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髪に水分を与えて髪は本当に潤うのか❓髪の潤い、膨潤、濡れる。世間の勘違い。

空気中に水分量が多い時季になってきましたね。
☔️

ところで、よく美容師や美容専門家が

【髪に水分を与えて、潤わせるましょう❗️】

って投稿をよく観るのですが

長年、髪のダメージ研究をしているぼくには

ちょっと意味が理解できないんです、、、🤷

何でかと言いますとね、


はっきり断言しますが


髪は水分で潤っているわけではないんですね。


今回それについてなるべく簡単に説明しますね。


普段の生活を冷静に考えてください。

▪︎雨の日や湿気の多い日、湿度が高い環境の時って髪に水分を多く含みますが潤ってますか❓

▪︎お風呂から上がって髪を濡れっぱなしに放置して水分を含ませてますが潤ってますか❓

普通に髪広がりますよね❓ツヤもなくなってパサつきますよね❓さわるとザラついてますよね❓

要するに

髪は、水分を含むと細胞が膨潤(膨らむ)するんです。
髪は、水分を多く含ませると濡れるんです。



ただそれだけの事です。😀


トリートメント剤と言われている成分の中身が髪の栄養剤であれ何であれ水分なら同じ現象が起こります。


水分でタンパクの形状が膨潤し、歪みが生じるからザラついた質になり、歪みの影響で光が乱反射するからツヤもなくなるんです。


だから美容師さんは営業トークで
濡れた髪は乾かしましょうって言うんです。

そこだけの意味を抜き取れば正論なんです。

あ、、、

濡れた髪乾かした後
水分トリートメント入れて潤わしましょうって言う美容師さんもいるんだった💦

何だそれ、、、

どっちなんだ、、、この言葉の矛盾、、、💧


ヘアケア剤や一部のトリートメントについて軽くお話しします。

ヘアケア剤などに含まれる潤いのカラクリは
おおまかに
アミノ基やエタノール抽出法とかで抽出した天然エキスや水溶性ポリマーを含めた酸化しやすい物質に、
親水性と親油性を主体として過剰な使用量でなければ濡れずに膨潤を保つように調整されて、濡れる一歩手前の状態を作る事です。

中には、
➖(PH10、11)と➕(PH2から3)くらいの電解水を潤い最強と言ってしまうサロンもありますが、、、💧

結局、それに含まれる質感向上剤で
髪の栄養とか潤いキープと言ってしまえば良しとしている世界です。

多分、美容業界の都合上、今後何十年とこんな感じでしょうかね。😅

ぼくはやりませんが、、、

細かい説明は、専門的すぎてかなり長くなるので美容師さん向けに投稿やセミナーなどでお伝えさせていただきます。💦


では、

髪の潤いについて本当の事をお伝えしますね❗️

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