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0051.鉄壁最強ペア

デュアルSIM.
俺は、iPhone 13 mini をデュアルSIM で使っている。デュアルSIM とは、ひとつの端末にふたつの SIM が設定されていて、ふたつのネットワークを確保している状態である。俺は、iPhone 13 mini に、 povo2.0 の nanoSIMカード と、LINEMO のデジタル eSIM を設定して、デュアルSIM にしている。

povo2.0.
povo2.0 は、KDDI および沖縄セルラーのオンライン専用キャリアブランドであり、ネットワークは KDDI。料金プランはなく、月額基本料 0円で始めることができる。トッピングと呼ばれる後付けオプションを購入することで、高速データ通信ができる。トッピング無しでもデータ通信はできるが、遅い。音声通話は 30秒ごと 22円の従量制となっている。既成の料金プランではなく、自分の使い方に合わせてトッピングを購入して使えるのがウリである。

データ通信トッピング.
使い放題(24時間) 330円.
1GB(7日間)   390円.
3GB(30日間)    990円.
20GB(30日間)   2700円.
60GB(90日間)   6490円.
150GB(180日間)12980円.
音声通話トッピング.
5分以内通話かけ放題 550円.
通話かけ放題    1650円.

povo2.0 は、180日間、トッピングの購入が無いと、利用停止後、契約解除に至る。ただし、期間内の音声通話と SMS の合計が 660円を超えている場合は、その対象とはならない。俺は、通話の従量制が嫌いなので、音声トッピングの「通話かけ放題 1650円」を、毎月自動で継続購入する設定にしている。なので、この ”180日間ルール” に縛られることなく利用できる。

LINEMO.
LINEMOは、SoftBank のオンライン専用新料金ブランドで、ネットワークは SoftBank。ミニプランとスマホプランのふたつの料金プランがある。
ミニプラン、 月額基本料 990円、 3GB のデータ通信付き.
スマホプラン、月額基本料  2728円、20GB のデータ.

音声通話は 30秒ごと 22円の従量制で、以下の定額サービスがある。
通話準定額、 月額 550円、一回 5分以内の国内通話が無料.
通話定額、 月額1650円、国内通話が制限なしで無料.
どちらも、LINEMO 契約から7か月目までは、550円引きとなっている。

音声通話は povo2.0、データ通信は LINEMO.
通話のデフォルトを povo2.0 にしておき、発信は povo2.0 の電話番号で発信。受信はどちらの電話番号にかかってきても受けられる。そして、通話かけ放題なので、音声通話は povo2.0 で決まり。データ通信は、LINEMO の基本料金に 3GB が付いているので、 LINEMO を使っている。

COVID-19パンデミック以前は、在籍しているパソコン教室の受講生向けのブログを書くのにコメダ珈琲を利用していた。公衆無線LAN は使わず、パソコンの通信を、スマートフォンのテザリング機能で利用していた。そのときでも月間通信量が 4~5GB で、いまは自宅なので 3GB あれば足りる。

もし、LINEMO の 3GB を超えるときは、povo2.0 の「1GB(7日間)390円」を随時購入すればいい。LINEMO にも「1GB(1か月)550円」という追加データもあるが、俺は povo2.0 の「1GB(7日間)390円」を選ぶ。

povo2.0 の請求に、ユニバーサルサービス料と電話リレーサービス料の記載が無かったので、povo2.0 ホームページで調べた。
『povo2.0プランはユニバーサル料金、電話リレーサービス料金はかかりますか? 2年前 更新.
トッピングの購入や従量通話など、他の請求がなかった場合を除き、ユニバーサル料金や電話リレーサービス料はかかります。ただし、当面の間はかかりません。』とのこと。

月2643円定額.
povo2.0 と LINEMO のデュアルSIM にしたことで、KDDI と SoftBank、2つのネットワークが使えて、片方がシステムダウンしても、もう片方が使える。そして、音声通話がかけ放題で定額、データ通信が定額で 3GB 使えて、月2643円の低定額である。これは俺的に、鉄壁最強ペアなのである。

これより、翌日3月14日の加筆。

単純に、povo2.0 も LINEMO ミニプランも、どちらも通話かけ放題 1650円、データ通信 3GB が 990円、合計 2640円である。ならば、低定額という部分だけを見ると、povo2.0 か LINEMO ミニプランのどちらか一方でいい。

しかし、そもそもデュアルSIM によってふたつのネットワークを確保するということが重要なのである。キャリアの通信障害リスク回避のための、デュアルSIM なのである。もともと povo2.0 を利用していたので、あとから LINEMO の SIM を増やして、そのミニプランを選択したのである。

「電話番号を変えずに、大手キャリアのネットワークのうちふたつを確保しつつ、月の料金を低定額で抑える」ことに成功したと、自慢しているのだ。

柳 秀三

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