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第1話 お姉さん


 僕の名前は木村○○。僕は、近所に住んでいるお姉さん、田村真佑さんに想いを寄せている。僕の家は母子家庭で、よく近所の田村家でお世話になっていた。そして今は、母が海外に単身赴任中のため、真佑姉にお世話になっている。ただ、好きな人との同居は、なかなか大変で・・・



○○:ふぁ~🥱

真佑:おはよう。○○君。

○○:おはよう、真佑姉・・・なっ!?ななななな何なの、その格好!

真佑:え?別に普通じゃない?

○○:・・・/////ふ、普通じゃないよ!

真佑:ふふっ。可愛いなぁ○○君は。ナデナデ

○○:っ/////ちゃ、ちゃんと穿いてんの?

真佑:穿いてるよ。見る?

○○:っ/////見ません!

真佑:えぇ~?ふふっ。別に見せても良いんだけどなぁ・・・

○○://///ま、真佑姉はもう少し危機感を持った方が良いよ!僕だって、男なんだから。

真佑:?○○君だから大丈夫でしょ?

○○:むぅ・・・ドンッ✋

真佑:・・・どうしたの?

○○://///・・・あ、あぁ~、えっと~、その~・・・か、壁に、虫が居たような・・・ボソボソボソ

真佑:?


 男として意識されていない様な気がして少しムッとした僕は、真佑姉に壁ドンをしたのだが、顔が近すぎて照れてしまい、すっと離れた。


○○:・・・(心:僕のバカ!めっちゃ変な雰囲気じゃんかぁ~・・・てか、可愛すぎるって真佑姉・・・)あ、朝ご飯は?

真佑:・・・あ!忘れてた!

○○:えぇ~?

真佑:ふふっ。ごめんごめん。すぐ作るね。

○○:うん。


 それから暫くして・・・


真佑:はい。出来たよ。

○○:ありがとう。今日も美味しそう~🤤

真佑:ふふっ。じゃあ、いただきます。

○○:いただきます。

二人:パクッ。ん~、美味しい。

真佑:ねぇ○○君。

○○:なに?

真佑:出掛けない?

○○:?どこに?

真佑:海。

○○:ブフッ!ゴホッゴホッ!はぁ?!/////ななな、何言ってんの!?

真佑:そんなに驚かなくても良いじゃん。

○○:海・・・真佑姉と、海・・・(心:海ってことは、水着・・・真佑姉の水着・・・)おぉ~、見たい・・・

真佑:変な想像してない?

○○:!?してないしてない!真佑姉の水着なんて・・・あ!

真佑:ふうん。私の水着ねぇ~・・・見たいんだ?

○○:べ、別に/////

真佑:ふふっ。残念だけど、泳いだりしないから。

○○:え?そうなんだ・・・

真佑:めっちゃ落ち込んでるじゃん。

○○:う、うるさい/////てか、泳がないなら何しに行くのさ。

真佑:決まってるじゃん。タンデムツーリングだよ。

○○:はい?

真佑:○○君、バイク持ってるじゃん?

○○:持ってるけど・・・スクーターだから無理だよ。

真佑:えぇ~・・・

○○:大体、何で急に海?

真佑:え?うーん・・・何となく?

○○:ふうん。普通にバスで行かない?

真佑:じゃあ、お散歩しようよ。堤防とか。

○○:まあ、良いけど。

真佑:ふふっ。やった。

○○:じゃあ、早くご飯食べよう。

真佑:うん!


 その後、ご飯を食べ終えた僕達は、家を出た。


真佑:お待たせ。

○○:・・・

真佑:?ふふっ。似合う?

○○:あ、うん/////か、可愛い・・・です。

真佑:ふふっ。○○君もカッコいいよ。

○○://///は、早く行くよ!

真佑:はーい。ギュッ

○○:な、なに!?


 真佑姉はいきなり、僕と手を繋いできた。


真佑:ん?嫌だった?(動:上目遣い)

○○://///い、嫌じゃ、ないです・・・

真佑:ふふっ。○○君ってば・・・照れ屋さんなんだから。可愛い。ナデナデ👋

○○:っ/////もう!手繋がないから!

真佑:あ、ごめんごめん。でも、繋いでいたいなぁ、駄目?

○○:ご、ご自由に/////

真佑:ありがとう。ニコッ😊

○○://///

真佑:じゃあ、早速行こう!

○○:うん/////


 それから程なくして、やってきたバスに乗り込んだ。そして、バスに揺られること約一時間。目的地の海に着いた。


真佑:着いたぁ!

○○:長かったな・・・

真佑:じゃあ、適当にブラブラしよっか。

○○:うん。

真佑:それにしても、風が気持ちいいなぁ。ね?

○○:そうだね。涼しいよ。

真佑:ねぇ。

○○:?なに?

真佑:・・・かき氷食べたくない?

○○:かき氷?別に、どっちでも良いけど。

真佑:じゃあ決まり!行こう!

○○:ちょっと!引っ張らないでよ。


 近くの売店でかき氷を買った。真佑姉はイチゴを買った。だから僕も、同じイチゴを買った。決して、同じ味を食べてお揃いにしたかったわけではない。絶対無いから/////


真佑:美味しいね?

○○:うん、美味しい。

真佑:ふふっ。

○○:・・・(心:可愛い。)

真佑:?どうかした?

○○:へっ?

真佑:いや、じーっと見てるから。何か付いてる?

○○:い、いや、別に・・・美味しそうだなって思って・・・

真佑:同じ味だけど?

○○:え、あ!いや、その・・・

真佑:あ・・・分かった。見惚れてたんでしょ~、私に。

○○:はぁ~!?ちちち、違うから/////そそそ、そんなんじゃ、ないし/////

真佑:そっかぁ。じゃあ、私は可愛くないんだね。

○○:うっ・・・そ、そりゃあ、可愛いとは思う、けど・・・/////うぅ~😖

真佑:・・・ふふっ。可愛い。ナデナデ👋

○○://///

真佑:ふふっ。(心:ホントに初心うぶだなぁ。でも、こういう○○君が見れるのも、私の特権だよね。)

○○:うぅ~/////


 真佑姉に翻弄されつつも、楽しい時間はあっという間なもので・・・


真佑:三時だから、もうすぐで夕方だね。

○○:うん・・・

真佑:もしかして、寂しい?

○○:・・・ちょっとね。

真佑:・・・

○○:明日には、母さんが帰ってくる。だから、真佑姉との同居生活が終わっちゃうと思うと、寂しい。


 そう。明日、単身赴任中の母さんが帰ってくる。いっても、こっちに居られるのは短期間だけ。一週間以内には、母さんはまた海外に発つ。その間は、真佑姉も家に帰ってしまう。母さんが居てくれるとはいえ、ずっと一緒だった真佑姉と離れるのは嫌だった。


真佑:・・・大丈夫だよ。会えなくなる訳じゃない。家は近所なんだから、すぐに会えるよ。それに、おばさんが帰ったらまた一緒に居られるんだよ?

○○:うん・・・分かってる。分かってるよ。だけど、寂しいものは寂しいよ。

真佑:・・・どうして、寂しいの?

○○:え?

真佑:どうして寂しいの?寧ろ、有り難いんじゃない?

○○:な、なんで?

真佑:だって・・・困ってそうだから。私と居ることに。

○○:そんな事無い!!

真佑:ビクッ

○○:そりゃあ、男として意識されてないような気がして嫌だったけど・・・でも、一緒に居たいんだ。ずっと、真佑姉の事が、好きだったから/////

真佑:え!?

○○:・・・グッ✊真佑姉!

真佑:はい。

○○:・・・僕と、付き合ってください/////

真佑:はい。宜しくお願いします。

○○:ほ、ホント?

真佑:うん。私も、○○君の事が好きだよ。

○○:😀真佑姉!

ギュッ

真佑:わっ!

○○:あ!ご、ごめん!嬉しくて、つい/////

真佑:もう・・・ギュッ

○○:わっ!ふぇ/////あ、ちょっ、ま、真佑姉!

真佑:ふふっ。可愛い~!ギューーーーッ

○○:うっ!あ、ああああの、ま、まままま真佑姉・・・(心:どどど、どうしよう・・・むむむ、胸に・・・は、挟まれている・・・服の上からなのに・・・柔らかい感触がもろに・・・)はうっ/////プシュー

真佑:?あれ・・・○○君?え!?気を失ってる・・・○○君?おーい!○○くーん!


 恥ずかしさの余り、気を失った僕。起きた時には、大分日が傾いていた。


真佑:・・・ナデナデ👋ふふっ。○○くーん。そろそろ帰らないと、遅くなっちゃうよ?

○○:んっ・・・ん~・・・はっ!(心:えっと~・・・どういう状況?)ま、真佑姉?

真佑:なーに?

○○:今の僕って、どういう状況?

真佑:膝枕されてるね。

○○:膝枕・・・膝枕!?

真佑:ふふっ。そんな驚かなくても。

○○:ご、ごめん!バッ

真佑:大丈夫だよ。そろそろ、帰ろっか。

○○:うん・・・


 再びバスに揺られ、家へと帰ってきた僕と真佑姉。帰ったらすぐ晩ご飯を準備し、やがて食べ終えた。ご飯を食べ終え、シャワーも浴び終えた僕達は、ソファに並んで座っていた。そして僕は、向こうを出る時からずっと気になっている疑問を、真佑姉にぶつけた。


○○:・・・ね、ねぇ!

真佑:ん?なに?

○○:えっと・・・その・・・/////ぼ、僕達・・・付き合ってるって事で、良いんだよね?

真佑:・・・スッ

○○:?


 真佑姉は、そっと顔を近付けて・・・


真佑:チュッ👄

○○:!?


 僕の唇に、キスをした。


真佑:付き合ってるに、決まってるでしょ?

真佑:ペロッ

○○:・・・ボンッ/////プシュー

真佑:あれ?○○君?おーい!○○くーん。

○○:チーン

真佑:・・・また気絶しちゃった。初心すぎない?でも・・・可愛い。ふふっ。あ、そうだ。良いこと思い付いた。でも○○君、死んじゃうかもな。


 こうして、付き合うことになった僕達。真佑姉が何を思い付いたのか、知る由もない僕は、意識を手放した。そして翌朝・・・


○○:んっ・・・ん~~、ふぁ~🥱もう朝か~・・・ん~、ん?あれ?なんで僕、パンイチ?・・・!?うわぁ!ドンッ💥いってぇ~!


 驚きすぎてベッドから落ちてしまった。そんなに驚いた理由、それは・・・


○○:な、ななななな/////(心:なんで真佑姉が、僕のベッドに・・・そ、それに・・・)バッ🫣チラッ

真佑:んっ・・・ん~~・・・あれ?あ、おはよう。

真佑:昨日は気持ち良かったんだね・・・ふふっ。激しすぎ。👃チョン👆️

○○:ボンッ/////プシュー😶💨バタンッ

真佑:!?

○○:チーン😵

真佑:○、○○くーん!

○○:はっ😲

真佑:あっ・・・○、○○君?

○○:😨ご、ごめんなさ~い!

真佑:え!?

○○:ホントにごめんなさい!僕は、なんて事を・・・お願いします!嫌わないで!

真佑:お、落ち着いて!ね?

○○:うぅ😢嫌われたくないよぉ~・・・真佑姉に嫌われたら、僕・・・

真佑:○○君・・・(心:何をやってるんだろう、私・・・最低だ。)

○○:嫌われたくないよぉ~・・・一人にしないでよぉ~・・・😭

真佑:!?(心:そういえば、小さい時も泣いてたっけ・・・)



  ━━━━━━━━━回想━━━━━━━━━

真佑side


 ○○君のお父さんは、○○君が一歳の時に亡くなったらしい。おばさんが仕事の時、○
○君はよくうちに預けられていて、一緒に遊んでいた。

○母:ごめんね。毎日毎日。

真母:ふふっ。良いわよ。真佑も喜ぶし。

真佑:○○君、一緒に遊ぼ?

○○:うん。

○母:○○、また夕方ね。

○○:うん。



真母:真佑、○○君は?

真佑:今は寝てるよ。

真母:そう・・・さっきお母さんから電話が有って、今日は帰れそうにないみたいなの。

真佑:え、そうなんだ。てことは○○君、泊まるの?

真母:うん。そういうことになりそう。

真佑:そっか。

真母:起きたら、伝えてくれる?

真佑:分かった。


○○:んっ・・・ん~~。

真佑:あ、おはよう。

○○:・・・お姉ちゃん?

真佑:うん。真佑お姉ちゃんだよ。

○○:・・・ママは?

真佑:実は、○○君のお母さん、帰れないんだって。だから、今日は私の家に泊まるんだって。

○○:え・・・ママは?ママは帰ってこないの?

真佑:明日には会えるよ。必ず。

○○:うっ・・・ひぐっ・・・うぅ~・・・ウワァーーン😭

真佑:え!?ど、どうしたの?○○君?どこか痛いの?

○○:マ~マ~!ウワァーーン😭

真母:大丈夫?!

真佑:あ、お母さん・・・

真母:どうしたの、何があったの?

真佑:分かんない・・・○○君のお母さんが帰ってこないって話したら、急に・・・

○○:ウワァーーン😭マ~マ~!

ギュッ

真母:大丈夫だよ~。ちゃんとママに会えるからね。ほーら、よしよし!ポンポン✋

○○:うぅ~・・・グスッ・・・😢マ~マ、会える?

真母:うん。会えるよ。大丈夫。一緒にママを待とうね?

○○:グスッ・・・うん・・・

真母:ふふっ。いい子いい子。真佑。

真佑:・・・あ、うん!○○君!

○○:?

真佑:行こ?

○○:・・・😂うん!

真母:ふふっ。


 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



真佑:・・・(心:○○君は、一人になるのが怖いんだ。私はその事、誰よりも知ってる筈なのに。)ギュッ

○○:ふぇ/////

真佑:大丈夫だよ。○○君は何にもしてないから。私が、○○君をからかいたくてやったの。だから、心配しなくても大丈夫だよ。嫌ったりなんてしないから。大丈夫。

○○:ホント?

真佑:うん。ホントだよ。

○○:・・・良かった・・・

真佑:ごめんね。

○○:真佑姉、僕の事、好き?

真佑:もちろん。好きだよ。

○○:・・・えへへ/////ギュッ

真佑:ふふっ。


 その頃、玄関には・・・


○母:ただいまぁ!

・・・

○母:あら?

(○○:一人にしないでよぉ~・・・😭)

○母:○○?・・・泣いてる!?ダッ🚶


部屋


🚪ガチャ


○母:○○!だいじょう・・・ぶ・・・

真佑:!?お、おばさん!?

○○:ふぇ?チラッ👀!?母さん!?

○母:あ、貴方達・・・その格好・・・

二人:・・・!?


 そう。思えば、僕はパンイチ、真佑姉は下着姿という、半裸の状態で抱き合っていた。


○母:・・・真佑ちゃん!○○!

二人:は、はい!

○母:・・・貴方達、付き合ってるの?

二人:・・・はい。

○母:で、シたの?

真佑:シてません!

○○:?シたって、何を?そもそも、なんで真佑姉は・・・/////ふ、服着てないの?

真佑:そ、それは・・・セック・・・

○母:○○は気にしなくて良いのよ。

○○:?うん・・・

○母:で、なんでそんな格好してるの?

○○:これは・・・真佑姉が、知らないうちに・・・

真佑:!?違います!あぁ、いや・・・違くは、ない、けど。えっと・・・ごめんなさい!○○君の反応がいちいち可愛いから、つい・・・

○母:そう・・・真佑ちゃんの仕業なのね。○○がパンイチなのは。

真佑:・・・はい。

○母:ふふっ。とりあえず・・・真佑ちゃんはこの部屋から出る!

真佑:は、はい!ダッ🏃💨

🚪ガチャ

○○:・・・母さん・・・

○母:・・・😍会いたかったわよぉ~!○ちゃ~ん!ギューー

○○:うっ!や、止めてよぉ~/////それと!
○ちゃんって呼び方、止めてって言ってるじゃん!

○母:それは無理よ~。

○○:なんでさ!恥ずかしい/////

○母:ふふっ。可愛いわぁ!もう・・・ちょっと見ない内に、また大きくなったんじゃない?

○○:ま、まあね。

○母:ふふっ。嬉しいわぁ。ちゃんと元気に育ってくれて・・・いつもごめんね、一人にして。親らしいこと、全然してあげられなくて・・・

○○:母さん・・・大丈夫だよ。僕には、真佑姉が居てくれたし、母さんもちゃんと帰ってきてくれる。僕は、一人じゃない。

○母:○ちゃん・・・(心:見ない間に、強くなったわね。)もう・・・流石は私の息子!カッコいい!ギューー

○○:だ、だから~/////もう・・・


 見て分かる通り、母さんはなかなかの親バカだ。


真佑(ドア越し):・・・ふふっ。(心:良かった。)

○○:母さん・・・

○母:なーに?

○○:着替えても良いかな。

○母:あ、そうだったわね。ごめんごめん。


数分後・・・


○○:母さん!

○母:ん?

○○:ギュッ

○母:わっ!○ちゃん?

○○:えへへ/////ギューー

○母:もう・・・甘えん坊な所は変わってないのね。ナデナデ👋

○○:んふふ😊

○母:ふふっ。(心:可愛いなぁ、もう。)

○○:あ、母さん!

○母:ん?なに?

○○:今回は、どれぐらい居れるの?

○母:・・・ごめんね。明日の朝には出発するの。

○○:そうなんだ・・・

○母:私ももっと一緒に居たいわ。でも、仕事で・・・

○○:・・・母さん。ハンバーグが食べたいな。

○母:・・・☺️分かった。ちょっと待ってて。

○○:やったぁ!

真佑:それじゃあ、私は帰りますね。後は、親子水入らずで。

○○:あ・・・シュン😞

○母:・・・ふふっ。ねぇ真佑ちゃん!

真佑:はい?

○母:良かったら、一緒に朝ご飯食べない?

○○:!?

真佑:おばさん・・・でも・・・

○母:いつものお礼よ。だから、ね?

真佑:・・・☺️分かりました。じゃあ、いただきます。

○○:😀パアーーッ

○母:ふふっ。良かった。

○○:🥰(心:やった!真佑姉と一緒だ。しかも、今日は母さんも居る。うぅ~・・・ありがとう神様!)えへへ/////

二人:?

○○:母さん!ハンバーグ早く!

○母:はいはい。すぐ作るからね。

真佑:手伝います!

○母:ありがとう。


 僕が大好きな、母さんのハンバーグ。これが、母さんが帰ってきた時の楽しみの一つ。しばらくして、ハンバーグが完成。三人でご飯を食べる。


三人:いただきます。

○○:パクッ👄

○母:どう?

○○:ん~~・・・んふふ😆おいひい~!

二人:・・・(心:可愛い~!)

○○:パクッ👄んふふ。?二人は食べないの?

二人:あ、食べるよ。パクッ👄ん~~、美味しい。

○○:えへへ/////

○母:?どうかした?

○○:幸せだなぁ、って思って。えへへ/////

真佑:ふふっ。そうだね。

○母:・・・ふふっ。真佑ちゃん。

真佑:はい。

○母:これからも・・・○○の事を、お願いね。

真佑:・・・はい!チラッ👀

○○:?

真佑:ふふっ。ナデナデ👋

○○://///

○母:あら?顔が真っ赤よ?

○○:あ、熱いだけだよ/////

二人:ふふっ。


 ご飯を食べ終えた僕達は、三人で買い物に出掛けた。久しぶりに母さんと過ごした時間はあっという間で、気付いたら夜になっていた。母さんと過ごせるのも、残り僅か。


○○:・・・母さん・・・

○母:?

○○:今日は、一緒に寝ない?

○母:○ちゃん・・・ふふっ。良いわよ。

○○:やった!

真佑:ふふっ。良かったね。

○○:うん!


○○の部屋


○○://///な、なんで・・・真佑姉まで居るのさ!

真佑:えぇ~、おばさんが良いって言うから。

○○:っ/////母さん!だいたい、なんで同じ布団で寝るのさ!

○母:良いじゃな~い。久しぶりなんだも~ん!ギューーッ

○○:ブフッ!か、母さん・・・く、苦しいよ・・・(心:母さんの胸って・・・大きいなぁ・・・)/////

真佑:むぅ~😡(心:良いなぁ、おばさんの胸・・・私より大きくて・・・羨ましい!ていうか・・・)おばさん!抱きしめ過ぎですよ!○○君が死んじゃいます。ヒョイ


 真佑姉は僕を引き剥がした。助かった。


○母:あぁ~、○ちゃ~ん!

真佑:おばさんは抱きしめ過ぎる傾向があるので、私が○○君を抱きしめます。

二人:え!?

真佑:ギューーッ

○○:っ!ま、真佑姉!(心:ま、また、胸に・・・は、挟まれて・・・)プシュー/////チン😵

○母:ちょっと!真佑ちゃんだって抱きしめ過ぎよ!○ちゃんが死んじゃうでしょ。

真佑:おばさんが抱きしめ過ぎるからです!

○母:真佑ちゃんの方でしょ!

真佑:おばさんの方でしょ!

○母:真佑ちゃん!

真佑:おばさん!

○○:ん~~・・・

二人:!?

○○:へへ・・・真佑姉・・・母さん・・・

二人:・・・

○○:ずっと・・・一緒・・・すぅ、すぅ、すぅ。

二人:・・・ふふっ。可愛い。ナデナデ👋

○母:真佑ちゃん、寝よっか。

真佑:はい。おやすみなさい、おばさん。

○母:おやすみ。


 こうして三人は、外側の線がが真ん中の線に引っ付いた川の字で、眠りに就いたのだった。そして翌朝・・・


○○:ん~~・・・

ボフッ

○○:っ!な、なに?!あ、母さんか・・・もう~・・・なんで引っ付いてんのさ。


 寝返りを打つと・・・


○○:・・・!?うわぁ!ま、まままま真佑姉!そ、そういえば、昨日・・・/////

真佑:んっ、ん~~・・・あ、ふふっ。おはよう、○○君。

○○:お、おはよう・・・

○母:んっ、ん~~・・・あら。ふふっ。おはよう、○ちゃん。

○○:おはよう・・・

○母:真佑ちゃんもおはよう。

真佑:おはようございます。

○○:・・・母さん、今日、出発するんでしょ?

真佑:あ・・・

○母:・・・うん。十時の便で帰るの。

○○:そっか・・・じゃあ、もうすぐだね。

○母:うん。

○○:ご飯食べよう!

○母:そうね。すぐ準備するわ。

○○:あ、僕も手伝うよ!

○母:ありがとう。

真佑:・・・(心:よし!)私も手伝います!

○○:真佑姉は座っててよ。

真佑:え、でも・・・

○○:ね?

真佑:・・・分かった。

○○:うん。


 僕と母さんは、朝ご飯の準備をした。やがて朝ご飯が完成し、三人で食卓を囲む。


○○:じゃあ・・・

三人:いただきます。

真佑:うん。美味しい!

○○:良かった。

○母:ふふっ。


 それから、ご飯を食べ終えた僕達は、簡単な家事を終え、母さんを送り出すために玄関を出た。


○○:・・・

真佑:・・・それじゃあ、おばさん。また。

○母:えぇ。○○をお願いね。

真佑:☺️はい!

○母:・・・○○。

○○:・・・

○母:ギュッ

○○:母さん・・・ギュッ・・・またね。

○母:・・・うん・・・健康には、気をつけるのよ。自分を大事にね。

○○:うん。

○母:何かあったら、真佑ちゃんを頼りなさい。

○○:うん。

○母:じゃあ・・・いってくるわね。

○○:・・・うん、いってらっしゃい!

真佑:☺️

○母:あ、そうだ。真佑ちゃん。

真佑:はい?

○母:避妊はするのよ?

真佑:っ/////お、おばさん!

○母:ふふっ。

○○:?ひにん?ひにんって、なに?取り調べ?

○母:それは、ひにん違いよ。○ちゃんは気にしなくて良いのよ。

○○:?はーい。

○母:それじゃあ、改めて、いってきます。

二人:いってらっしゃい!

○母:ふふっ。あ、忘れてた!

二人:?

○母:○ちゃん!

○○:え?

○母:チュッ💋

○○:もう/////いつもコレなんだから・・・

真佑:なっ!?(心:嘘でしょ!?今、息子に、キスした!しかも、なんで○○君は受け入れてるの?!ていうか、いつもしてるの?えぇ~・・・何故がいっぱ~~~~~い!)

○母:ふふっ。またね。

○○:うん!

真佑:い、いってらっしゃい。


 母さんは空港に向かった。


真佑:○、○○君?

○○:?なに?

真佑:い、いつも、してるの?その・・・おばさんと・・・キス・・・

○○:キス?・・・あっ/////

真佑:・・・

○○:ああああ、あれは・・・母さんが勝手にしてくるだけだよ/////何度言っても聞かないから、諦めたんだよ。

真佑:そうなんだ・・・むぅ~。(心:こうなったら・・・)

○○:い、家に戻ろ。

真佑:○○君!

○○:な、なに?

真佑:チュッ💋

○○:!?な、ななななな/////

真佑:キスの、上書きだよ。テヘペロッ

○○:・・・キューーバタン💥チーン😵

真佑:!?○○君?○○く~ん!


 またもや気絶した僕だった。ちなみに、母さんがキスしたの、ほっぺただからね。ていうか、真佑ちゃんのテヘペロ・・・心臓に悪い!




To be continued…


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