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大学受験個別指導塾の塾長の目つきが一番変わった意外な話、息子が小2の時のクラスと担任

担任について

授業参観

  • 愛する一人息子wが小2の時の授業参観で、国語があった。名前をみてちょうだいという物語文だったと思う。内容については割愛。

  • 次々に黒板に書いていく担任。

あのー先生、漢字の書き順違いますが。
あのー先生、その文字低学年では視写しにくいんですが。

心の声

塾長との懇談

  • 息子の成育歴について、両親の子供へ教育観を聞かれていた時のある一話。

  • Nさん、やっぱりそう思いますか。私も子供の授業参観みていて、担任の授業レベルがここ数年下がってきている気がするんですよ。

  • はい、そう思います。だからって自分が授業したらまだ下手くそですから先生のこと言えないんですがwww。ただ、やっぱ、親は先生をプロとしてみるわけです。それで、は?なに?って。特にノートに視写する場合、あの文字じゃ視写しにくいんですよ。

「・・・指導する先生ってついているんですかね?」
「はい、指導教諭がいますが、学校を掛け持ちしていることが多く、つきっきりで授業をみてフィードバックしているわけではないです。ただこの新任の先生恵まれていて、去年担任だった先生が支援学級の担任になっているので、国算以外(この支援学級の児童は国算は支援学級で学習)はアドバイスしているはずです。その証拠に、板書計画はばっちり、遠くから見ても整っている、おそらくこのベテランの先生、指導教諭の指導によるものだろうと思います。」

塾長との懇談
  • 塾長の言いたいことは、きっと、最近の新採の教諭のレベルが下がってきている、その一因に、教員不足があり、少し前までは受からなかった学生が受かっている、ということなのだろうと思う。

「この授業をみて私は決意しました。学習は家でガッツリみるって。」
「小2と言えば、掛け算はハイライトですよ。このままじゃ、間違いなく単元が終わらない、音読、漢字ノート、プリント、この3点セットが毎日でるので家庭でガッツリやって忘れず提出。」
「Nさんはどのようなサポートをしました?」
「はい、うちは共働きなので、学童に預けてました。学童の先生が私の出身短大の先輩にあたる方で、若いころはw、臨採もしていたそうで教具とかいろいろ駆使して小1の頃からここは、という単元はかなりガツガツやって息子に教え込んで下さっているので、2年の時もガッツリしていただきましたよ。」
「もちろん宿題チェックは私がしてました。この二刀流でいきましたね。」

塾長との懇談
  • 特に担任が悪いわけでもないし、単に経験不足なだけ。

  • 九九は私が予想していたとおり九九チェックもなし崩しになった。家でガッツリ九九を覚えさせて先生にチェックしてもらいなさい、と言っても、なんやかんやでチェックはしてもらえなかった。まあ家庭でやっているからいいんだけれど。繰り下がりの引き算も同じ。

  • ただ、繰り下がりの引き算に関しては、学童の先生が教具でガッツリ息子に概念を教え込んで頂いたので、ひっ算のやり方だけ家庭で教えた。

小2の最初の学級懇談会

  • まず担任は自分の経歴から話した。県外の国立大教育学部の出身で、卒業後、高校受験の中3を教える塾講師になったこと。

私はますます確信した。九九を中心に家庭学習をガッツリやろうと。でないとこのタイプ、子供たちを制御できず単元が終わらない。高校受験の塾講師と小学低学年の担任は全く別物。私は小学校と中学校の両方の支援員としての経験があるがまるで文化が違う。どちらがいいというこはななく、個人の資質で校種の合う合わないがある、というのが私の考え。もちろん、どちらの校種にも合うという先生はたくさんいる、ガチで尊敬するwww最近そういう教諭が多いし、ほんと学校の先生って頭いいな、って思うwww

心の声2www

懇談会終了後。
「Nさん、ありがとうございました!」
「いえ、H君、まだ帰りの会終わってないのに突然ランドセルからって教室飛び出したんで、びっくりしちゃったんですよ」
「ね、先生、聞いたらね、帰る準備したから帰っていいと思ったらしくて。いや、H君、昨日も去年1年の時も帰りの会をして挨拶をして帰っていたはずだよ?なんで?と聞いたら、いやーそうだったかなーと不思議な顔をしたので、たまにあるじゃないですか、今まで出来ていたのに突然リセットされて違うことしだすって。だからそのパターンかなって思って。で、H君、帰りの会終わってないのに勝手に帰って、道の途中で車の事故に遭ったらどうするの?これからは帰りの会が終わってさよならの挨拶をしてから帰るんだよ、と言うと不思議な顔をしてましたが、まー突然かかわりの薄い〇〇君のお母さんが声かけてきてびっくりしたのかなって思いました。そして一緒に教室に戻ったんですよ。」
「ああそうでしたか。僕はH君が教室からいなくなったことも知らなくて、帰りの挨拶の時に二人が戻ってきたので、そこで初めて知りました。ほんとすみませんねえ。」
「いえいえ。先生のクラスは楽しいって息子言ってますし、これから経験積まれていい先生になると思いますよ!」

担任との会話

よくよく考えてみると・・・

  • 大学卒業したての臨採経験もない先生が担任に当たることもある。もうこれは、あまり言ってはいけないが、学習の面では最悪で、極端な事を言えば、教育実習生がそのまま1年間担任をするようなもの。

  • そして臨採経験もない大学出たばっかりの実習生のような先生に当たるクラスというのは、先生が学級経営しやすいように、それなりに学力が高く宿題忘れが少なく親は学校に協力的で何かあればすっ飛んでくるご家庭が多い、というか、クラス編成の時点である程度子供にも親にも問題がないそういう子が多く選ばれる。(もちろん全員が全員問題がないわけではない)これは私が学校に勤務して初めて知ったこと、だから担任が若すぎる場合は要チェックしている。といっても今は息子は高3なのでもうこれで終わりwww

  • そして小2の時のクラスは、他のクラスに比べてありとあらゆる競争で勝ちまくっている。これほどまでに勝ちまくったクラスは後にも先にも小2のクラスだけ。

  • 学力も、プールの宝探しも、クラス対抗リレーも、運動会も、学習成果発表会も、ありとあらゆる面で。何をさせてもずっと一位。

  • ここまで児童と家庭を選ばないと、新採の何の経験もない先生が低学年の担任になるというのは難しいのだろう。

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