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【快勝 7シーズンぶりのCL】CL#1 Arsenal vs PSV

Arsenalにとって久しぶりのの舞台となったCLの試合、日本時間21日4:00キックオフのPSVとの試合を見ていく。


1.スタメン


前の試合から左WGにTrossard、左IHにHavertz、CFにJesusが変更となった。
次戦にダービーマッチがあるので、この試合は冨安がスタートから出るんじゃないかと予想していましたが、変更なしだった。

2.内容

2-1.前半

3点目のシーンでTrossardが裏抜けする時に、Havertzが相手のCBを前につりだしたことと、Magalhãesもボールを足元に出すような持ち方をしたことで、相手が遅れTrossardがボールを受けることができた。

PSVは左のDestとLangを中心に攻めたが、Whiteが時間をかけることで、抜かれても中の守備はできている状態なので、決定的なチャンスを作らせるまではいかなかった。

2-2.後半

前半で3点入ったことで、PSVがかなり前から来たことで、攻撃の機会が減った中でももう一点とり、試合を決めれたのは良かった。
また、これからの過密日程の中、早い時間で交代できたのもよかった。

2-3.試合を通して



守備時は基本的にマンツーマンで前からハメに行くが、左SBのDestが中に入ってくることでWhiteがDestとLangの2人を見るような形となり、ここの対応に苦労した。



ビルドアップ時にはRayaが両CBの間に入ってくることで、右SBのWhiteが普段よりも高い位置からスタートでき、Sakaどの距離を近くすることができた。
また、これは左のWGに入ったのがMartinelliではなく、Trossardだったのも大きかったように見えた。


3.選手採点

Raya 7.5 クロスボールにも冷静に対処し、ビルドアップ時には両CBの間に入ることで、プラス1を作ったり、ミドルパスも織り交ぜたりしながら、リズムを作った
White 6.0 Langを相手に後手を踏むことが多かった
Saliba 7.0 Whiteのカバーなど安定していた
Magalhães 7.0 空中戦で自由にさせず、得点の起点にもなった
Zinchenko 6.5 攻撃では中と外を行き来するも、他の選手のスペースを消したり、守備でも簡単に抜かれるシーンも多かった
Rice 7.0 普段ほど下がりすぎることなく、ポジショニングがこれまでで最も適切だった
Ødegaard 8.0 普段よりも降りてきてビルドアップに参加することが多くも、アタッキングサードにもしっかりと顔を出し、結果を残した
Havertz 6.5 オフザボールはこれまでで最もよかったが、オンザボールに関してはもっとできるはず
Saka 7.5 ボールをもてばあいかわらずの強さを発揮しつつ、早い時間の先制点で流れを作った
Jesus 7.5 今シーズン初先発で得点に加えて、タメをつくったり、オフザボールの動きなどチームを引っ張った
Trossard 7.5 ビルドアップ時には左のやや低い位置におりてくるなど、Martinelliとの違いもあり、攻撃でも1G1Aと素晴らしかった

冨安 6.5 目立たないながらも、安定していた
Nelson 6.5 早い時間での起用で、アピールしようとしていたが、まだスタメンで使うレベルではない
Vieira 6.5 いつもとは違う右WGでの出場だったが、機能していた
Smith Rowe 6.5 今季初出場で、今後の過密日程の中で、2シーズン前のようなプレーを期待したい

4.次戦に向けて

次戦はホームでTottenhamとのNorth London Derbyである。
Tottenhamはミッドウィークに試合がなかったため、コンディションはやや不利かもしれないが、CLでの快勝と、ダービーマッチということで、勝たなければ行けない試合となる。
また、両チームとも好調であり、シーズンを占う重要な試合となる。
中盤のRiceとMaddisonとの対峙が試合を大きく左右するところとなるはずである。
またKulusevskiを抑えることを考えると、左SBで冨安が使われるのではないかと予想する。

次戦が楽しみだ。

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