[シャドウバース]VEC環境ローテーション 自然ネクロ考察 対エルフについて

こんにちは。JP (@jp_jp0116) と申します。今環境では同じクランなのに2タイプのデッキがあるクランがビショップとエルフと2つあるのが非常に厄介です。今回はその片方であるエルフ対面についての記事になります。自然エルフとリノエルフ、この二つのデッキタイプの解説、対応の仕方などについて書いていこうと思います。参考になれば幸いです。
ではよろしくお願いします。

・自然エルフ

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ブルームスピリットなどの展開力があるカードで序盤にテンポを取り、最終的にオムニスや愛の奇跡などを使ってリーサルを取っていくデッキになっています。

テンポの取り合いはトップクラス
このデッキはテンポの取り合いにおいてはトップクラスです。やっぱりブルームスピリットなのかなと思います。フェアリーが出るたびに+1/+1するという能力を持ちながら、ナテラがあればターン終了時にフェアリー出すことができるのはなかなか狂気。なのでこいつの除去がなによりも優先度が高いと思います。放置してしまうとフェアリーが湧き、強い盤面ができてしまいます。しかしブルームスピリットは2/1/3と序盤において取りにくいスタッツをしているのがくそ。そのため悪意の憑依が重要になってきます。

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また盤面を取る能力もメイやアイリーネ、対空射撃など優秀です。しかもアイリーネは二回攻撃持っているので放置すると顔8点詰められてしまうので必ず除去をしなければなりません。最近ではベイルが入っている構築もよく見ます。展開力とともに盤面処理能力も優秀なのでテンポの取り合いがトップクラスになっています。

顔を詰める能力も優秀
主にオムニスと愛の奇跡が疾走札としてあります。

・始祖の大狼・オムニス

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この自然エルフと対面するうえで一番ケアが重要なカード。このカードの強い点は守護を強引にこじ開けて強引に顔を詰めることができることと盤面除去札としてとても優秀であること。オムニスの能力の起動には盤面のアミュレットかフォロワーを戻す必要があるのですがナテラが球になるので大狼が一体確定で出てきます。もちろんケアプレイが存在しますがナテラ分(一体分)の大狼はケアできないです。オムニス着地前にフォロワーを潰すようにしておくとオムニスの能力を軽いものにできます。ようするにオムニスの球を用意させないことが大事です。こちら側の盤面を一番取れる能力があるのがルベルなのでルベルの使い方が重要になってきます。また疾走なので顔に来られるのが厄介なので盤面除去に使わせることも視野に入れてプレイすることも大切です。

・愛の奇跡

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マナ、ウィスプ、荒野の休息で加えたナテラを使うことで6ターン目に2回プレイしてから愛の奇跡をプレイできる可能性が高いです。愛の奇跡で出てくるトークンフォロワーはこちらです。

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2/3守護と3/2突進。
両方ともいるとそれぞれ
2/3必殺守護と3/2疾走になります。そしてこのカードを含めず2回以上プレイするとにそれぞれに+2/+2されます。

このカードの使い方は三つあり
1, 3/2/3守護として利用する。
2, 3/3/2突進として利用する。
3, 6/5/4疾走&4/5必殺守護として利用する。

一番多い使い道は三つ目の6/5/4疾走&4/5必殺守護として使うことです。理由としては体力5というのが強い数値の必殺守護を立てれると同時に、5点顔詰めることができるのが強いからです。また、必殺がついているので取りにくさは異常です。
しかしわれら自然ネクロにはソーラとかいう万能カードがいて盤面を上から二面処理ができてしまうので、ソーラの使い方にも注意が必要になってきます。

ここでこの2つの打点を確認すると4と5、進化込みで6と7点。つまり8点以上は出ないようになっていることを意識して戦いましょう。(ココや休息などでリーサル逃れをする)

・リノエルフ

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このカードをベースに戦います。このカードの能力は同名のカードプレイ枚数分攻撃力が上がります。プレイ枚数が攻撃力が6になったら疾走が付きます。なので攻撃が6になるときに3回リノセウスを出すと6,7,8疾走、計21点もの火力が出ます。要はOTKするデッキになります。リノセウスは進化するとターン終了時に手札に戻る能力があります。早い時は6ターンで決まります。

数多いバウンス札

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前回の環境では機械樹の番人と自然の恵みしかなかったのであまり実用的ではなかったリノセウスですが、今回のパックで対空射撃が再録したせいでめちゃくちゃ強くなりました。自然の恵みと対空射撃が被らせるのはどう考えても運営の不手際としか考えようがない。

サーチ札が強い

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このカードのサーチ先をコスト最小をリノセウスに最大をリザにすることによって効率的なサーチができるようになっています。いわゆるループと思ってもらえばいいと思います。つまりリザを倒すと次のリザが出てきて、そのリザがリノセウスをサーチしてくるのでいいことがありません。なので自分のターンにリザを倒すことをしないようにしましょう。

様々な除去手段
強者の威風やアリアの旋風、エンジェルシュートなどの除去手段をたくさん持っています。リザのサーチを確定させるためと試合を長引かせるためにたくさん入れるからです。
今回はこの除去手段が多いのを逆手にとって勝利を目指していきます。


相手がめちゃくちゃ手札のいい場合は勝ち筋がほとんどないです。割り切りましょう。ですがこのデッキは振れが激しいです。毎回がそうではないので、その時の勝ち筋についての説明をします。

勝利のカギは攻撃力3以上
攻撃力3以上がなぜこの対面において強いか。簡単なことで、リノセウスの進化後スタッツが3+α/3だからです。つまりリノセウスでこちらのフォロワーを取るということにリスクをかけます。なのでたくさんあるスペルで除去することを誘うことができ、疑似的にリノセウスの使用回数を減らしていくことができる。このような考え方がこの対面の考え方になります。

基本的な動き
アグロ展開をして顔を詰めていき、相手に除去を強要させていきましょう。この対面で最も重要な札はヘリオになります。ヘリオの進化後のスタッツが3/2、出てくるトークンが4/4とリノセウス対面においていいスタッツを持っています。なので除去されづらいのでリノセウスのプレイ回数を抑えることができます。

アイシャがなんだかんだで強い
先攻時にはポン置きして4/4/4と相手からしたらエンジェルシュート強者の威風くらいしかとる手段がなく、その時点でリノセウスの使える回数が最大1回ということもあり、なかなか強いです。また後攻時は進化して顔詰める動きも強いです。

・マリガン

この環境においてエルフにこのようなデッキタイプが二つあるのはなかなか厄介な話になります。私はリノ対面を意識したマリガンをするのがいいと思います。理由としてはそのほうがリスクが低いからです。リノに強いマリガンをしていれば相手に強いムーブを押し付けれる可能性が高くなりますし、なにより事故の確率が減ります。つまりエルフと相手するときはマナカーブを意識したマリガンをしていきましょう。

先行時
コープスがある場合はナテラ関連を探しに行きます。ない場合はシープスピリット、ソーラなどの2コス標準スタッツ(2/2/2)とヘリオを探します。アイシャのキープも視野に入れましょう。
後攻時
シープスピリット、ソーラなどの2コス標準スタッツ(2/2/2)とヘリオを探します。アイシャのキープも視野に入れましょう。

・最後に

いかがだったでしょうか?今回はエルフについて書かせていただきました。少しでもこの記事が参考になればうれしいです。意見とかがあれば聞きたいのでぜひお願いします。今後とも軽い気持ちで読んでもらえると幸いです。ではまた次の記事で。