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ブレインダンプのすすめ <Tips③For Profesionals> 

文章が進まない、手が止まる -そんな時に役立つのが「ブレインダンプ」です。もっとライティングスキルを磨きたいと感じている方のうち、特に本業が他にあってライターが本職ではない方にもおすすめの方法です。

ブレインダンプ とは?

「Dump」とは、重たい荷物を一度下ろすようなイメージです。頭の中にあるものを全て書き出す作業が「ブレインダンプ」です。エンジニアやプログラマーの方には、コンピュータ用語の「ダンプリスト」としても聞き慣れた言葉かもしれません。

私たちは無意識に、考える必要のないことに気を取られてしまい、集中力を欠くことがあります。空腹や疲労、失恋や心理的ストレスなどが原因なら対処も可能ですが、原因がはっきりしない「スランプ」のような状態では、自分でも説明がつかず、行き詰まることがよくあります。

ブレインダンプのやり方

スランプを抜け出すためには、まず頭の中にある不安や悩みを言語化することが重要です。以下の質問に対して、5〜10分で思いつくままに書き出してみましょう。

  • - 今の仕事や家庭で心配していることは何か

  • - 今の現状で不満な点はないか

  • - あなたが幸せを感じるときはどんな時か

  • - 欲しいと思っているもの、体験、知識は何か

  • - ○年後に未来に起こって欲しい事は何か

    (参考:『ライフハック大全 プリンシプルズ』堀正岳著)

この作業を行うことで、頭の中にあったモヤモヤが整理され、次に何をすべきかが明確になります。

ダンプリストを元に”やらないこと”を決め、人に言ってしまおう

ブレインダンプをした後は、「やらないこと」を決めましょう。重要なのはやること、ややりたいことを決めるのではなく、やらないことリスト作りです。(私自身、この方法でNoteがスムーズに書けるようになりました)

「やらないこと」を抽出し、周りに公言するのです。時には、自分の失敗談を「しくじり先生」のように語るのも効果的です。

ブレインダンプを何度か実践すると、ダンプされる内容はその時々で変わることにも気づくでしょう。その度に整理された考えの中から、さらにやらないことを決めていくのです。

目標達成までの時間を節約したい方は、メンターやライティングコーチに頼りましょう。自分の言葉で語ることで、自分自身への信頼も高まり、ライティングのエネルギーも自然と湧いてきます。


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