査定面接とは何か。さらにそれが病院臨床心理においてどのような意味を持つのか、説明しなさい。

文末に参考文献を記載しております。

(書名、著者・編者名、出版社名、発行年、全て詳しく記載)

<本文> [693字]


 査定面接とは、援助方針の見立てを行うため、クライエントの様々な情報を収集し、クライエントを総合的に理解する面接である。査定面接での基本的態度は心理療法の場合と全く同じ態度が要請されるが、内容については心理療法などで行われる面接とは異なってくる。査定面接の内容としては、クライエントを冷静に観察し、必要なことをたずね、話の内容と形式から、その人のパーソナリティの特徴、心的病理の程度と質、問題の性質と背景にある力動への推測などを客観的に抽出し、位置づけなければならない。

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