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0024.デュアルSIM

2003年6月に、J-PHONE から au に乗り換えて20年以上、ずっと au ユーザーだった。2012年12月には、ケータイから Android スマートフォンに替えた。いまは iPhone 13 mini を使っている。キャリアは au から、同じ KDDI のオンライン専用キャリアの povo に移行して、いまは povo 2.0 である。この移行により通信費の料金月額がかなり下がった。

2022年7月に KDDI のネットワークに大規模な通信障害が起きた。俺は被害を受けなかったが、通信障害はこの先、どのキャリアでも起こりうる。なので、iPhone 13 mini をデュアルSIM にした。ふたつの回線を持つことは安心につながる。以前から「ひとつの端末でふたつのネットワーク」に興味があったので、このときは渡りに船だった。

メインであれサブであれ、俺は楽天モバイルや格安SIM を使うつもりはない。povo 2.0 の相方に選んだのは、SoftBank のオンライン専用キャリアの LINEMO である。KDDI のオンライン専用キャリアの povo2.0 をメインの回線に、SoftBank のオンライン専用キャリアの LINEMO をサブの回線にした。

povo2.0 を、nanoSIMカード にしている。povo2.0 は、月額基本料が 0円で、料金プランはない。データ通信がトッピングと呼ばれるオプションサービスになっている。月ごとに自分でカスタマイズができ、自分に合わせた使い方をできるのがウリになっている。音声通話は従量制だが、月額1650円の通話かけ放題トッピングを継続購入している。povo2.0 は、180日トッピング未購入の場合、契約解除になってしまうが、通話かけ放題トッピングを継続購入することによって、それを免れる。なので、povo2.0 の月額料金は、通話かけ放題 1650円+ユニバーサルサービス料 2円+電話リレーサービス料 1円で、定額 1653円となっている。

いっぽう、LINEMO はデジタルeSIMであり、ネット上の申し込みと端末の操作だけで完了する。スマホプランとミニプランのふたつの料金プランがあるが、俺は廉価なミニプランを申し込んだ。ミニプランは月額基本料 990円に、データ通信容量 3GB が含まれている。家の Wi-Fi を使うので、キャリアネットワークをほとんど使わず、3GB でまに合ってしまう。音声通話は従量制だが、povo2.0 が使えないときの緊急用なので使わない。なので、LINEMOミニプランの月額料金は、基本料 990円+ユニバーサルサービス料 2円+電話リレーサービス料 1円で、定額 993円となっている。

povo2.0 が 1653円、LINEMO が993円、合計料金月額が 2646円となる。そして、もし、LINEMO のデータ通信容量 3GB を使い切ったら、povo2.0 のトッピング 1GB(7日間)390円を適時購入する。パソコンのそとづかいで、iPhone 13 mini のテザリングを使ってインターネット通信をしても、+2GB の 5GB で収まると思う。そうなったとしても、2646円+780円で 3426円。音声通話の発信は povo2.0 の電話番号に固定しているが、LINEMO の電話番号に随時切り替えができるし、受信はどちらでも受けられる。

povo2.0 と LINEMO の 2回線を確保し、月額料金が合わせて 2646円の、定額というのは、かなりいいんじゃないだろうか。

柳 秀三

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