聖徳 通信 知覚・認知心理学 第1課題 第4設題 評価S 1発合格レポート
【評価】S(1発合格レポート)
文末に参考文献を記載してあります。
(書名、著者・編者名、出版社名、発行年月日、全て詳しく記載)
課題名:
ヒューマンエラーの原因について、認知心理学の立場から体系的に説明せよ。この時に、対象としているエラーの具体例を日常生活日常生活の中から適宜挙げながら論述すること。
<レポート本文>
ヒューマンエラー(human error)は、一般には「期待を逸脱した人間の誤った行為」であると考えられる。誤った行為が生じてしまうのは、錯誤が生じてしまう場合やスキルや知識が不十分であった場合が考えられる。たとえば、何かものを取り違えてしまうエラーは錯誤により生じる。
ノーマンは認知過程のどの時点で生じるかによって、ヒューマンエラーを考え、何をすべきかの意図形成段階とそれを実行に移す段階に分けられるとした。意図形成段階において、意図そのものを誤ってしまう場合のエラーをミステイク(mistake)とする。行為を実行している段階でのエラーをスリップ(slip)と区別する。ミステイクでは過去の経験があるために、間違った前提を導いてしまう場合がある。
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