ヘッドスパワイヤー

引越しする時に気持ち良さに負けて捨てられなかったヘッドスパワイヤー

あいつに頭を撫でられているようなあの感じ

醜いブスなのに認められたような気になるあの感じ

あったかすぎて目頭が熱くなるあの夜のような

恋愛もキスもあまいとかわかんない
少女なんだもん圧倒的に

まだなんにも味わっていない少女

純粋無垢というレッテルを自己顕示する

本当は醜くて穢れ物で脆くて今にも朽ち果てる寸前なのに

貴方にはどこまで朽ち果てたように見えているのか
あるいは綺麗な物に見えているの?

知りたい

でも本心を知るのは死ぬほど怖い

それが恋愛においての苦さなのか

怖いことからは目を逸らすしかない

だから今日も何も聞かずにただ腕の中の奥深くに居座って丸くなって眠りたい

ただそれだけ。

たまには恋愛ポエムを吐き出してみたくなったそんな夜。

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