8,19 champion

昨日キックボクシングの試合を見に行った。


今まで何度か一緒にトレーニングさせてもらっていたプロの選手が出場されるからだ。


席ってどのくらい遠いんだろう。

まず選手見えるんかな。

素人が行ってもわかるんかな。

って何にもわかんないまま応援しに行った。







人生で初めて人の試合を見て空気感に飲まれて、泣きそうになった。


家族や仲間が必死に声をかける姿に、

それを受けて戦う背中に鳥肌がたった。


戦うとはこういうことなんだって知った。


有名か無名かとか


勝率がどうとか関係なくて


一人一人に心を奪われた。


あんなふうになりたいって強く思った。




あとで知った。


自分が応援してる選手は一年前まで朝5時に起きて夕方まで働いていたらしい。


キックボクシングはまだお金的な部分が厳しくて、何年間も力仕事をして働きながら戦っていたらしい。


トレーニングは仕事が終わった夜の時間。

帰るのは12時くらい。

そこから寝る準備をして、また5時に起きる。

コンディション調整がほんとに難しかっただろう。

仕事が終わる頃には疲弊していただろう。

なのにその中でチャンピオンになった。


結局時間がないは言い訳なんじゃないか。

もちろんケアは大事だと思う。

だけど、それでもやっぱり1番はトレーニング量なんじゃないかと思った。


怪我しないためのトレーニング、

強化のためのトレーニング、

進化のためのトレーニング

全部合わせて必要。


やっぱり強い人は言い訳をしないのか。

自分は言い訳してばかりしていないか。

どうやったらあんな人になれる。

昨日初めてチャンピオンのチャンピオンたる所以を見た。









 

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