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私が好きなヨーロッパの小さな街々

200回以上のヨーロッパ渡航歴から小さいながら個性がある街をご紹介


パリやローマやウィーンといったヨーロッパを代表する大都市は確かに魅力がいっぱいです。

大都市だけあってどんな旅行者の要求にもほぼ応えるだけのキャパシティがあります。

個性的な街並み、由緒ある教会や壮麗な宮殿、時代を代表する個性派の建造物、一級の美術品を蒐集する美術館や博物館など、その上に美味しいレストランや音楽会などと最低でも4~5日の滞在をしないと一通りの観光はできません。

もし、2~3日の滞在では、まだ見残しがあって、また訪れたいと思うはずです。

しかし、こうした大都市でなくても、私の200回以上のヨーロッパ渡航歴から、小さいながら個性があって、見どころも多く、他の街とは違ってオリジナルをもった街があり、その記憶は、今でも私の脳裏にはっきり残っています。

そうした街々を特色別に分けて、ご紹介して参ります。

200回以上のヨーロッパへの渡航歴を申し上げましたが、その内の半分以上は、スペイン、イタリア、フランスで、どうしてもその3か国に偏ることをお許しください。


ご紹介したい街シリーズ


① 大都市のように何でも包含するキャパシティはないものの、小さいなら一度の訪問や短い滞在では見残しが多いと感じる街
クラコフ(ポーランド南部)、ボローニャ(イタリア中部)

② 街の中に時代が異なるものが共存し調和している不思議な街
スプリット(クロアチア)、アオスタ(イタリア北西部)、トレド(スペイン中央部)

③ 特異な地形を上手に使って年月をかけて個性的な景観とマッチした街
クエンカ(スペイン中央部)、グッビオ(イタリア中部)、ロンダ(スペイン南部)、ロカマドゥール(フランス南西部)

④ 有名観光地の陰に隠れてつい見逃してしまいますが、実は見どころ一杯の街
パドゥバ(イタリア北東部)、ルッカ(イタリア中部)

⑤ 坂があったり、運河が発達していたり、コンパクトで情緒たっぷりの街
ポルト(ポルトガル北部)、ザルツブルク(オーストリア)、ブルージュ(ベルギー)

⑥ 信仰者の息吹が感じられる圧倒的な宗教都市
シャルトル(フランスパリ近郊)、アッシジ(イタリア中部)、サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン北部)

⑦ スペイン、イタリア、フランス以外で印象に残った街
テュービンゲン(ドイツ南西部)、バンベルク(ドイツ中部)、ベリンツォーナ(スイス南部)、デルフト(オランダ)

⑧ 番外編 私の好きな大都市
イスタンブール(トルコ)、リヨン(フランス)

⑨ 番外編 私の好きな景観美
ドロミテ山塊(イタリア北東部)、ドルドーニュ川流域(フランス南西部)、地中海沿岸アンタルヤ西部(トルコ南部)、クリミア半島(旧ウクライナ)


鹿野眞澄

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