0052.TORQUE G06
ネットで、京セラ製の au スマートフォン、TORQUE G06 の存在を知ってしまった。昨年10月19日の発売だそうだ。俺は、そもそも軽薄短小機が好きである。なのに、重厚長大な TORQUE シリーズも気になっていた。TORQUE のウリはタフネス仕様である。それゆえに、スマホカバーが要らない。滑らないように、持ちやすいように、そんなふうにカバーやケースに悩む必要が無い。もし外殻が破損しても、別売りのカバーに自分で交換できる。そして、バッテリィも自分で交換できる。これが、TORQUE の魅力である。
G06 は 先代に比べ、縦が 13ミリ 短くなり、重さが14グラム 軽くなった。ありがたいことに、小さく軽くを、メーカーの京セラが頑張っているのだ。
さらに、マクロカメラが付いた。マクロカメラとは接写用のカメラのことである。俺は、iPhone 13 mini で公園の花にとまる蜂を撮ろうとしたが、接写撮影がまるでダメだった。なので、あと付けのマクロレンズを購入してみたが、装着が面倒だし、よく撮れなかった。
しかも、TORQUE G06 は、マクロカメラで撮った写真とメインカメラで撮った写真を、合成できるみたいなのである。カメラに関しては使ってみないと何とも言えないが、少なくとも iPhone みたいにカメラレンズが出っ張っていないのがいい。また、ワイヤレスのQi充電にも対応している。
TORQUE G06 が povo2.0 対応端末に加えられていることも知った。そして、SIMカードと eSIM のふたつの設定ができるので、いまの iPhone 13 mini と同じく、povo2.0 と LINEMO のデュアルSIM が可能なのだ。
さあ、困った。知ってしまったので困った。iPhone で、もう mini は出ない。どこのメーカーであれ、iPhone 13 mini サイズのスマートフォンを出すことはない。もっと小さなスマートフォンが存在するが、そういうのは眼中にない。そうなると、軽薄短小機を追い求めるのは、もうよしたほうが良いのかも知れない。iPhone 13 mini がダメになったときに、デカいスマートフォンをいやいや買うよりも、いま、俺がトキメク TORQUE G06 を、手に入れたほうが良いのかも知れない。
ともかく、実機を au ショップに見に行こう。
柳 秀三