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銘柄サーチ:石油資源開発(1662)

保有理由

鉱業企業を1社選定。
配当利回り高い。
割安度が高い。

何をしている会社か

国内最大の原油・ガス会社。通称JAPEX。石油・天然ガス産業の上流である、権益取得、生産、輸送、販売など。国内は、北海道、秋田、新潟で油田ガス田開発生産等。海外は、アメリカでタイトオイル開発、インドネシアで天然ガス、イラクで原油開発生産PJ参加。国が筆頭株主。海外売上高比率10%。

JAPEX

投資等指標

予想PER:9倍(高値平均4.2倍、安値平均2.0倍)
実績PBR:0.7倍
実績ROE:16.9%(過去10年では、低い時で-8.0%、高い時で16.9%)
予想配当利回り:3.55%
自己資本比率:74.9%

株価推移

大変、きれいに上昇しています。

週足5年

業績

売上高はでこぼこしています。

売上高10期

営業利益は相当ブレています。23年3月期が最高水準。

営業利益・10期

競合他社

本業界では、INPEX一強。

時価総額比較

ROEでみると、今期はJAPEXは優秀です。

ROE比較

企業の経営について

中期経営計画では2030年度に事業利益500億円、ROE8%を目標としている。また、事業利益のうち半分をE&P(探鉱、開発、生産)以外(=ガスパイプラインや電力など)から稼ぐことを目指している。配当に関する基本方針は、一株当たり50円の長期安定配当としていたが、これに今後は配当性向30%を加えた。

所見

現在、一時的な資源価格高騰+円安により、上流の本企業は、業績が過度に上振れている状態にある。これに合わせて株価推移は大変魅力的な急騰を見せている。今後は現在の水準よりは落ちるものの、一定の水準で利益を確保し続ける業績予想となっている。
個人的には、今後この株価上昇を維持できる材料は乏しいと見ており、利益確定してもよいと思われるが、配当に魅力があり、割安で仕込めている場合はこの限りではない。
業績にブレがあり、配当が高いこのような銘柄は、割安な時にこそ投資価値がある。

主な情報源
四季報ONLINE:https://shikiho.toyokeizai.net/
マネックス証券(銘柄スカウター):https://www.monex.co.jp/
バフェットコード:https://www.buffett-code.com/

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