知識と思考のメカニズムと働きについて、日常的な具体例を挙げながら解説せよ。

文末に参考文献を記載してあります。

(書名、著者・編者名、出版社名、発行年月日、全て詳しく記載)

課題名:

知識と思考のメカニズムと働きについて、日常的な具体例を挙げながら解説せよ。[1600字]

<レポート本文>

 人は、多様な情報を記憶するだけではなく、その情報を整理して知識としてもち、環境にはたらきかけていく。さらに、高次の認知過程を扱うために、心的な枠組みによって知識を体系化する。そして、自分の持っている知識を総動員して、人は思考し目標を達成していく。

 多様な情報を整理するために、人は分類をおこなう。なんらかの仕方で分類された物事(事例 example)の集合をカテゴリー(category)とよび、そのカテゴリーについて抽出された知識の内容を概念(concept)とよぶ。概念のはたらきは、未経験のものに遭遇したときの、既存のカテゴリーに結びつけることによってそれを既知のものとして扱うことを可能にしてくれる。たとえば、海外旅行をしているとき、見知らぬ食品に遭遇することがある。

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