アカマタの飼い方

★生態

アカマタは、爬虫綱有鱗目ナミヘビ科に分類されるヘビです。日本固有種で、奄美大島、徳之島、沖縄本島、石垣島、西表島、宮古島、八重山諸島に生息しています。
全長80〜200cm、体重1〜3kg程度の大型ヘビです。体色は黄褐色で、背中には黒褐色と赤褐色の横縞が入る。毒を持たないヘビで、性格は温厚です。
森林や草原、水辺など、様々な場所に生息しています。夜行性で、昼間は木の根元や岩陰などに隠れています。

肉食動物で、小型哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、昆虫などを食べます。大型個体は、ハブなどの毒ヘビを食べることも多い。
繁殖期は5〜6月で、1回に10〜30個の卵を産みます。卵は約60〜90日で孵化します。

日本固有種であり、生息地の減少や乱獲により、個体数が減少しています。現在は、環境省の準絶滅危惧種に指定されています。美しい体色と温厚な性格から、ペットとして人気があります。しかし、特定動物に指定されており、飼育には許可が必要です。
また、大型のヘビなので、飼育には十分なスペースと知識が必要です。

★繫殖方法