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おばさんが恋庭で友だちを作る話2〜マッチングアプリをつかってみる

〈あらすじ〉
スイーツビュッフェ好きのおばさんがマッチングアプリで一緒に行ける友だちを作ろうと試行錯誤するリアルタイムの記録です。

友だちを作ろう!と思ったところで、どうしたら良いかわからない。

職場で探す…だが、小所帯の今の職場にはスイーツビュッフェ好きはいない。大食いもいない。
趣味から探す…って言ってもだいたいコミュ障で、ひとり大好きなのだ。友だちが見つかりそうな群れる趣味なんかない。そんな趣味があるなら友だちがいないなんて最初から困っていない。
みんなどうやって友だちを作っているんだ。

「40代 友だち作り」でググってみると「マッチングアプリ」なるワードが出てくる。
ふむー、その手があったか。
さっそくいくつかアプリをダウンロードしてみる。

まず女性限定のマッチングアプリを2個ダウンロードしてみる。
登録して驚いた。どちらのアプリも同年代の女性がほとんどいない。
地方住みだからかも知れないが、同じ県内で登録している人はほんの数人。しかも登録している人も半数近くが最終ログインから1年以上経っている。
これはダメだ、次。

40代の登録者数も多くて同性ともマッチングしてくれるらしいTinderをダウンロードしてみる。
こちらは同年代の女性がいる、たくさん。
「おぉー、ここにいたか!」
と思ったがみんなちょっと写真が盛っている。
同性から「スイーツビュッフェ行きましょうよ」などと言われることを想定した写真ではない。
いや、そーだよな。マッチングアプリだもの。

そして、Tinderでは相手との距離がわかる。
「わぁ、この人家から2kmだって〜」
って2km!近っ!こわっ!
ヤマシイことは何一つないが、生活圏内の人に身バレ・顔バレする勇気もなく、そそくさと退会する。
これもダメだ、次。

一時期、やたらとCMを打っていた恋庭をダウンロードしてみる。
こちらも同性とのマッチング可、出会い目的ではないガチゲーム勢がいるらしい。
登録したが、チュートリアルが長く、ちっともマッチングされない。ほのぼのとキャベツを収穫したり庭をキレイにする時間が過ぎる。
良い。なんか癒される。しばらくやってみよう。

でもなぁ、「恋」庭。
求めているのは「恋」じゃなくて「友」なんだよ。
この雰囲気のまま「友庭」ってアプリをぜひつくって欲しい。ただ、女性限定アプリの墓場状態を考えると男女の出会いは必要なんだろう。

やはり「恋」に引っかかってしまうので、他の箱庭系アプリも2個ほどダウンロードしてみる。
ダウンロードしてみたが、どうしたら友だちができるのかわからない。
アプリ内を色々さがしてサークルなのかチャットルームなのかよくわからないところに辿り着く。「◯◯好き集まれ!」などの文言が並ぶが、◯◯がアイドルなのか声優なのか作品名なのかすらわからないのだ。うっ、ジェネレーションギャップ。
うん、これもダメそう。

と言うわけで、マッチングアプリは消去法的に恋庭に決定。誰か友だちができるアプリをご存知の方、ご一報ください。

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