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俺の妹は超絶ブラコン



 俺は弓木○○。突然だけど、皆は妹は居ますか?俺には居るんですが、ちょっと俺への愛が強すぎるんです。まあ所謂、ブラコンってやつなんですけど・・・


○○:スゥ、スゥ・・・😴

🚪ガチャ

?:お兄ちゃん?

○○:スゥ、スゥ・・・

?:・・・ぐふふっ/////可愛いぃ🥰

📱カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ

?:はぁ~🥰普段はカッコいいお兄ちゃんの寝顔、可愛すぎぃ💕でへへ/////お兄ちゃんフォルダが増えたぁ🥰

○○:何が増えたって?

?:ひゃあっ!お、お兄ちゃん!?い、いつから起きてたの?

○○:ぐふふっ、可愛いぃ!ぐらいかな?

?:最初からじゃん/////もう!声かけてよ!

○○:ごめんごめん。でも奈於?いつも言ってるでしょ?勝手に写真撮るなって。

奈於:だって・・・

○○:ほら。朝ご飯食べるよ。

奈於:はーい!ギュッ

○○:・・・

奈於:でへへ😍お兄ちゃんの腕カチカチ💕

○○:・・・

 リビングに降り、両親と朝ご飯を食べる。

奈於:お兄ちゃん、あーん💕

○○:・・・自分で食べるよ?

奈於:え・・・私のこと嫌い?

○○:そうは言ってないよ。

奈於:じゃあ食べて。あーん💕

○○:・・・あーん。パクッ👄モグモグ

奈於:美味しい?

○○:うん。美味しい。

奈於:えへへ/////口に合って良かった。

○○:・・・奈於が作ったの?

奈於:ううん。作ってないよ?

○○:ガクッ

奈於:?

○○:めっちゃ、私が作りました感出してたのに・・・

奈於:えへへ。じゃあ明日のお弁当は私が作るね!

○○:そう?じゃあ、お願いしようかな。

奈於:やったーー!良いよね、お母さん!

母:ふふっ。良いわよ。

奈於:やったね。(心:それで私がお兄ちゃんの胃袋を掴めれば、そのまま結婚とか・・・)


奈於の妄想💭



○○:奈於。愛してるよ。

奈於:お兄ちゃん💕私も、愛してるよ。

○○:奈於。結婚しよう。

奈於:お兄ちゃん・・・うん!する!

○○:奈於!

奈於:お兄ちゃん!

ギュッ

○○:奈於💕

奈於:お兄ちゃん💕んーーーっ😚


現実


奈於:んーーーっ😚んぐっ。

母:何を想像してるのよ。

奈於:はっ。むぅ~😡あれっ?!お兄ちゃんは?!

父:歯を磨きに行ったよ。ところで奈於?○
○にお弁当作るなら、お父さんにも・・・

奈於:もう歯磨き?!私も早く食べないと。

父:・・・無視された・・・ママぁ・・・

母:パパ、ドンマイ。明日は、パパの大好物だけを入れてあげるから。ね?

父:ママ・・・君と結婚して良かった。いつもありがとう。

母:ふふっ。こちらこそよ。

父:ママ💕

母:パパ💕

父:可愛いよ💕ママ💕

母:カッコいいわよ💕パパ💕

両親:チュッ💏

父:ふふっ。プルプルだね、ママの唇💕

母:パパの唇もね💕

両親:チュッ💏

奈於:むぅ~😡(心:お父さんもお母さんもズルい!私だってお兄ちゃんとチューしたいのにぃ・・・私のファーストキスはお兄ちゃんとぉ・・・でへへ/////)

○○:奈於?

奈於:ひゃあっ!お、お兄ちゃん/////

○○:早く食べないと、遅刻するよ?

奈於:へ?・・・ヤバっ!急がないとぉ!

○○:父さんもそろそろ・・・

父:ママ💕

母:パパ💕

○○:はぁ~・・・二人とも🙂💢

両親:ゾクッ

○○:いつも言ってるよね。奈於の前で過度なイチャイチャはしないでって。

両親:ビクビクッ はい。

○○:何回言えば分かるのかな?

両親:すいません。

○○:だいたい、父さんも母さんも・・・ペチャクチャペチャクチャ

奈於:怒ってるお兄ちゃんもカッコいい💕私もお兄ちゃんに叱られた~い💕

○○:ペチャクチャペチャクチャ👄分かった?

両親:・・・はい。もう二度としません。

○○:前もそう言ったよ。お二人さん。

両親:・・・

○○:まあいいや。ほら、父さんは出社の準備して。急がないと遅れるよ。

父:誰の所為だと思って・・・

○○:なんか言った?🙂💢

父:いえ!なんでも無いです!準備して来まーす!

○○:はぁ~・・・まったく・・・奈於も早くしな。先に行っちゃうぞ。

奈於:え!?それは嫌っ!

○○:じゃあ早く準備して。

奈於:はい!

○○:・・・(心:普通にしてれば可愛いんだけどなぁ・・・)ふふっ。


奈於side


 私は弓木奈於。見ての通り私には、カッコいい彼氏、になる予定の(なりません)お兄ちゃんが居ます。お兄ちゃんは、凄くカッコいいんです。怒ってる顔も笑ってる顔も、声もカッコいいし、体も筋肉質。もう全部がカッコいいんです。あ、因みに、私の将来の夢は、お兄ちゃんのお嫁さんです💕でへへ/////

○○:奈於。準備出来た?

奈於:うん!バッチリ!

○○:じゃあ行くよ。

奈於:はーい!いってきます!

○○:いってきます。

両親:いってらっしゃい。

父:僕もそろそろ行くよ。

母:ええ。いってらっしゃい、パパ💕

父:いってくるよ、ママ💕

母:チュッ

父:あ、会社行きたくなくなった。

母:え?もう、パパったら/////ふふっ。☺いってらっしゃい。

父:いってきます。

両親:チュッ💏


通学路


奈於:お兄ちゃんっ💕ギュッ

○○:奈於、離れて?

奈於:でへへ/////やだ。ギューーッ😌スリスリ ん~~~ふふっ。

○○:まったくもう・・・

 お兄ちゃんの腕に抱きついて歩く。これが通常運転。

?:おーい!○○ー!奈於ちゃーん!

二人:?

奈於:げっ!

?:おはよう二人とも!

○○:おはよう。美月。

 この人は山下美月。お兄ちゃんに付き纏う女狐です。(○○の同級生。)

美月:相変わらず仲良しだねぇ。

奈於:ふふふっ。そうでしょうそうでしょう。

○○:なんでドヤ顔してんの?

美月:ふふっ。でも、兄妹じゃ結婚出来ないけどね。

奈於:!?ぐぬぬぬっ!シャーーっ!

○○:なんで威嚇してんの。

奈於:ガルルルルぅ!

○○:な、奈於?顔怖いぞ?

奈於:ワンッ!

美月:ふふっ。奈於ちゃん可愛い!

奈於:!?ほ、褒めてもお兄ちゃんは渡さないですよ!

美月:遅かれ速かれ私のものになるから大丈夫だもん。

奈於:なっ!?ぐぬぬぬっ!お兄ちゃん!行こう!

○○:あ、お、おう・・・悪い美月。また後で。

美月:うん!

奈於:・・・むぅ~😡(心:お兄ちゃんは絶対渡さないんだから!)


○○side
学校・○○の教室


奈於:んふふ/////

クラスメイト:・・・

 奈於は俺の足の上に座っている。

○○:奈於?

奈於:なーに?

○○:・・・教室に行きな?

奈於:・・・お兄ちゃんは、私と一緒に居たくないの?

○○:え?

奈於:私のこと嫌い?🥺

○○:うぐっ。そんな顔で見るなよ。また昼休みにおいで。一緒にお弁当食べよ?

奈於:😀ホント?

○○:ホントだよ。

奈於:えへへ/////お兄ちゃん大好き💕ギューーッ

○○:でも、授業をサボっちゃうような子は嫌いかなぁ。

奈於:え?嫌い・・・やだっ!嫌いにならないでっ!

○○:じゃあちゃんと授業受けて?ね?

奈於:でも、勉強苦手だし・・・

○○:だからこそだよ。大丈夫。奈於はやれば出来る子だって、お兄ちゃんは知ってるから。

奈於:お兄ちゃん・・・じゃああ/////頭撫でて?お兄ちゃんに頭撫でてもらえたら、頑張れるから。

○○:奈於はやれば出来る子。兄ちゃんが言うんだから間違いナシ!ナデナデ👋

奈於:えへへ/////

○○:これで頑張れる?

奈於:うん!/////

○○:じゃあ、いってらっしゃい。

奈於:えへへ。いってきます!

🚪ガラガラ

康司:やあやあ○○君。

○○:なんだよ康司。気持ち悪ぃなぁ。

康司:失礼だな。にしても○○。奈於ちゃんってやっぱ可愛いよな。俺、告白してみよっかな。

美月:止めといた方が良いよ。どうせ振られるんだから。

康司:なんだよ山下。

美月:それより、ねぇ○○。今度の土曜日って空いてる?もし良かったら・・・

○○:ごめん。その日は予定が有ってさ。

美月:ううん。気にしないで。因みに、予定って?

○○:今度の休み、三連休じゃん?

美月:うん。

○○:それで、従姉が結婚するんだ。その結婚式に出ることになったんだよ。もともとは両親だけの予定だったんだけど、昔いっぱい遊んでくれたからって事で、俺と奈於も行くことになったんだ。

美月:結婚式か・・・良いね。おめでとう。

○○:ありがとう?

康司:なんで○○がありがとうって言うんだよ。

○○:なんか、反射的に。

康司:なんだそりゃ。まあ、いいや。よし!俺は今日、奈於ちゃんに告白します!

○○:兄の前でよくそんなこと言えるな。

康司:な?良いだろ?

○○:別にダメとは言ってないだろ。まあ頑張れ。

康司:おう!


奈於side・奈於の教室


奈於:ん~~🥰へっへっへっ/////ぐへへ🤤

クラスメイト:・・・

?:奈於ちゃん、今日はまた一段と浮ついてるね。ね、まゆたん。

真佑:うん。

真佑:まあ、お兄さんの事だろうけどね。私は一人っ子だから分かんないけど、かっきーもあんな感じ?

遥香:ううん。私はそこまで。

奈於:ヘヘヘ🥰

(○○:ナデナデ👋)

奈於:ぐへへ🤤お兄ちゃん💕もっとぉ💕ぐへへ🤤

真佑:あそこまでいくと、もうただのヤンデレだよ。

遥香:アハハ😅でも、あの一途な所は尊敬するよ。

真佑:まあね。

奈於:お兄ちゃん・・・会いたいよぉ・・・

真佑:さっきまで一緒に居たんじゃないの?

奈於:だってぇ・・・今こうしてる間にも、女狐とか害虫がお兄ちゃんを・・・あぁ~!

遥香:だ、大丈夫だよ。基本的に授業中は安全だと思うよ?

真佑:そうそう。気にしすぎ。

奈於:・・・そもそも私、お兄ちゃんに、一分おきに引っ付かないと生きていけないの。

二人:・・・

奈於:あぁ・・・お兄ちゃん不足だぁ・・・そうだ!こういう時は・・・スマホのお兄ちゃんフォルダで・・・📱ジーーッ👀ぐへへ🤤お兄ちゃ~ん💕わぁ~・・・お兄ちゃんがいっぱい居るぅ💕でへへ/////全部カッコいい💕

二人:・・・

奈於:お兄ちゃん💕私ぃ、頑張るね!チュッ👄ぐへへ🤤お兄ちゃんとキスしちゃったぁ💕

真佑:どうしようかっきー。奈於がどんどんヤバい方向に・・・

遥香:・・・

真佑:かっきー?

遥香:奈於ちゃん・・・可愛い。

真佑:・・・かっきー!しっかりして!

🚪ガラガラ

担任:ホームルーム始めるぞ。ん?弓木はどうしたんだ?

奈於:お兄ちゃんとキス/////ぐへへ🤤

真佑:いつものお兄ちゃんラブです。気にしないで下さい。

担任:そ、そうか・・・じゃ、じゃあ始めるぞ。

 そして昼休み。私は、愛しのカッコいいお兄ちゃんに会いに行った。

奈於:お兄ちゃん💕ギュッ😌スリスリ

○○:奈於?ご飯食べないの?

奈於:今は充電が先なの💕奈於の充電は、現在、20%です。充電完了まで、後、一生分の時間が必要です💕

○○:一生分!?

奈於:ぐへへ🤤これでお兄ちゃんと、永遠に一緒・・・でへへ/////

○○:・・・

康司:ねえ奈於ちゃん。ちょっとお話良いかな?

奈於:なんですか?

康司:今日の放課後って、時間ある?

奈於:放課後ですか?放課後は・・・あ、お兄ちゃんとお家に帰ります!

康司:そのさ、帰る前に時間もらえないかな?

奈於:?お兄ちゃん・・・

○○:行っておいで。待っとくから。

奈於:うん。じゃあ、ちょっとだけなら。

康司:ありがとう!

奈於:いえ!

○○:奈於、お弁当食べよ?

奈於:充電まだ終わってないもん・・・

○○:そっか・・・残念だなぁ・・・奈於とご飯食べれるって、楽しみにしてたんだけどなぁ・・・

奈於:今すぐ食べよう!

 お弁当を出して、二人並んで座り、一緒に食べる。

奈於:お兄ちゃん💕あーん💕

○○:あーん。モグモグモグモグッ

奈於:どお?美味しい?

○○:うん。美味しいよ。

奈於:えへへ。お兄ちゃん💕私にもあーんってして?

○○:分かったよ。はい。あーん。

奈於:あーん💕モグッモグッモグッモグッ

○○:美味しい?

奈於:うん!えへへ/////

○○:?どうした?

奈於:ううん!なんでも!(心:なんか、恋人みたい・・・えへへ/////)

○○:ところで、授業は頑張れた?

奈於:うん!ちゃんと授業受けたよ!

○○:ふふっ。なら良かった。ナデナデ👋

奈於:!?・・・/////


康司:奈於ちゃんの○○愛も凄いけど、○○もなかなかだよな。

美月:うん。はぁ~・・・私もナデナデされたい。

康司:○○に?

美月:うん。

康司:妹vs同級生。三角関係の行方は。的な?

美月:・・・

康司:無いな。

美月:無いね。


○○:早く食べないと、昼休み終わっちゃうぞ?

奈於:うん/////お兄ちゃん。

○○:ん?どうした?

奈於:モジモジ/////あの、ね?午後も頑張れるように、もう一回、頭撫でて?

○○:・・・午後も頑張れ。ナデナデ👋

奈於:えへへ/////うん!頑張る!

○○:🙂じゃあ、早く弁当食べよう。

奈於:うん!

 昼休みが終わり、午後の授業を終えて放課後。私は康司さんと会っていた。

康司:ありがとね。来てくれて。

奈於:いえ。それで、話って?

康司:俺、奈於ちゃんの事が好きです。良かったら俺とt・・・

奈於:ごめんなさい。私・・・お兄ちゃんにしか興味ないんです💕さようなら。ダッ🏃💨

康司:あ・・・はぁ~・・・

美月:やっぱり振られたね。

康司:居たのかよ。

美月:うん。

康司:脈無しだったよ。

美月:ドンマイ。

康司:はぁ~・・・


○○の教室


奈於:お兄ちゃん💕ギュッ

○○:おかえり。終わった?

奈於:うん!お兄ちゃん帰ろ?

○○:おう。


帰り道


奈於:でへへ/////

○○:奈於はさ。

奈於:?

○○:俺のこと好き?

奈於:うん!大大大大大大大大大大好き!

○○:そっか。・・・俺もさ。そろそろ、進路を考えないといけないんだ。俺は、東京の大学に行く。

奈於:え・・・東京・・・?

○○:うん。

奈於:東京・・・それって、引っ越すって事?

○○:うん。家を出ることになる。

奈於:・・・(心:東京・・・家を出る・・・てことは、お兄ちゃんとはお別れってこと?いやだ・・・そんなの・・・)イヤだ!お兄ちゃんと離れて暮らすなんてやだっ!

○○:奈於・・・

奈於:ギュッ😢私も一緒に行く。

○○:無理に決まってるだろ?

奈於:じゃあ東京には行かないで。

○○:奈於。

奈於:私と一緒に居てよ。

○○:ごめん。もう決めたんだ・・・父さん母さんにも話したし、先生達にも。今更止めるのは無理なんだ。

奈於:・・・バカ・・・

○○:奈於?

奈於:お兄ちゃんのバカっ!もう・・・何処にでも勝手に行けば!

○○:奈於・・・

奈於:お兄ちゃんなんて・・・大っ嫌いっ!

○○:・・・

奈於:ダッ🏃💨

○○:奈於っ!


自宅・奈於の部屋


奈於:・・・グスッ

母(🚪越し):奈於?どうかしたの?

奈於:・・・

母(🚪):もしかして、○○の大学の事、聞いたの?

奈於:・・・お母さんは知ってたんでしょ?

母(🚪):うん。

奈於:・・・なんで止めなかったの?

母(🚪):子供が決めたことを止めさせるのは、親としてやってはいけない。だからよ。

奈於:・・・私も一緒に行きたい・・・

母(🚪):それは無理って、○○に言われたんでしょ?

奈於:・・・

母(🚪):○○のことが好きなら、応援してあげないと。

奈於:分かってるよ、そんなこと・・・でもやっぱりお別れなんてイヤだ。

母(🚪):奈於。そんなに会いたいなら、会いに行っちゃえば良いのよ。もちろん、週に一回とかにはなるけどね。

奈於:会いに行く・・・そっか・・・お母さん。

母(🚪):何?

奈於:私・・・お兄ちゃんを応援する!

母(🚪):ふふっ。うん。でもその前に、ちゃんと謝りなさいよ。どうせ、なんか色々言っちゃったんでしょ?

奈於:うん・・・

母(🚪):仲直りしてね。

奈於:うん!

 それから私は、玄関に座って、お兄ちゃんの帰りを待っていた。

奈於:お兄ちゃん遅いなぁ・・・あれから2時間も経ったのに・・・何か有ったのかな?

○○:奈於。

奈於:あ、お兄ちゃん・・・お、おかえり。

○○:ただいま。

奈於:お兄ちゃん・・・その、ごめんなさい!さっき、あんな事言っちゃって。

○○:🙂気にしてないよ。ナデナデ👋

奈於:ホント?嫌いになってない?

○○:大丈夫だよ。

奈於:お兄ちゃん!ギュッ

○○:🙂ナデナデ👋よしよし。奈於。俺のこと、応援してくれる?

奈於:うん!応援する!離れるのは寂しいけど、毎日電話すれば大丈夫だし!

○○:毎日は多くない?

奈於:え・・・お兄ちゃんは、私と電話するの、イヤ?

○○:うぐっ。イヤじゃないけど・・・

奈於:お兄ちゃん、ダメ?

○○:・・・分かった。毎日出来るかは分かんないけど、極力電話するよ。

奈於:😀やった!お兄ちゃん大好き!

○○:ナデナデ👋

奈於:えへへ/////

 こうして私達の、短い短い兄妹喧嘩が終わった。そして半年後。お兄ちゃんは大学受験に合格、明日出発する。


○○side


父:いよいよ明日か。

○○:うん。俺をここまで育ててくれてありがとう。

母:ふふっ。大袈裟ね。

○○:父さんも母さんも言うこと聞かないし、イチャイチャばっかりして面倒くさいときも有るけど、そういうのも含めて俺達弓木家だから。これからも今のままで居てね。

両親:うん。

○○:まあでも、イチャイチャは程々にね。

両親:はーい。

○○:で、奈於は?

母:自分の部屋に居るわよ。

○○:そう・・・

母:後で覗いてみてくれる?

○○:分かった。じゃあ、お風呂入ってくるよ。

母:分かった。

 それからお風呂に入り、自室に戻った。それから少し時が経ち、奈於の部屋を覗こうとしたとき、自室のドアがノックされた。

○○:はーい?

奈於(🚪):お兄ちゃん・・・奈於だけど、入って良い?

○○:良いよ。

・・・🚪ガチャ

○○:あ、お風呂入ったんだ?

奈於:うん。

○○:・・・どうかした?

奈於:・・・

○○:🙂奈於。

奈於:・・・

○○:父さん達の事うざいって思ったら、いつでも言えよ。

奈於:・・・うん。

○○:勉強もしっかりやること。でも、遊ぶときはちゃんと遊ぶこと。時には息抜きも大事だからさ。分かった?

奈於:・・・

○○:・・・大丈夫!奈於はやれば出来る子だって、お兄ちゃんは知ってるから。

奈於:あ・・・それ・・・前にも、言われた気がする。

○○:うん。俺も言った気がする。

二人:・・・ふふっ。

奈於:・・・お兄ちゃん。

○○:ん?

奈於:モジモジ/////きょ、今日・・・一緒に、寝たい・・・

○○:・・・

奈於:ダメ、かな?

○○:🙂おいで?

奈於:・・・トコトコ🚶‍♀

○○:ギュッ

奈於:お、お兄ちゃん/////

○○:ん?イヤだった?

奈於://///イヤじゃないもん・・・

○○:ふふっ。ナデナデ👋

奈於://///

 奈於を胸元に抱き寄せ、頭を撫でる。

奈於://///お兄ちゃん、あったかい。

○○:🙂奈於。

奈於:・・・お兄ちゃん。向こうに行っても元気でね。

○○:うん。

奈於:必ず毎日電話してね。私からもするから。

○○:えぇ~、どうしようかなぁ?

奈於:むぅ~😡絶対だよ!

○○:はいはい。

奈於:それから、ゴールデンウィークとお盆とお正月、私の誕生日の時は、絶対帰ってきてね。

○○:アハハ。分かったよ。

奈於:絶対だよ!

○○:分かったってば。

奈於:それと・・・

○○:?

奈於:か、彼女とか、作らないでね。

○○:ふふっ。ヤキモチ?

奈於:この世で一番お兄ちゃんを愛してるのは私だもん/////

○○:そっか。ありがとね。奈於。ナデナデ👋

奈於:えへへ/////お兄ちゃん。

○○:ん?

奈於:今夜は、ずっとこのままで良いかな?

○○:良いよ。奈於が喜ぶなら。

奈於:うん/////

○○:🙂おやすみ。奈於。

奈於:おやすみ。お兄ちゃん・・・スゥ、スゥ、スゥ、スゥ・・・

○○:🙂ナデナデ👋

 こうして夜は明けていった。そして、1年後。

奈於:えへへ/////お兄ちゃん💕ギュッ😌スリスリ😍

○○:奈於?離れてくれない?

奈於:やだっ!

○○:まったく・・・変わんないな、奈於は。なんか、安心するよ。

奈於:えへへ/////

○○:というわけで、離れて?

奈於:やだっ!絶対離れないからね!

○○:えぇ~・・・

奈於:今年のお正月、帰ってこなかった。だから絶対絶対、ぜーったい!離れないから!

○○:・・・ごめんな。帰ってこられなくて。

奈於:・・・ううん。私の方こそごめんなさい。お兄ちゃんは帰ってこようとしてたんだもんね。台風の所為で帰ってこれなかっただけだもんね。

○○:・・・🙂奈於。明日、二人で出掛けようか。

奈於:え?えぇ~!?そ、それって・・・ででででで、デート・・・って事?

○○:そうだな。デートだ。どうかな?

奈於://///行きたい!

○○:じゃあ決まり。

奈於:えへへ。お兄ちゃんとデート・・・んふふっ/////

○○:?ふふっ。ナデナデ👋

奈於:お兄ちゃん💕ギュッ

○○:やっぱり離してくれないの?

奈於:うんっ💕一生離さないからっ💕

○○:・・・お手柔らかに。

奈於:えへへ💕お兄ちゃんっ💕

○○:うん?

奈於:だーーーーーーい好きっ💕

 いま私は、お兄ちゃんと同じ大学に行きたくて、勉強を頑張っている。お兄ちゃんと一緒に暮らすために。だから待っててね💕お兄ちゃん💕





end








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