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無料で論文発表!オープンジャーナルおすすめランキング2024年4月版

初めに


科学者として論文発表は研究成果の発表として欠かせません!
しかし、オープンジャーナルが普及して投稿に費用が掛かるようになってしまいました。
私は化学をベースにする企業研究者です。今回は無料の投稿料のジャーナルを中心に紹介します。


投稿料の現状


オープンジャーナルとは無料でよむことができるジャーナル、費用は著者が負担します。
掲載料 (APC Article Processing Charge)を払います。
これがとっても高額。
ネイチャー、フロンティア、ACSだとおおよそ50万円弱必要です。
日本の文部科学省はこれを準備してくれていないと思います。
一方、無料といっても信用できるかが問題。
ハゲタカジャーナル(いい加減な審査で、業績にならない)もあるので。
今回調べた無料のオープンジャーナルが皆さんに役立つと思っています。


1位無料

ACS Central Science
インパクトファクター18.2
費用0
米国化学会(ACS)のフラッグシップジャーナル
これ載ったらすごいです。
利点はだめでもACSの別のジャーナルにおすすめされるところ(APCは高いです)

2位無料


Chemical Science
インパクトファクター8.4
費用0円
英国王立化学会(RSC)のフラッグシップジャーナル
載ったらかっこいい。

3、4、5、6.7位 


RSC Sustainability
RSC Pharmaceutics
RSC Applied Interfaces
RSC Applied Polymers
RSC Mechanochemistry

今年投稿するなら無料!!
新しいから無料。今がチャンス
信用できる学会誌
Open access payments, APCs and funding (rsc.org)

8位


Nexus
セルプレスの新ジャーナル
ここ高いから載せるチャンス。
Nexus: Cell Press
できたばっかりのジャーナル

9. 10, 11, 12位無料

Peer J Analytical chemistry
Peer J Inorganic chemistry
Peer J Organic chemistry
Peer J Physical chemistry
Peer J Material Science
PeerJ
無料にはびっくり!
本家のPeer Jは良心的なモデルを目指しているので有料になる前に!

新しくできたジャーナルが狙いめですね。
良心的な価格のジャーナルも紹介していきます。


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