ぺんぎんさんの投稿

どうも今晩は。
今回は自分をフォローしてくださっている「ぺんぎんさんの諦める事」について書いてみようと思います。

コメントにも書かせていただきましたが、諦める悪いこととは思いません。
これは実体験でちょっと重い話かも知れませんが、妻の病気についての話です。
妻は脊索腫(頭の腫瘍です)という病気を患い、手術でも全摘出できず、当時は近くに施設が無くて静岡の病院で入院しながら陽子線の治療をしたり、その影響で片方の鼓膜が破れてしまい、その後も投薬治療等をしながら生活をしていました。
その間に本人も色々悩んだ様で鬱状態になり、精神科にもかかる様になりました。
何年か後、今度はくも膜下を患い水頭症になり5ヶ月近く入院してしまいました。
寝たきり生活になり、Dr.からも施設に入れる事も考えた方がと言われた時に支えきれるのか大いに悩みました。そんな時に精神科のDr.から「旦那さんも潰れてしまっては元もこも無いよ、できる事だけ頑張れば良いんですよ。受け入れる事も大事な事ですよ。」と言われました。
なにがなんでも元の身体に戻すという気持ちは諦めて、自分のできる事を考える余裕ができた言葉でした。
正に肩の荷が降りた瞬間でした。
幸い、その後の手術と本人のリハビリの努力で車イス生活からは免れました。
今も精神科や脳外科、その他の科も通院はありますが家で生活しています。
自分も考え過ぎず、妻のフォローしながら生活しています。
もし身体を元に戻す事を諦める事ができなければ、共倒れだったかも知れません。
やれる事を一生懸命やって、試行錯誤をしても叶わない事はあります。
その時に諦める選択をする事はとても大事かと思います。
自分にとっては考え方を方向転換するという感じが、結果的に諦めると言う事になってるのかな。
長々と駄文を書いてしまい、申し訳ないです。
読んでいただいた方々がなにか感じてもらえれば幸いです。

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