フォローしませんか?
シェア
初めて傷口と傷口が触れ合ったとき その手で優しくそっと撫でてもらったとき 僕は安堵よりも…
※この記事はシェフの気まぐれで中身が育つかもしれません 仲良くしたいけど独りでいたい 逸…
カーテンの隙間から差し込む木漏れ日に照らされ、宙を漂う埃 白い吐息を置き去りに、ヘルメッ…
こたつで つま先とつま先がぶつかって あっ、幸せ
床や柱が軋む音にビビり怯えるくらいに日々に入り込んだヒビ 君の心の機微に一喜一憂し 一朝…
この地球に間借りして曲がり角で出会い わずかな間だけど同居してくれてありがとう 同郷の人…
雨ざらしの寂しいをほたらかしてたら いい塩梅で錆び付かせることができた 寂しさの経年変化は 決して劣化なんかではなくて 時と経験が醸し出すヴィンテージな味わい 孤独を丹田に据えながら 明鏡止水の喜び 雑踏と喧騒の深層から圧倒的な静寂を見出す 揺蕩う時の流れと ただただあるがままの わがままな自分 時分も忘却の遥か彼方 置き去りにした 独り研ぐ刀 錆びつき時に磨き上げる 己の一太刀
生えかけのヒゲのザラつき 青くなってたら嫌だなとイラつき 止まない眠気 病まない心が欲しか…
掠れた新聞紙とやれたジャンパーに染み付いたヤニの臭い どこの代物だかわからないナス紺のキ…
天井の板の木目がさ たまにマリア様に見える時ない? 天上のマリアじゃなくて 天井のマリアっ…
冷たい雨 底冷えがする ファインダー越しなら いつもの蛇口に洗い物が 情緒的な風景に感じる …
最初は日記を書こうと思ってたんだ 創作が楽しくなっちゃった ネタの捜索に奔走する毎日
この時期のコインランドリーが好きだ。 たっぷりの暖かい湿気にシャボンの香りが 乗っかって、…
道を挟んだ斜向かいから 男の人の叫び声がする 救われない、ここにも1人 何もしてあげられないし こっちも何もしてもらえない 三叉路の向こうから スナックの酔客の騒ぎ声がする こっちは足元を掬われそうだ 季節外れの金魚掬い 今日明後日昨日 上下前後不覚深くふらつく 方向もわからず咆哮がこだまする それぞれの夜 徒然とそれぞれの冬