが、集団と数秒開くも向かい風区間で吸収される。逃げたい選手といろいろなセクションで数回これを試すも、3人くらいではどうにもならず。後で見返したら開始30分で10回ほど800-900Wのプチスプリントを繰り返していた。
これはなかなか逃げられないし、他の有力選手たちも少し諦め気味。その後、3人ほどで10秒差ぐらいの逃げができるが、これも徐々に距離が詰まり吸収された。うーん、どうしようか、と考えていると、70km経過くらいからフロントがコーナーでよれる感覚。まさかのパンクか、、、幸いチューブレスなので、スローパンクみたい。いけるとこまで、でもコーナーは攻めずに走ろうと切り替える。しかもバシが見当たらない(膝が痛んでリタイアしていた)。そして、自分も終わりの時が来た。いよいよ集団内でも300Wで巡航しないと厳しいほどにフロントがふわふわに。92kmの時点で危険を感じてレースを降りた。
結果としてはチーム二人とも完走できずに終わり残念だったが、個人的には苦手な出力領域を繰り返す良い練習になった。ここから調子を上げていきたい。

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