[必聴]JAPAN PODCAST AWARDS 2019 ノミネート20作品発表
「今、絶対に聴くべき Podcast、見つけよう」
をスローガンに、初の開催となる「JAPAN PODCAST AWARDS 2019」
エントリー投票総数4638件(エントリー対象821作品)の中から1次選考を通過した20作品を発表致します。バラエティ豊かな20作品をぜひお聴きください。
この後、7名の選考委員による最終審査が行われ、大賞1作品を4月10日(金)の授賞式で発表致します。
歴史を面白く学ぶコテンラジオ(COTEN RADIO)
歴史を愛し、歴史を知りすぎてしまった歴史GEEK達による、新感覚・歴史ラジオ。
人類史に燦然と輝く偉人達の人間味あふれるエピソードを軸に、リベラルアーツとしての立体的視点を盛り込んだ豊かな構成で耳を鷲掴み。
トリオの優位性を活かした軽快な掛け合いも素晴らしく、オンビートでグイグイ引き込まれます。
マブルマーブル
こじらせオトナ女子がリミッター解除で偏愛を炸裂させる、左脳破壊系・ほっこりトーク・バラエティ。
放送業界も震撼確実な、まさかの録音手法にも注目。 バイノーラルマイクを、このテイストで使うか普通??マジか…。
密室で繰り広げられる欲望の四つ相撲に挟まれ、悶絶のデュフフ笑いが漏れ出てしまう、巻き込まれ型音声アトラクション。 イヤホン装着必須で、覚悟を決めて飛び込め。
Researchat.fm
バイオロジー最前線を、東海岸&極東のCoast to Coastで紡ぐ、知のヒーローアカデミア。 「論文」なんて意味不明……って避けたくなる気持ちもよく解る。 しかしチョット待って!
ゴキゲンな三人組が繰り広げるひょうきんトークに耳を預ければ、最先端の知見ですら解った気になれるのが不思議。 ここに「音声論文解説」という新たなジャンルが確立されました。
忘れてみたい夜だから
OLとバリキャリとオタクの中間地点にいる内海あさが、世界を小さく平和にしていきたい番組です。…とのキャプションは、天使のささやきか??大きな釣り針か??
そんな邪推を見透かしているかのごとく展開されるペンデュラムトークに、あなたのホルモン分泌が制御不能になること確実。
ひとまず一聴。魅惑のリネンボイスにノーガードで包みこまれてみて。
墓場のラジオ
10数年に渡り、PODCAST界のエッジを開拓し独走するfrom徳島の仲良しクルー「トッキンマッシュ」による名物プログラム。
音声の可能性に真摯に向き合いつつ、D2Cやイベント運営などのトレンドもスマートに乗りこなし、唯一無二のポジションを確立している。
AM的ラジオマナーでは安易に括れぬ、バディトークの進化系を堪能したいならほぼ一択。
こんにちは未来 〜テックはいいから
TechやBizに偏重しがちな極東のナラティヴとは一線を画し、人文的観点からグローバル・パーソンとしての覚醒を促してくれる、ド迫力音声プログラム。
その慧眼と誠実なアウトプットで、確固たる信頼を獲得してきた両氏が、この時代に「音声」を選択したことと、秀逸なサブタイトルに込められた想いをしかと受け止めつつ、滋味あふれる教養をじっくり咀嚼したい。
勝手にENGLISH JOURNAL!
激戦区の「英会話」ジャンルで、特異な輝きを放つ怪作。
「言語∈文化」というBASICを貫き、全盛期の雑誌カルチャーが担ってきたセレンディピティを補完するかのような、知的好奇心全開のチャレンジ精神に拍手。
ラッパー兼同時通訳者MEISOがゲストに登場して以降の企画ラッシュが凄まじく、英語ラップのシャドウイングに始まり、年初の「英語ラップ選手権2019」に至るまでのグルーヴ感が痛快。
THE GUILTY / ギルティ by AudioMovie®
サンダンス映画祭をはじめ、世界中のアワードを総なめにした映画「GUILTY」を、TBSラジオ x ファントムフィルムの強力タッグでオーディオドラマ化。
音声ならではの想像喚起ブーストを存分に活かした、重厚かつスリリングな展開に没入不可避。
本気でレビュー! ザ カップラーメンインデックス!
ミシュラン常連国の眩いグルメブームの影で、熾烈な淘汰が繰り広げられるサグな国民食「カップラーメン」を、コシのある偏愛で包摂する、こってりプログラム。
仲良しおじさんDUOによる、カジュアルな筋トレネタと、真っ向勝負の食レポのWスープが独特のシズル感を生み出し、病みつき度MAX。
中部エリアのネイバーフッドな生活感も聴きごこち良好。
radioDTM
日本版Tiny MixTapeと成るか? Pitchforkと成るか? その可能性と純度を10年間保ち続け、ようやく時代が追いついた感ヒシヒシの老舗プログラム。
そのキュレーション&チーム力に裏付けられた、絶大なる信頼を元本に、新たな飛躍が期待される音楽PODCAST界の良心。
「RE020|2019年振り返りSP」にて、魅力の一端が垣間見られるので、未聴の方は速攻CLICK。
エル・カブキの今日の10分おろし(仮)
俗な素材を、糖質優先・塩分過多・背脂マシマシでサクッとデリバリーする雑学ファストフード。
ねちっこさ皆無の無慈悲なサブミッション話芸は、PODCAST界のバーリトゥードルールでこそ輝きを増す。
忙しい現代人に贈る、毎日一杯のゴシップ・プロテイン。
100miles100times
「生涯で100マイルを100本完走」を目指すトレイルランナー井原和一選手に密着するリアルタイム・ドキュメンタリー。
そのエクストリームな競技性と、フランクな人柄が絶妙にバランスされた中毒性MAXなPODCAST。
webサイトからマーチャンダイズに至るまで緻密に最適化されたデザインやクラフトビール界との融合も、昨今のランニングカルチャーに共通する重要なトレンド。総合力がエグい。
NINGENGAHETA.FM
エンジニア女子二人が、「わかる」と「知らんけど」を繰り返しながら「人間活動」の機微に対峙するメンタル・バラエティ。
ロジカルであり、エキセントリックであり、エモであり、ダウナーであり…でもまあそんなもんだよね人間て。
終始そんな調子で、ヴァースが延々ループするだけのサビ無しトークなのに、ここまで引力抜群にFIXできるのかと感銘。
2019年型ポジティブシンキングの瑞々しいメルクマール。
5階の放送部
「私と彼女」が過ごした大切な時間を、愛おしく振り返りながらRSSの小舟に託す…「音声エッセイ」という新たなスタイル。
ビジュアルで盛られた「ていねいな暮らし」のフレーム外には、こんなにも素敵な暮らしが息づいているんだ。
SNSでも雑誌でもラジオでもない、PODCASTならではのリアルな体温を感じる。
奥地の声 -Human behavior in deep nature-
その名の通り「奥地」にのみこだわった厳選ネタを、男女の明瞭な掛け合いで語る非日常系プログラム。
日常生活では摂取することが叶わない「奥地」に秘められた濃厚なエキスを、現代的な調理法で丁寧にサーブしてくれる音声版「ジビエ」。 抗い難い郷愁に時間を忘れて浸るだけで、活力がチャージされる不思議。
Off Topic // オフトピック
「警察」と揶揄されるほど、グラスルーツなファクトチェックが張り巡らされ、配信者としてはチビリ要素満載な「テックビズ情報」を、在米VC視点からライトに直送する良ポジションプログラム。
メーカーサイドでも、メディアサイドでも、ユーザーサイドでもない、ベンチャーキャピタルという鉄火場ポジションから切り取られた、好奇心と予測含みの言説が貴重かつ新鮮。
ノウカノタネ
理想的なネットワークが醸成されつつある、ファーマーズ系PODCAST界のエース。
旧態依然とした構造が残り続ける業界で、他業種におけるサードウェーブやクラフトカルチャーを追走する取り組みを続ける現場の声を、スマートに産地直送。
PODCASTとしてのクオリティも、回を重ねるごとに進化していて、今後の展開に目が離せない。
FAIRLY.FM
NPO/NGO、国際協力、ソーシャル活動、海外生活を紹介する社会派ポッドキャスト。
人生における「使命」を獲得できた人々の、エネルギーに満ち溢れた肉声アーカイブ。フィルターバブルが効きすぎた半径0mの日常に退屈したら、再生ボタンをクリックしてみよう。
いつだって世界は広くて人間は強い。
VOICES by ELLE girl ミレニアル女子の脳内モニタリング
他人の視線や承認欲求から解放された、軽やかな「日常会話」。
音声だからこそ感じられる尊重と共感の機微が、SNSや旧来メディアでは通過し難い、細かな粒度でサラサラと流れ込んでくる。
口述で伝播してゆく原始的なナラティブに、心地よさと信頼を寄せつつある「今」なフィット感。
backspace.fm
.fm文化を牽引し続ける、テック&ガジェット界のKINGココにあり。
分厚い知見とアーリーアダプターとしての購買史に裏付けられた、メンター的信頼感が草の根の一次情報として広く伝播している。
質量ともに、どっしりとしたPODCASTが堪能できる、物欲刺激系音声プログラム。
JAPAN PODCAST AWARDS公式サイト
オフィシャルサイトでは、この他に、推薦作品 & エントリー全821作品リストも公開中
「ポッドキャスト予備校」配信中
JAPAN PODCAST AWARDS実行委員会 クリエイティブディレクター・メチクロが、各界のゲスト講師を迎えて、ポッドキャストに関する秘伝のTIPSを聞き出すポッドキャストも配信中。
記念すべき第1限目ゲスト講師は、オールナイトニッポン・チーフディレクター石井玄さんをお迎えして、ポッドキャスト作りに活かせる様々なTIPSを伺ってます。