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遠ざかるシャバ3日目

長男療養開始から3日目。祝日。長男は熱が下がり、ニコニコ笑顔だ。
2日目と3日目、医療用の抗原検査で「陰性」が二回続けば、 濃厚接触者は日常生活に戻れる。

・寝食をともにしていない
・会話をするときはマスク(鼻がでちゃっている時もあったけど)
・徹底した感染対策(手洗いや消毒)

もクリアしていたので、明日からは私たち家族3人はシャバにもどる…はずだった。

朝起きたら、どうもノドがいたい。そして寒い。
「も、も、もしや私もコロナ…」
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。
心労がたまっただけ。うん、そう。自分に言い聞かせる。

昨日は抗原検査「陰性」を確認していた。
今日の抗原検査はまだしていない…
でも、もしコロナだったら、早い方がいい。
抗原検査をしていみる。「陰性」。
「は、はーん。やっぱりね。コロナじゃないね。風邪だね。喉風邪だ」

パブロンを飲んで、ソファにごろんとなる。
次男と『どらえもん新恐竜』を見る。
恐竜が鳥に進化したのはのび太のおかげ…という壮大なオチをみつつ、
何時間たってもソファから立ち上がることができない。おかしい、どうも体が…熱の予感。

いやいや体温計をとり測ってみる。やっぱりだ。熱だ。38度の熱がある。
病院に電話するも、午後は発熱外来をしていないらしく、明日来てといわれる。
「えい!抗原検査だ!もう一度だ!」
はっきりさせたい!抗原検査代なんて惜しくない!(本当は惜しい)
「私はコロナなの?コロナじゃないの?」
普段からあいまいなことはあいまいなまま終わらせたい性格だけど、こればっかりは、はっきりさせてほしい。

結果、医療用抗原検査「陰性」。
抗原検査(唾液)「陽性」

という超微妙な結末。今日した抗原検査3回。ぐうの音もでない。
「あなたのことは好きだけど、でも付き合えない」と好きな男子からいわれたような気持ちでモンモンとする。

とりあえず、シャバにはまだもどれそうもない。


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