【國見 洋光】 2019.06.09 Mt.富士ヒルクライム

Cウェーブ タイム1:07:16
 朝から雨がしとしと降っていて、今まで出た同レースの中で一番天候が悪そう。目標は毎年言っているゴールド(65分以内)であるが、そんなことより無事に下山したいという気持ちになる。
 Cウェーブの真ん中からスタート。後続からどんどん抜かれるが、ついていくと垂れるのは必至なので、淡々と維持できる範囲で回す。15分経過時点でなんとなくパックが7人くらいになったり、ばらけたり、を繰り返す。同じコースレイアウトでもこんなに走り方が違うのか。お互い合わせるのは疲れる。
 20分の時点で平均282W。これはちょっと踏みすぎた。標高上がってくるとパワーが落ちるのはわかっているので、4合目くらいまでは頑張りすぎないように意識する。雨も強くなり、前の選手の水しぶきを何度もぬぐう。今回特にタイム表などをなにも準備せず、自分の走りでは目標タイムに対してどうなのかまったくわからない状態。天気予報を見て雨の可能性が高いと知り、今回のレースへの意気込みの弱さが露呈した部分である。
 さて、大太鼓の鳴る大沢駐車場あたりから腕が寒くてダンシングでこわばってきた。アームウォーマーはしていたが、それでは足りなかったのか、はたまた自分の雨耐性が低いのか。出力も下がっているが、周りも同様に上げられない状況。仲良く最後の平坦区間を走り、そこで65分経過を確認。あとは、できるだけタイムを縮めるだけだが、目標を失うといまいち踏む気が起きないのも人間。結局自己ベストを30秒更新しただけだった。
 これでまた来年への宿題ができたわけだが、それはそれで楽しみだし、来年の天候も期待しつつトレーニングしたい。あと、5kmごとのタイム表はやっぱりステムに貼ろうと思う。そして下山が一番つらかったのは言うまでもない。(ディスクブレーキの優位性ははっきりと確認できたが)

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