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第2話 果たして彼等も復活してるのか


 俺の名は泊祐次。かつて仮面ライダーとして、特状課の仲間達と共に、機械生命体・ロイミュードと戦った。ロイミュード108体を撲滅し、特状課は解散。それぞれ別の道を歩み始めた。かに見えた。だが、撲滅した筈のロイミュードが復活した。これが何を意味するのか、まだ誰にも分からない。今言える事はただ一つ。俺達には、最大の仲間、ベルトさんが居ないという事だ。



二人:ハアーーッ!ハッ!

ロイミュード:くっ!ハッ!

マッハ:よっと!

ゼンリンシューター!

マッハ:ハッ!

ロイミュード:くっ!

マッハ:ハアッ!

ロイミュード:グアッ!

ドライブ:ふっ!ハッ!

ロイミュード:ぐっ!

ドライブ:ふっ!ハッ!ハアッ!

ロイミュード:ぐっ!グアッ!ウアッ!おのれ・・・ハアッ!

ドライブ:ふっ!ハッ!

マッハ:ハアッ!

ロイミュード:ぐっ!グアッ!チクショー!

ドライブ:ハアーーッ!

ロイミュード:グアーーッ!くっ!はっ!

ドライブ:また逃げる気か!剛!

マッハ:オッケー!

シグナルバイク!
シグナルコーカン!トマーレ!

マッハ:ハッ!

ロイミュード:くっ!何!?う、動けねぇ!

シグナルバイク!ライダー!マッハ!

マッハ:ハッ!

ロイミュード:グアッ!

ドライブ:決めるぞ、剛!

ヒッサツ!フルスロットル!デッドヒート!

マッハ:オッケー!

ヒッサツ!フルスロットル!マッハ!

二人:ふっ!

ロイミュード:マズい!

二人:ハアーーーーッ!

ロイミュード:グアーーーーッ!

 ロイミュードを倒し、コアを破壊した。

二人:ふぅ~。

マッハ:オーバーヒートする前に倒せて良かったね。

ドライブ:ああ。

オツカーレ!

剛:コレで二体目か・・・

祐次:まだ先は長いな。ん?うわっ!

ピキーン💥

祐次:え?

剛:はい?

祐次:・・・壊れた!?え、なんで!?ねぇ剛!壊れたんだけど、なんで!?

剛:いや!俺も分かんないよ。なんで?

祐次:・・・りんなさーーーーん!


特状課


祐次:どうですか?壊れた原因、分かりますか?

りんな:うーん・・・詳しい理由は分かんないけど、デッドヒートの強大な力に耐えられなかったのかもしれないわね。

祐次:はぁ~、コレで結局、元に戻ったわけだ。

姫奈:仮面ライダーは剛一人。って事ですね。

祐次:あ、でも、チェイス用のベルトなら使えるかも。

剛:一応、それで試してみる?

祐次:ああ。それでも駄目な時は、頼むな。

剛:ああ。

祐次:りんなさん。

りんな:なに?

祐次:姫奈用に作った、キック力増強シューズ。まだ有りますか?

りんな:え?えぇ、有るけど。

祐次:いざという時、俺を止める為に必要だと思うんです。

りんな:成る程。すぐ準備するわ。

祐次:姫奈、頼むな。信じてるぜ。

姫奈:分かりました。

剛:☺️(心:やっぱり良い画だね。二人は。)

現八郎:それにしてもよ。なんでロイミュードは復活したんだ?

全員:・・・

祐次:それは俺も気になってました。ロイミュードが復活したのには、何かしらの理由が有るはずです。

剛:でも、誰が復活させたんだろうね。

りんな:ロイミュードを復活させられる人間は限られているわよ。

祐次:ああ。可能性が高いのは・・・"蛮野天十郎"・・・

全員:!?

剛:そんな訳無いじゃん。蛮野はあの時、確かに倒した。ベルトも破壊したし、生きてるとは思えない。

祐次:ああ。でも、他に考えられないだろ?

りんな:確かにね。

祐次:もちろん、蛮野本人って可能性も有るけど、蛮野の意志を継ぐ者、って可能性も有る。

現八郎:どちらにしても、厄介者なのは間違いないだろうな。

祐次:ですね。

剛:・・・蛮野・・・

 蛮野天十郎。

 かつて、ゴルドドライブとして、俺達と戦った。奴の目的は、全人類のデータ化とナンバリングによる支配。だが、俺達仮面ライダーと、ロイミュードの幹部達と協力して、奴の野望を阻止。最後は剛によって倒された。


祐次:とりあえず今は、現れたロイミュードを倒していくしかないと思います。

純:そうですね。泊ちゃん、剛君。そしてみなさん!宜しくお願いしますね。

全員:はい!


 そして、それから一週間。特にロイミュード事案発生の通報は無かった。


祐次:不思議だな。ここまでロイミュードが動いてないって。

姫奈:はい。何か有るんでしょうか。

剛:逆に怖いよね。この静けさが。

三人:・・・

りんな:三人とも!ロイミュード事案、発生よ!

三人:!?了解!

祐次:噂をすればなんとやら。行くぞ!剛!姫奈!

姫奈:はい!

剛:オッケー!

 すぐさま出動した。そして、現場には、ロイミュードが居た。それも・・・"進化体"のロイミュードが。

祐次:彼奴、進化体だ!

姫奈:はい。しかも、ボルトです。

ボルト:久しぶりだね、仮面ライダー。

祐次:嫌な再会だよ。剛、行くぞ。

剛:オッケー。

祐次:チェイス用のベルト、変身出来るか分かんねえけど、試運転といくか。

シグナルバイク・シフトカー!
ライダー!デッドヒート!

シグナルバイク!ライダー!マッハ!

剛:レッツ!

二人:変身!

マッハ:あれ?祐兄さん、変身、してない。

祐次:駄目か・・・

マッハ:しょうがない!祐兄さんは下がってて。

祐次:・・・分かった。姫奈!周りの人達を避難させよう!

姫奈:はい!

ボルト:ドライブは戦わないんだね。

マッハ:安心しろ。俺が戦ってやる!ハッ!

ボルト:ふっ。ハッ!

マッハ:よっと!ハアッ!

姫奈:みなさん!逃げてください!こちらです!逃げて!

祐次:慌てないで!落ち着いて避難してください!こちらです!

姫奈:とりあえず、オッケーですね。

祐次:ああ。

ボルト:ハッ!

マッハ:ふっ。ほっ。よっと!ハアッ!

ボルト:くっ。ハアッ!

マッハ:!?くっ!グアッ!動きを封じるか。

シグナルバイク!
シグナルコーカン!トマーレ!

マッハ:ハッ!

トマーレ!

ボルト:ふっ。当たらなければ関係無い。ハッ!

マッハ:グアッ!

ボルト:ふん。ハアッ!

マッハ:!?グアーーッ!

姫奈:剛!

祐次:やっぱり厄介だな。ボルトは。剛!スピードで一気に決めろ!奴に電気攻撃をさせるな!

マッハ:オッケー!

シグナルバイク!ライダー!マッハ!

ズーット!マッハ!

マッハ:ふっ!ハッ!ハッ!ハアッ!

ボルト:くっ!

マッハ:ハアッ!

ボルト:うおっ!やるね。だけど、ハアッ!

マッハ:なっ!くっ!ぐっ!グアーーッ!

祐次:!?

姫奈:剛!

マッハ:くそっ。

ボルト:そうだ。君達から消してあげるよ。ハアッ!

二人:!?

マッハ:姉ちゃん!祐兄さん!

祐次:姫奈!ギュッ

姫奈:泊さん・・・

マッハ:させるかよ!

ズーット!マッハ!

マッハ:ふっ!ハアッ!・・・くっ!ぐっ!グアーーーーッ!

祐次:くっ・・・姫奈、大丈夫か?

姫奈:はい。泊さんこそ。

祐次:俺も大丈夫だ。でも・・・

剛:くっ!

姫奈:剛!大丈夫?

剛:これぐらいどうって事無いよ。

祐次:・・・一旦退くぞ。

ボルト:させないよ!ハッ!

祐次:!?くっ!野郎・・・姫奈。奴を俺が引きつける。その間に撤退しろ。

姫奈:無茶ですよ。変身も出来ないのに。

剛:そうだよ。時間なら、俺が稼ぐから。

祐次:大丈夫だ。はっ!

姫奈:泊さん!

祐次:ハアーーッ!ハッ!

ボルト:効かないね。ふん!

祐次:くっ!

ボルト:ハアッ!

祐次:グアッ!

姫奈:泊さん!

剛:無茶だよ!

祐次:無茶でもなんでもやるさ。俺は警察官だ。たとえそれが仮面ライダーでも、必ず守る。ハアーーッ!ハッ!ハッ!ハアッ!

ボルト:ハアーーッ!

祐次:くっ!ぐっ!グアーーーーッ!

剛:祐兄さん!

姫奈:泊さん!

ボルト:ふっ!

祐次:くっ!ウアッ・・・ああっ・・・

ボルト:死ね。

祐次:くっ!

剛:祐兄さん!

姫奈:泊さん!

ガン!

?:ハッ!

ボルト:!?ふっ!

祐次:うあっ!

姫奈:!?泊さん!

剛:今の攻撃・・・ふっ😏おせーよ。

ボルト:誰かと思えば、懐かしいね。死神。

?:俺はもう死神じゃない。

剛:チェイス!

チェイス:大丈夫か?剛、姫奈、祐次。

剛:当たり前だろ。

姫奈:やっぱり、復活してたんですね。

祐次:ゴクッ ああ。

ボルト:死神。君はもしや、仮面ライダーに付いたのか?

チェイス:そうだ。

ボルト:なら、君を倒して良いって事だよね?

チェイス:ああ。

ボルト:ならば死ね!ハアッ!

祐次:チェイス!お前のベルトだ!

チェイス:ふっ!パシッ

マッハドライバー!

剛:行け、シグナルチェイス!

シグナルバイク!ライダー!チェイサー!

チェイス:変身。

剛:仮面ライダーチェイサー。ここに復活!ってね。

ボルト:おのれ!ハアッ!

チェイサー:ふっ!ハアッ!

ボルト:くっ!

ブレイク!

チェイサー:ハッ!ハッ!ハアッ!

ボルト:くっ!ぐっ!グアッ!

ガン!

チェイサー:ハアッ!

ボルト:くっ!ぐっ!グアーーッ!

祐次:やっぱり、流石だな。

姫奈:はい。

ボルト:ハアーーッ!

ズーット!チェイサー!

チェイサー:ふっ!ハッ!ハッ!ハアッ!

ボルト:グアッ!

剛:決めろ!チェイス!

チェイス:ああ。ふっ!

シンゴウアックス!

チェイサー:ふっ!ハアッ!

ボルト:くっ!

チェイサー:ハアーーッ!

ボルト:グアッ!

 チェイサーは、シグナルチェイスをベルトから外し、シンゴウアックスにセットした。

ヒッサツ!マッテローヨ!

チェイサー:ここは変わらないな。

ボルト:隙だらけだよ!

ガン!

チェイサー:ハッ!

ボルト:くっ!

チェイサー:ハアッ!

ボルト:グアッ!

イッテイーヨ!

フルスロットル!

チェイサー:ハアーーッ!ハッ!ハアッ!

ボルト:グアーーーーッ!ピキーン💥

 ボルトは倒され、コアが壊れた。

祐次:これで、また一人減ったな。

姫奈:はい。

チェイサー:大丈夫か?祐次。

祐次:ああ。助かったよ。

チェイサー:気にするな。

オツカーレ!

剛:チェイス。

チェイス:剛。

剛:おかえり。

チェイス:・・・ただいま。

剛:ふっ😏

祐次:チェイス。早速で悪いが、聞きたいことがある。

チェイス:分かっている。ロイミュードが復活した理由、だろ。

祐次:ああ。

チェイス:・・・正直、俺にも分からん。気付いたら蘇っていた。

祐次:そっか・・・

チェイス:すまない。

祐次:気にすんなよ。それで、ハート達も蘇ってるのか?

チェイス:ああ。ハートやブレン、メディックも蘇っている。

祐次:ホントか!?

チェイス:ああ。

祐次:また会えるんだな。

チェイス:ああ。なんなら、其処にいる。

三人:え?

?:久しいな。友よ。

祐次:・・・ハート!ブレン!メディック!

ブレン:変わりませんね。貴方達も。実に忌々しい顔だ。

メディック:あら。会えて喜んでたのは、どこの誰だったかしら。

ブレン:よ、余計な事は言わなくて良いですよ。

祐次:ふっ😏みんな変わんないな。

ハート:ああ。落ち着くよ。

祐次:・・・特状課に戻るか。チェイスも来るだろ?

チェイス:ああ。

祐次:ハート達はどうする?

ハート:折角だ。お邪魔しよう。ゲンさんにも会いたいしな。

祐次:ゲンさんも喜ぶよ。

 こうして、ハート達が蘇った。分からないことはまだまだ多いが、今は再会を喜ぶ事にしよう。





?:やはり、ハート達は仮面ライダーに付いたか。まあ良い。今は、私の計画が先だ。待っていろ。仮面ライダー共。必ず、貴様等を倒し、人間共を!はははっ!はははっ!はははっ!ははははははははっ!




To be continued…





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