育児に悩んだ時、生まれた瞬間を見てほしい!
こんにちは
J君もいよいよ月齢4ヶ月です。
もう5年は一緒にいる気がするのにまだ4ヶ月とは、それだけ刺激が多かったという事に他なりません。
睡眠時間とは引き換えになりますが、人間としての幅も深みも広がりました。
さてさて、最近妻がJ君の事で大変に悩んでいる事があります。
「同じくらいの月齢の赤ちゃんと比較して、体重が増えない・・・」
という悩みです。
私から見ると、別に普通より少し増加スピードが落ちたかな?という程度なのですが、妻の悩みはとても真剣なものでした。
■ 頼みの綱はネットだけ
我が家は1人目の子供なので、右も左もわからない状態です。
両親ともコロナの影響で会えないので、対面でアドバイスを貰うこともできません。
そうなると、頼みはネットやSNSの情報になるのですが、そうすると今度は得られる情報量が多すぎる状態になります。
「3ヶ月検診で○○gになりました!」「身長が○センチも伸びました!」「どんどん大きくなってます!」
幸せなはずの書き込みが、時には心を切り付ける凶器になってしまうのです。
個人的な考えですが、ネットには感情を増幅させる魔力があると思います。
自分が気になること、特に不安に思ったり、コンプレックスに感じている事を、ありありと写し出します。
不安が不安を呼び、ちょっとした悩みは際限なく広がっていきます。
■ 悩む妻を、昔の赤ちゃんが救ってくれた
他の赤ちゃんとの比較は本当に辛いと思います。
探せばいくらでも、自分の赤ちゃんより優れている(様に見える)赤ちゃんが出てきます。
そこで自分を責めてしまうと迷宮入りです。抜け出すのはとてもとても難しいことです。
体が大きくならないと母乳のせい、言葉が遅いと教育のせい、落ち着きが無いと育て方のせい。
そんな形で自分自身を責めてしまう人も沢山いると思います。
私が妻を見て感じる事は、母親というものは育児においてとても真剣で、あらゆる事に責任を感じやすいという事です。
そんな時は一度他の赤ちゃんとの比較を止めて、目の前の赤ちゃんがどれだけ育ったのか見てほしいです。
冒頭で妻が「体重が増えない」という悩みを抱えていたと書きましたが、この状況を救ったのは、たまたま私が録画していた生まれたてのJ君の映像を見せたからです。
「こんなに小さかったの!?」
たった4ヶ月前の事なのに、妻はその事を忘れていたようです。
その瞬間、妻には自分がJ君に費やした愛情と努力の航跡が見えたと思います。
それからは少し冷静に、体重の事を見てくれるようになりました。
「悩んだ時には原点に立ち返れ」という言葉は、スポーツやビジネスでよく使われるものでありますが、子育ても同じだと思いました。
子育ての原点は、生まれた時のしわくちゃな顔や細い体だと思います。
何かに悩んでいる時、責任を感じすぎてしまった時は、何度でもあの小さな姿を見返そうと思いました。
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