新潟大賞典 推奨馬6頭

馬券師の皆様、GWいかがお過ごしでしょうか?
私は普段と変わらず競馬、酒、オンナを嗜んでおります。
それでは新潟大賞典の予想を書き下ろしていきます。

はじめに筆者が新潟芝のレースを予想する上で最重視するポイントを指しておきます。
それは出走馬の中で上がり最速はどの馬が出すのか?です。
馬券師の皆様なら既知の通り、新潟競馬場最大の特徴は日本一長い直線です。この直線をいかに早く駆け抜けるかが結果に最も影響を及ぼします。

これが筆者の妄信ではないと、納得してもらうために根拠を示しておきます。

皆様は昨日も競馬をされましたでしょうか?
昨日開催された新潟芝のレース上がり最速を出した馬の結果が下記です。

新潟
5R ケイツールピア🥉
6R ワオン🥉
9Rアウェイキング🥇
10Rノーブルクライ🥈
12Rオリアンメンディ🥈

どう感じましたでしょうか?
特にケイツールピア、ワオン、ノーブルクライは最終コーナーを10番手以降で通過した追込馬です。※12Rは千直のため脚質なし

上記より距離や展開、クラスに関わらず上がり最速が最重視すべきファクターであることが明らかです。

加えて、昨日だけの偶然という指摘に備えて反論を示しておきます。

新潟芝2000m過去3年分の脚質別実績

逃げ馬(3.5.7.42)  複勝率23.8%
先行馬(21.18.17.140)  複勝率28.6%
差し馬(20.24.20.190) 複勝率25.2%
追込馬(13.10.13.176) 複勝率17%

お分かりいただけましでしょうか?特異な数字であることを。現代競馬では前方好位につけた馬の方が圧倒的に馬券内確率が高いです。新潟芝2000mでは脚質による差が小さいどころか、逃げ馬より差し馬の方が優れた結果を残しています。

比較対象として新潟大賞典の裏開催であるNHKマイルの東京芝1600mの脚質別実績です。

逃げ馬(30.32.22.146) 複勝率36.5%
先行馬(98.81.77.561)  複勝率31.3%
差し馬(72.90.91.865) 複勝率22.6%
追込馬(31.26.42.890) 複勝率10%

やはりセオリー通り前に行くほど複勝率が上昇する結果となっています。
もうわかりましたよね?
新潟競馬場がいかに特殊な競馬場でであるかということを。

それでは新潟大賞典の出走馬の中から評価した馬の寸評を記していきたいと思います。

①ヨーホーレイク 現在2人気
故障のため長期休養していた馬ですが、復帰戦の前走で怪物プログノーシス、G1馬ドゥレッツァに次ぐ3着でした。4着馬に1.5馬身差を離した3着は評価上げれる内容だと思います。
故障前の日経新春杯では上がり最速を出しており勝ち負けできる人気馬だと評価しております。

④デビットバローズ 現在5人気
前走の大阪城Sで勝馬のステラヴェローチェとタイム差なしの2着。ステラヴェローチェが次走G1大阪杯で勝馬と0.1秒差の4着だったという結果を考慮すれば、負けて強しの内容だったと評価します。

⑦ノッキングポイント 現在7人気
3走前に同条件の新潟記念の勝馬。
元々、新馬戦の末脚で競馬会に衝撃を与えた馬で、新潟記念の際も左回りの直線の長い新潟競馬場への適正は見抜いておりました。近走の大敗で人気落ちしてるなら妙味あります。

⑨カラテ 現在10人気
個人的には鋭い末脚というイメージはない馬ですが、新潟競馬場への適正は抜群のようで一昨年の新潟記念、昨年の新潟大賞典の勝馬です。
近走は適正のないと見ている距離延長やダートを使われたことにより大敗して人気落ちしていますが、適正の高い新潟では期待できると評価しています。

⑪リフレイミング 現在6人気
前走の福島民報杯の勝ち方が衝撃的でした。
スタートで出遅れ後方からの競馬となったにも関わらず、最後の直線一気だけで勝利しました。鋭い末脚が武器な馬だけに新潟への適正も高いと評価しています。

⑮レーベルスティール 1人気
4歳の世代レベルについて詳しくは言及しませんが、デビューから全レースで上がり最速を叩き出しているこの馬を馬券から外すことはできませんでした。
海外帰りかつ人気馬ということで妙味は薄いですが抑えておくべき1頭だと評価しています。

馬券師という生き物は客観的根拠の有無はあれど、前にいける馬の方が馬券になりやすいというのは体感で認識しているはずです。
ですから逃げ先行馬の方が人気しやすく、差し追込馬の方が穴馬になりやすいです。
だからこそ後方馬が活躍できる新潟競馬場は妙味の厚いレースが多いので、人気に左右されず皆様が各々に強いと感じた馬を信じて馬券を組んでみてください。

以上、新潟大賞典の予想でした。

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