大揺れの深夜にワーク

【進撃のWEEK 36期】       ねじばな DAY 2

ビジネスモデル設計

今日は進撃のWEEKの2日目です。テーマは【ビジネスモデル設計】ということで、自分の起業した企業モデルが果たして世の中を良くするために、最適な構造であるのかをしっかりと見つめなおす日と定義します。


まず初めに「経営者とは何か?」との問いに答えます。経営者とは「収益を上げ、人類の発展に貢献する者」だと断定します。ここで、圧倒的なスケール目線を叩きつけられる思いがしますね。単純に「会社を経営する人」でもなく、「事業を営み、収益を生む人」でもありません。

ただ、「稼ぐ」だけでは経営者ではないのです。そう、「人類の発展に貢献する」という使命が経営者には課されている訳です。それでは、サラリーマンではどうでしょうか?会社という組織の中で、雇用される者として働いている人は「稼ぐ」人ではあるし、「人類の発展にも寄与している」かもしれません。ここで、戸村氏は【経営者には3つの要素】が含まれていると述べられています。




その1:社会の役に立つことを約束すること


その2:企業理念と事業が結びついていること


その3:収益を上げ、税金を納めること



このどれかが欠けても、「経営者」とは呼べないのです。自分に置き換えて考えてみましょう。その1:社会の役に立つことを約束すること。これは、私の理念に合致しています。

私の理念は、「治療と就労の両立が当たり前となる共生社会を実現すること」です。まだ見ぬその人が、仮に病を患いながらも、自らのキャリアを諦めることなく仕事を続けたいと考えているのであれば、治療しながら仕事をすることが出来る環境を構築し、周囲もその試みに賛同の意を伝え、支え合う共生社会を創り出したいと考えています。では、2番目はどうでしょうか?その2:企業理念と事業が結びついていること。これも私の事業には合致しています。私の事業は「脱毛しても働く意志ある者が働き続けられるためのツールである、スーツに似合うケア帽子を販売すること」です。目指している企業理念の延長線上に私の行っている事業は存在しています。では3番目はどうでしょうか。その3:収益を上げ、税金を納めること。これについては、会社のスタートアップ期であり、決算を迎えていない状況であるため、法人税の納税は行っていません。しかも、初年度については売上と比較して会社設立にかかった費用や仕入・商品開発費用が嵩み、マイナス決算となる見込みです。従って納税出来るだけの収益を上げられていないというのが現状です。これでは「経営者」とは呼べません。

起業した人=経営者ではないことをこうしてかみ締めながら前に進んでいきます。



戸村氏のビジネスモデル

戸村氏はアメリカに渡り、シリコンバレーでインターンシップをしたい学生と、優秀な学生を求める企業とをマッチングするサービスを開始します。マッチングが成立したら1000ドルを支払っていただく、非常にシンプルなビジネス構造です。素晴らしいのはそのビジネスモデルにどんどん付加価値を加えていったことでしょう。次に優良な企業のCEOのインタビューを掲載すると、学生の方は世界的に活躍できる場を求めて、このスキームを利用します。優秀な学生が次々に集まる事を知った日本の大手企業が参画するようになり、このことが転じて年間3000ドルのサブスクリプション契約を結ぶ企業が続出するようになるのです。一つのビジネスアイデアを派生させながらさらに大きなビジネスモデルへと進化させていく様子がうかがえます。

次に戸村氏は投資家データを集めたプラットフォームを構築します。何故それが必要だったのか、そこにニーズがあることを誰よりも早く気づき、実行したからです。

こうして、次々に自らのアイデアを可視化して、ビジネスモデルを構築していきました。




私のビジネスモデル検証

それでは私のビジネスモデルを検証してみたいと思います。

DAY1で確認した企業理念から考えていきます。

◆企業理念

【治療と就労の両立が当たり前となる共生社会を実現する】

 

この理念を様々な角度から検証します。

 

自身のビジネスプランに置き換えて考えてみると、私の場合特に自分の経験に基づく起業であることがとても重要な要素になっていることが鮮明になってきました。

さらに、「なぜ今なのか?」という問いに対する答えも「自分が未だ治療中であり、その両立が容易ではないことを知っているからなのです。

更に、戦略を考える上で、満たす要素から検証をしてみたいと思います。

PMF(ProductMarketFit)するまでに、起業した経営者が行っていく要素が一覧として洗い出されたカタチになりました。


サイト設計


それでは、ここで、サイト設計を行ってみたいと思います。

大きく4つの項目に絞って、コンパクトで顧客の目を引く内容となっているでしょうか。

更に、ペルソナを設定することで、より具体的にターゲットとなる人物像に迫りたいと思います。私の場合には、私自身の経験から生まれた事業内容であることから、私自身をペルソナとして定義しました。






”長時間着用しても蒸れにくいスーツに似合うケア帽子”を認知してもらうための、メディアアプローチを通じて、関心をもってもらい、実際の購入に至る過程で、更に認識層を広げるための施策を実践(SNSを応用)する等により、最終的なECサイトへの導入を図る流れを作りたいと思います。


学ぶは真似ることから

どのような流れでビジネスモデル設計をしていくかについて把握出来ました。ここからは具体的に「じゃあどうやってやっていくか?」ですが、いきなり全てゼロから始めるのは

容易ではありません。そこで、素晴らしいビジネスモデルを有する企業を真似るところから始めてみてはどうでしょう?というのが戸村氏の提案です。

素晴らしい商品や感動的なサービスというものは、実はすでに誰か先人がすでにビジネス化しているものもあります。その商品がなぜ消費者に求められたのか?その所以を探っていくと自身のビジネスモデルにも応用できる部分があるのだという事を教えて下さいました。ワクワクするようなビジネスモデルを前にして、新たな発見をするぞと誓う私です。


進撃のWEEK#戸村光


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?