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おばさんが恋庭で友だちを作る話1〜おばさんは友だちが欲しい

いきなりだが、友だちが欲しい。

私はスイーツビュッフェが大好きだ。
ホテルのラグジュアリーなラウンジ、シーズンごとの煌びやかなデコレーション、あのキラッキラしたスイーツたちを心ゆくまで食べることができる幸せ。

あゝ、素晴らしきかなスイーツビュッフェ!!

しかし、一緒に行く友だちがいない。

私は40代後半のおばさんで、パートナーはいるが子どもはいない。夫の異動に伴ってあちこち引っ越したが、専門職なのでどこに行っても仕事は続けてきた。
新しい職場にはすぐに慣れるが、コミュ障なので友だちがほぼできない。
昔からの友だちはいるのだが新幹線や飛行機に乗らないと気軽には会えなくなってしまった。
そんなこんなで、もう3年ほどスイーツビュッフェには行けてない。

そもそも、40代子なし主婦の友だち作りは難しい。ママ友の話には入れず、シングルほど自由にも動けず、職場では上下関係に悩まされ気軽に声をかけにくい。
そんなの気にせずどんどん友だちを作れる人もいるのだろうが、いかんせんコミュ障にはただの雑談が何よりハードルが高いのだ。

そんなに友だち作るのが難しければ、スイーツビュッフェにひとりで行けばいいのにと思われるかもしれない。
実際、ひとりで行ったこともある。
しかし、想像してほしい。

キラキラ女子が集う高級ホテルのラウンジで、ひとり大量のスイーツを嬉しそうに平らげるアラフィフのおばさん。
ドン引き?いや、もう怖い。

ホテルのホールスタッフさんは優しかったが、周りの視線が痛い。もしかしたら周りの女の子たちは隣のおばさんのことなんて気にしちゃいなかったのかもしれないが、私は豆腐メンタルなのだ。
以降ひとりでスイーツビュッフェには行っていない。

うん。友だちをつくろう。
一緒にスイーツビュッフェに行ってくれる食べるの大好きな友だち。

これは、アラフィフのおばさんがマッチングアプリで大人の友だち作りをするリアルタイムの記録です。

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