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仕事でうつ病になったら

 私は小学生のころは明るい性格だったと思います。ただ、思春期の頃からはゲイであることや体毛が濃いこと、ニキビなど様々な悩みから次第に目立たないように振る舞う中で、暗い性格へと変化していきました。今では脱毛を行うことでだいぶ悩みは改善しましたが暗い性格はそのままです。またこの性格は仕事にも影響してきます。

仕事ではコミュニケーションを取ることが必須になります。なぜなら分からないことが必ずあるため人に聞く必要があるからです。しかし暗い性格のため人に誤解を招いたり悪い印象を持たれることが多くあります。さらに、仕事が自分の描いたキャリアからかけ離れたものであったり、長時間の残業、やりたくないことをしないといけない苦痛などからうつ病になりました。

うつ病になると、初めはなんだか仕事のやる気が出ない憂鬱な日が続きます。次第に私生活でも何もする気がなくなりご飯を作ったり買い物に行ったり掃除したりも面倒になります。さらに趣味も行う気にならなくなり、土日でもほとんど家からでなくなります。頭痛や吐き気、不眠、声が出にくくなる、急に涙が出そうになるなどの症状が現れてきます。

 うつ病は非常に辛い病気です。うつ病で休職することも可能ですが長期的な休みになると周りのスタッフに多大な迷惑をかけることになります。なのでその後の復帰した際に周りからの視線はさらに冷たいものになっていることでしょう。そういうことを想像してしまう人は休んでいても結局鬱は治りません。部署を移動できればいいですが、なかなかうつ病の方を引き取ってくれる部署はないでしょう。結果そのまま退職してしまう方がほとんどでしょう。

ただ、仕事で鬱になっている時点でその会社は自分に合っていない会社だということに気づくべきです。今は会社にしがみつく時代ではありません。いろいろな仕事があって、ドライバーなどコミュニケーションが最小限でいい仕事もあります。もっと広い視野を持つことが重要です。必ずしも正社員で働く必要もありません。パートなどでも収入は下がりますが、いつでも休めたり辞めたりできますし、仕事の責任も正社員よりずっと少ないです。また副業などで足りない収入を補うこともできます。まずは自分を大切にしましょう。自分を守れるのは自分だけです。

 会社は基本的に守ってはくれないと思っておいた方がよいです。そもそも仕事のせいでうつ病になってるわけですから。心が完全に壊れてしまえばもう修復は難しくなります。死にたくなる気持ちはわかりますが、その前に今の会社からまずは逃げましょう。周りが辞めるのは勿体無いと言われるような会社だとしても周りの意見を聞く必要はありません。あなたの苦しみを周りは理解できないからです。いくら業績のいい会社だとしても健康を損なうような会社はあなたに取っていい会社ですか?必ずあなたに合う会社はあります。何度転職してもいいんです。周りを気にする必要はありません。まずは一歩踏み出していきましょう。

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