#009_廃刊は誰の責任か?
まだ新年がはじまって半月なのに
いろいろなことがありすぎて、まったく処理ができていない。
特にここ一週間でいろいろあった。
その中で自分的に重く受け止めた案件が
「編集長をしていた雑誌の廃刊」
実質的には昨年の初夏に決まっていたことだ。
それがヒキガネとなって自分は退職したわけだが、
会社の意向でオフィシャルにはしていなかった。
そしてついに、オフィシャルにするタイミングが来たというわけだ。
それはつまり、
「今まで誤魔化していましたが、
我が社は相当落ち目になっています」
と間接的に白状するも同然のこと。
廃刊について、ホームページで告知されていることを知り合いが教えてくれたが、
ぶっちゃけ、自分にとっては半年以上前に知っていた情報だから、
イマサラであり、退職した身としては「どうでもいい」ことだ。
というより、会社の売り上げが急勾配の右肩下がりであることを
取引先に白状することになって、「ザマアミロ」だと思っている。
廃刊が決まったのなら、さっさとオフィシャルにして、
次のフェーズに進むべきだったのに、
廃刊は誰の責任なのか、悪いのは誰なのかと
保身が服着て歩いて、犯人探しをしているようなバカな真似をやっていたから
時期が遅れ、取引先に迷惑とダメージを与えてしまった。
この会社の信用はガタ落ちである。
経営者の判断ミスである。
ただ問題なのは、なんと経営者自らが犯人探しの音頭をとっていたこと。
そんな社長のもとで働く気が一瞬で蒸発し、あまりのバカさ加減に笑うしかなかった。
もっと笑うのは、営業部員が自分たちが売らなかった責任逃れができると
その音頭にまんまと踊らされ、
編集長だった俺を吊し上げることで一致団結しやがったこと。
売れなかったのは、つまらない雑誌を作っていた編集部のせい。
営業部員は全員が全力で売った(ウソ)。
やれることは全部やった(大ウソ)。
だから、売れなかったのは編集部の責任としか考えられない。
よって、廃刊となったのは編集長のせいである。
我々、営業部員とお客様である読者にしっかりと謝罪せよ。
と言い張ってきやがった。
営業部の役職者連中がそんなことを言い出して俺を吊し上げた挙句、
しまいには、廃刊で減収となった分を取り返すビジネスを提案せよ。
それが売れるものかどうか、我々がジャッジしてやるとほざきやがった。
その瞬間、ここは掃き溜めだとはっきりわかった。
売れない営業が偉そうにふんぞり返って、世迷言を怒鳴り散らし、
誰かを吊し上げて、営業成績が悪い理由をそいつに押し付ける。
そんなことに一生懸命とか、もはやこの会社でやっていることは
仕事でもなんでもない。
こんな会社にいたら、自分の意識と関係なく、
こいつらと同類に染まってしまう。
これまで、売るための提案を山ほど出し、
販促物を作り、SNSでの発信も休日関係なく毎日やってきた。
コロナ禍では誰一人やろうとしない動画配信やオンライン研修を
動画編集や実践方法を独学で覚え、実践し少ないながらも売り上げを立ててきた。
まだ俺たちにはやれること、できることがある。
それを自ら取り組むことで実際に見せ、一緒に前に進もうと提案し続けていた。
そうした結果、何が起こったか。
「じゃ、お前がやればいいじゃん」
返ってきたのは、そんな言葉と態度だった。
それでも諦めず、毎月100時間以上の時間外労働。
ほぼすべての土日祝日も出勤し、
誰にも文句を言わせないくらいの圧倒的なパワーを費やして仕事をしてきた。
そのすべては売るためだ。
営業部員と一緒に。
なのに、それに対しての答えが
編集長の責任だから謝罪しろ、だった。
腐り切った水が溜まっている池のような会社から
一刻も早く出なければと思い、
翌日から出社せず、弁護士に退職代行を依頼した。
あんなクズが経営者で、
そいつの腰巾着に喜んでなっている奴らなどに関わっているのは、
俺の人生において無駄以外の何物でもない。
これは仕事ではない。
こんな会社は消滅すべきだと思った。
あの会社に蔓延っているのは、
「意見を言ったもん負け」の文化
頑張った人が報われず、疲弊して辞めていく文化
仕事ができない人ほど無駄に偉そうにする文化
バカな社長のご機嫌を取りさえすれば出世する文化
である。
実際はもっと腐り切った文化がてんこ盛りなのだが
この4つだけでも十分クソ会社であることがわかるだろう。
意見や提案などしたら、「じゃお前がやれ」である。
だから誰も会議で発言などしない。
課題が山積みなのに、黙祷しているような会議だから
無駄に時間だけが過ぎ、何も決まらない。
それを打破したいと、俺は発言するとともに
自ら実行し、小さいながらも成功させてきた。
にもかかわらず「こんな程度の売り上げなど意味はない」と
何も考えず、提案もしないばかりか、
手を貸すことすらしなかった奴らが宣うのである。
そして、同じ編集部にもスーパーバカがいた。
自尊心しかないノータリンで、自分の意見を暴力的に押し通すだけの輩だ。
実際に暴力をチラつかせるような威圧的な言動を繰り返し、
こいつが嫌で辞めた部員の数はもうすぐ両手を超える。
完全なるパワハラ馬鹿役職者だ。
しかも、直属の女性スタッフに手を出し、
セフレかつ部員の本音を探るスパイにしていたが、避妊に失敗。
半年以上、生理がなかったのに妊娠を疑うことはなかったという
20歳以上歳下の強烈に頭の悪い女を嫁にもらうことなった。
元々なかった部下からの信頼を一瞬で完全に失い、
誰からも信用されない上長という
職場では迷惑千万な存在になった。
こいつ、頭がものすごく悪いくせに
偉ぶりたいからハッタリと威圧的な言動だけが武器というクソ輩。
そんなんだから、底の浅さがすぐに露呈して
自尊心だけがビッグサイズで頭が超悪いクソ著者とは意気投合するも、
常識あるほとんどの著者からは出禁を食らっているようなスーパークズ野郎。
編集部の上長ではあったが、
あのセンスや企画力の貧弱さは編集者とは到底呼べない、
ただのゴロツキだ。
で、そんな奴が社長のスーパー太鼓持ちになり、
無駄に偉そうに君臨しているのである。
部員の評価を自分の好き嫌いで判断するようなクソ野郎である。
部下が不憫でならなかった。
で、昨年の春、こんなやつが自分と同じ役職者であるならば
一緒に仕事はできないから退職すると社長に告げた。
その時の社長の言葉は今もしっかりと覚えている。
「確かにあいつはやりすぎなところある。よく言っておく」
「もし、それでもあいつが変わらなかったときは、あいつよりお前を選ぶ」
そんなの大ウソだったわけで
結局、自分の機嫌を良くしてくれる奴らだけで周りを囲み、
意に染まないやつは、徹底して評価を低くする。。。
これが経営者がやることか?
その辺にいる人のいい爺さんに社長やらせた方が
まだマシなんじゃねえのか?
本気でアホらしくなった。
大事な40代後半の数年をここで働いたことを心底後悔した。
タイプは異なるが、同じようなサイテー馬鹿社長の会社にいたことがあった。
というか、これまで勤めた会社の社長は
すべからくバカで尊敬に微塵も値しないクズだった。
あーあ。
嫌なこと書いちゃったなあ。
ま、こんな日もあろうて。
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