Q:移転は難しいですか?A:少し大変ですがコツを掴めば不可能ではありません。
こんにちは、サロンビレッジです。公式LINE@をご登録いただき、誠にありがとうございます。
日頃、沢山のビューティシャンから「移転を考えているのですが、やはり難しいでしょうか?」「拠点は変えない方がベターですよね……」といったご相談をよくいただきます。
そこで今回は、実際に拠点を東京「立川」から「表参道」へ移した、ネイリスト・髙橋さんに実体験をお伺いします。
上記を深掘りしてインタビューしました。移転を考えているビューティシャンに、少しでも参考になれたら嬉しいです。
拠点を東京「立川」から「表参道」へ
──高橋さんが、東京の「立川」から「表参道」に移転されたとお伺いしています。勇気のいる決断だったと思いますが、その背景を教えてください。
サロンビレッジ・表参道店に来る前、正社員のネイリストとして、とあるサロンに勤めていました。
元々は渋谷でネイリストをしていましたが、立川店に異動となってしまって。
しかし、これまで渋谷を拠点にしていたこともあり、立川よりも渋谷の方が、自宅から通いやすかったのです。
また何より、私の得意な“ニュアンスネイル”や“シンプルネイル”は、より渋谷エリアの方に喜んでもらえるデザインでした。
「また渋谷エリアでネイルをしたいなあ」と感じ、思い切って拠点を変えることに。
独立し、サロンビレッジ・表参道店を選びました。
一番の不安は、やはり「集客」
──拠点を変えた当時の気持ちを、一言で表すと何でしょうか。
「不安」に尽きますね(笑)。
そして、サロンビレッジに来てまだ4ヶ月目なので、未だにその不安と共存しています。
──ずばり、一番苦労したことは何でしたか?
やはり「集客面」でしょうか。
これまで、“立川に来られるお客さまに向けた集客”を行っていたので、集客対象を“表参道に来られるお客さま”に、シフトしなければいけません。
Instagramなどのアカウントを、また一から育てる必要があったのです。
ありがたいことに、「表参道に移っても、髙橋さんに付いていきます!」とおっしゃってくれたお客さまもいらっしゃいます。
その言葉に救われたと同時に、申し訳ない気持ちもありましたね。これまで任せてくれたお客さまとのお別れは、後ろ髪を引かれる思いでした。
初月でも上手くいったのは“緻密なこだわり”にある
──現在の集客方法を教えてください。また、4ヶ月ほど運営してきて、気づいたことがあれば教えてください。
主に次のようなサービスを活用しています。
所感は「あれ思いのほか、初月でも大丈夫だった」でした(笑)。初月からの集客は難しいと考えていたので、目標を大幅に達成できて安心しました。
あれこれ試行錯誤した結果が出て、よかったです。
──集客面での不安を、どのように払拭したのでしょうか。運営上でのこだわりなどがあれば、教えてください。
一番は、「デザインの系統を絞ったから」だと考えています。具体的には、以下のように工夫しています。
一目で自分の専門性が分かるアカウントにする
ホットペッパービューティーやInstagramを中心に、私の得意分野である、“ニュアンスネイル”や“シンプルネイル”に特化した写真を投稿しています。
実際に「髙橋さんのデザインに一目惚れして予約しました」といった声が沢山届くようになりました。
──確かに、あえて“専門性”を絞ることで、私なら初見でも「髙橋さんのシンプルネイルなら間違えない」と感じると思います!
メニューを厳選する・値段も表記する
現在用意している、“新規のお客さま向けクーポン”はこちらになります。
選択肢が多いと混乱する可能性もあるので、あえて“厳選”しています。
さらに、値段表記もしている点もこだわりの一つです。
お客さま目線で考えた時に、DMでお問い合わせする手間って大変だと考えたのです。また、新規の方でもおおよその予算を把握できるので、安心感に繋がると思います。
拠点選びに大切な“フィーリング”と“客観性”
──では最後に、拠点を変えようと考えているビューティシャンに向けて、メッセージをお願いします。
私は、移転先を表参道にして、本当によかったです。自分の直感を信じ、一大決心した甲斐がありました。
やはり、自分のやりたいデザイン・専門性に合った環境はあると思います。
もしも「拠点を変えたい……」と考えているのであれば、ぜひ客観的にリサーチしてみてはいかがでしょうか。
私の場合、表参道に移ることを考えた時、「Instagramのハッシュタグ検索」でニーズを把握していました。
このように、一つひとつ疑問に感じたことを、自分なりに考え、試行錯誤してきました。
ぜひ、あなたのフィーリングを尊重しつつ、実現できるよう工夫を凝らしてみてください。
とは言っても、私もフリーランスになって4ヶ月目。不安はまだまだありますし、共存するものだと考えています。手を動かしながら、前に進んでいきたいです。
私の話が、少しでも参考になれたら嬉しいです。お読みいただき、ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?