選ばれ、選び抜く。その先に資金調達。

【進撃のWEEK 32期】       ねじばな DAY 3


一億円を資金調達する方法

本日は資金調達の方法についてのレクチャーを受けました。私自身は事業を立ちあげる際にも、金融機関からの借入なしで自己資金の範囲で事業運営することにしました。「融資を受ける」=「未来に借金を背負う」事を意味していますから、ある程度、売上予測の見通しが立つ段階に至らなければ、そもそも借入の土俵にも上がらないのではないか、と考えていたからでした。実際に起業してから半年、資金をやりくりしながら業務を続けてきたものの、今後の事業拡大には新しい商品の開発や販路拡大のために資金が必要になりました。

一億円という大きな金額は想定していませんが、実際一億円の資金調達に成功するとはどのような方法で、どのようなプレゼンテーションによって、投資家が納得して資金を拠出したのか、学んでいきたいと思います。



「どんな人に投資してもらうと会社は成長するか?」

投資家が、事業者を選んで投資するのと同様に、事業者にも投資家を選択する余地があるのだと言います。数多くの投資家の中で、自分の事業に共感し、同じベクトルに向かって成長を見込める事業者を選ぶ必要があるのです。私の場合、投資家の方に投資をしていただくという想定がほとんど無かったことから、どんな市場があるのかを全く知りませんでした。今回DAY3の講座を受講して、スタートアップの私たちと投資家との関係性が浮き彫りとなり、とても身の引き締まる思いになりました。

本日の学習目的としては「投資の基礎理解をすることで、既得権益に挑む・知恵を得る」ということです。



「何かを変えることが出来る人は大事なものを捨てることができる人だ」

 進撃の巨人の中で、第13代調査兵団団長 エルヴィン・スイスはこのように語ったそうです。言い換えれば、大事なものを捨てることが出来なければ、何かを変える事などできないということになります。

この意味を紐解いていくと、人は現状に満足していないから新たな市場価値のあるものを生み出そうとするわけで、この時に、確実に今目の前にあるものを捨てることになります。それは誰かが汗を流してこの世の中に生み出したものであったとしても・・・です。私は「自分の大事なものを捨ててまで何かを変えようとしているだろうか。そしてそれは、自分の大事にしているものを捨てる価値のあることなのか。」を繰り返し考えました。

迷いを断ち切らなければ、大事なものを捨てることなどできません。

そして、その迷いを断ち切れた時に初めて起業家としての存在価値が生まれるのかもしれません。

スタートアップとスモールビジネスの違いは何か?

スタートアップとスモールビジネスの違いについてご説明がありました。

様々な角度から検証すると、明確な違いが幾つも掲げられていましたが、

大きな違いを列記するとこのようになります。


◆  スタートアップ・・・投資家が未来に対して投資をする。⇒ 【出資】

◆  スモールビジネス・・・銀行等の金融機関から借り入れ、利子をつけて

元本をお返しする。銀行は過去に対して貸出をする。⇒ 【融資】

 

ユニコーンって何

その答えは「時価総額1000億以上の未上場企業」だそうです。さらに調べてみると幾つかの条件がありました。①企業の評価額が10億ドル以上②創業してから10年以内③未上場である④テクノロジー企業(IT企業)の4つです。ユニコーン起業の概念は米国の投資会社、カウボーイ・ベンチャーズの創設者であり、ベンチャーキャピタリストのアイリーン・リー氏が2013年に提唱したもので、多くのベンチャー企業が目標としているようです。

日本におけるユニコーン企業の代表がLINEやメルカリでしたが、上場したのでユニコーン企業ではなくなっているそうです。世界に約1000社あるといわれているユニコーン企業の約半数が米国に、2割が中国に、日本には10社程度しかないのだそうです。


エンジェル投資家とは?

創業間もない会社にエンジェル投資家が投資する時、重視するポイントは“企業理念”であり、”共感”こそが必要になるのだそうです。

VCとは何か・・・ハイリターンを狙った戦略的投資を行う投資会社のことで、高い成長率を持つ未上場企業に投資し、資金を投資すると同時にコンサルティングを行い、投資先企業の価値を高める。他のファンドに転売する場合と、ファンドを管理することで得られる報酬で成り立ちます。


みなさんにとって応援してくれる投資家とは?一体誰でしょうか?

私の事業に共感を示していただける可能性を含む投資先を考えました。
ケア帽子を売る事には単なる小売りとしての存在意義しかありません。でもそれでは社会課題は解決しません。私が目指したいのは、がん等の疾患を抱え、抗がん剤治療による脱毛を経験しても、このケア帽子を用いて社会との接点を持ち、自分らしく生き輝く人であり続けて欲しいと思っています。

実は、誰がその企業に投資をしているかにより、その後の資金調達にも影響が出るそうです。「あの人が投資するなら間違いない」と、投資の世界の重鎮が投資対象に選んでいる事が既にその企業の企業価値を高めているのです。選ばれる立場になるために、私たちは常に投資家から見られている意識を持ち、世の中に役に立つ価値あるモノを生み出していきたいと思います。

 私の想いに共感していただけるであろう、ここに掲げた投資先にコンタクトを図っていきたいと考えています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?