宅建士~独学合格への道

10月に受験した宅建士の合格証が届きました。50問中38問正解が合格ラインで、史上最高の合格基準点、合格率17.6%。私は45問正解でした。

宅建士は人気のある資格なので、これから勉強する方の参考になればと思い、私の勉強方法を書きます。

一般的に宅建士の学習時間の目安は300時間程度と言われているようです。私は8月下旬から勉強を始めて、200時間程度でしょうか。飲みながら勉強するタイプなので、効率は悪い方だと思います(笑)。法律や不動産業界の知識はほとんどなかったので、ゼロから勉強しました。

購入した本は、TAC株式会社の「わかって合格る宅建士」シリーズのテキスト、過去問題集、過去問12年プラスの3冊です。これで十分だと思います。

テキストを1章読む⇒該当の章の過去問題集を解く。解説をしっかり読んで理解する⇒一通り終わったら、これをもう2回、繰り返す⇒12年分過去問を解く⇒もう一度12年分過去問を解く。

大切なのは、「テキストや過去問の解説は、全部理解すること」。丸覚えではなくて、「ちゃんと理解すること」が大事。それって、当たり前のことなのですが、勉強していて、「何を言っているのか全然分からない」ということが、しばしば起こるのです。

そんなときに役に立つのは、インターネットです。ピンポイントで解説してくれる素材が山のようにあります。例えば、「根抵当 抵当 違い」とgoogleで検索すると、テキストベースでの説明しているサイトや、動画が見つかります。

動画は特におすすめです。私がよく見ていたのは、「棚田行政書士の不動産大学」のYou Tube。分かりやすいし楽しいので、勉強が辛くなってきたときに見ると元気が出ます。


そして、過去問で「解説を読んでも理解できない」ということが起こったときに試してほしいのが、googleで検索して、別の解説を読むこと。過去問には必ず、「平成29年 問11」といった形で、どこから引っ張ってきた問題なのかが記載されています。なので、「宅建 平成29年 問11」といった検索ワードで検索すると、それに関係するページがたくさん出てくるので、いくつか読むと必ず理解できる説明が見つかります。

ちなみに12年分過去問は、結構、時間がかかりますので、試験2週間前までには取り組むことをお勧めします。私が最初に解いた令和元年の過去問は、合格ラインぎりぎりの点数しか取れなくて、落ち込みました・・・。でも、さすがに12年分を2回やると自信がつきます。

どんなに勉強しても、テキストで出てこなかった超難問が毎年あるようです。今年の試験でも、超難問が3問、うろ覚えだった問題が2問あり、全部落としてしまいましたが、逆に言えば、超難問以外は、過去問を解説を理解するレベルまでちゃんと勉強すれば、解けると思います。

それから、「必ず最新のテキスト、過去問を揃えること」。法律改正があるので、古いものは全く役に立ちません。12年分過去問でも、「法律改正のため削除」という問題が結構ありました。

試験時間は2時間ですが、時間はかなり余裕があります。私は40分で終わって、あとはゆっくり見直してました。

それでは、受験を考えている皆さん、がんばってください。


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