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我が家のワンコ🐶

毎日、終電近くで帰宅して最初にすることは何を隠そうお散歩🐶である
そのワンコの名前は「シェーン」。
「シェーン!カンバック!」の名セリフで有名なカウボーイの映画「シェーン」からその名を頂いたのである。と言っても黒崎が小学生の低学年くらいの時の映画である…そう、名付け親は今は亡き父と最近、少し認知症の時もある母である。

そう、この「シェーン」は実は2代目である。
先代は16年間生き、父が他界して後、2年くらいで天国へ行った… 

それから数年して東京へ戻ってきた黒崎にある時母が言った…
「シェーンはどこにいったのかね?散歩?」

そう、認知症の時があることを黒崎が初めて気づいたときでもある。
「シェーンはもういないよ、もうね」驚きを隠せずにそう伝えると
「そうだったね…また会いたいね」

黒崎は考えた…母はシェーンに会いたいのなら犬を飼おうかと…
その提案をすると、母は言う…
「シェーンがいいんだよ、あの子がいい」

黒崎は数多くのペットショップのジャック・ラッセル・テリアを検索して、先代シェーンに似てる紋様の子をとにかく探した…1ヶ月くらい探した頃にやっと見つけたのが2代目シェーン…この子である

少し成長していて安くはなっていたが、決して安くはない…持っていたブランド品のバックや靴、オメガの時計等も売り(お宝屋へ)お金を作り…ペットショップへ…(当時、関西から引っ越すのにめちゃお金がかかったりして決して裕福ではなかった)

ペットショップの店員は言う…
「少しやんちゃでして…ほんとにいいですか?」
いいも何もこの子しかいないと思いお金を払いタクシーに乗せ大きな荷物と共に我が家に来たシェーン(2代目)…

先代は猟犬なのにとにかく大人しくて楽やった…
が、しかし、2代目は半端ない…

店員が大丈夫ですか?って聞いた意味がわかった…
とにかく、暴れん坊で噛みグセもあり、首輪なんて一日で食いちぎり、ケージは軽く3日で台形に変形させてしまう…母は言う…

「こんなのシェーンじゃない!」
まぁそらそうだ、違うワンコなのだから…

そこから毎日、噛まれながらも戦い続ける…無駄吠え防止のアイテム等もいくつか試したが意味なく…

遂に堪忍袋の緒が切れた黒崎は怒鳴った!
チンピラと喧嘩するかの如く怒鳴った!
バリバリ巻舌で犬に怒鳴った!

顔と顔を近づけて、睨みつけて怒鳴った…

するとどうだろう…急に伏せ、コロンとお腹を見せてきて降伏のポーズである…

ここからというもの、相変わらずやんちゃなところはあるけど、軽く叱ると大人しくなるようになった。

心が通じたのか、上下関係が出来たのか…その辺はどうでもいい…ただ、この先、何年も共に生きるなら俺様の言うことは聞け!ということだ、と思いながらも……今夜もお散歩🐶である…

もしかして、あざといキャバ嬢のように俺は上手く手のひらで転がされてるのかもしれない…お散歩に行けるなら従っといてやるワン!🐶

もしかして、面倒見のよい看護婦のように運動不足なんだからウォーキングしなさい、お散歩に連れていくワン🐶!

正解は2代目シェーンのみぞ知る…

How wonderful life is while you're in the world…


長生きしてね

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