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東京三大会8-0優勝!!炎王妃ウルカ二クス採用炎王スネークアイ徹底解説!!

割引あり



1.初めに

久しぶりに遊戯王の記事を書きます。
新制限を受け炎王スネークアイが弱体化しリペアプランを考えました。
@rai_10yさんの環境考察よりスネークアイの方が規制の影響でパワーダウン
を強いられ、メインギミックに制限のなかった粛声のパワーが非常に高く人気になると考えました。
その為後手の勝率が元々高くなりやすかった炎王ギミックに注目し、要素や展開を新しくできないか考えデッキを作る事にしました。
そこで友人より純炎王の『炎王妃ウルカニクス』を絡ませる展開案を頂きそれを基盤にしました。


参考にした基盤です。


2.炎王スネークアイとは?

《炎王》
破壊する事で効果の発動するカード群で2012年の登場テーマです。

《スネークアイ》
モンスターは全て炎属性で統一されており、その内下級モンスターは炎族・レベル1で統一されている。

《スネークアイ》の効果でレベル1である「真炎王ポニクス」を特殊召喚し、《炎王》ギミックに触りリソースを広げ戦うデッキです。

《スネークアイ》は特にレベル1の炎モンスターをサポートで先行展開の補助、
炎属性のモンスターを破壊した際の効果がでる《炎王》を後手の主軸に戦います。

⑴.動くために必要なカードが少なく攻め手が豊富
「篝火」
「スネークアイエクセル」なら1枚、その他のアクセスカードでも2枚の組み合わせの少ない枚数で《炎王》のギミックにアクセス事ができます。
また、《炎王》はギミック内に召喚権の使わない攻め手サーチカード、リソースとデッキを構築する上で必要な要素が十分に揃っていて、対応力が非常に高い事が強みです。

⑵.自由枠の多さ
デッキ内に一枚初動が複数あり、少ない枚数でギミックを回す事ができるので他のギミックやサポートを混ぜ合わせなくとも高いポテンシャルを発揮します。
自由枠が豊富な為、手札誘発を中心とした各デッキの対策カードや《三戦の才》や《超融合》といった強力な汎用カードを多く採用する事ができ、メタゲームの移り変わりにも柔軟に対応する事ができます。

⑶.現環境屈指の後手捲りの性能
準制限になりましたが「炎王神獣キリン」による破壊や〈炎王獣〉の炎属モンスターが破壊された時の特殊召喚権効果など通常召喚以外にも複数の攻め手や相手ターンにギミックから妨害用意する事ができます。
後攻でも相手の盤面を捲り、ライフを奪いきる力の強いデッキです。

⑷.妨害の豊富さ
盤面にいるモンスターによる妨害
墓地の「聖炎王ガルドニクス」や「賜炎の咎姫」により発生する妨害
「炎王の聖域」によるエクシーズ召喚効果からの妨害と妨害の発生する場所が全てバラバラになっています。
その為、捲り札とされる「ライトニングストーム」や「禁じられた一滴」の一枚だけでなく複数持ちを要求でき相手にとってかなり捲る事が難しい盤面を形成します。

3.採用カード解説



説明不要の新規準制限カード
①召喚特殊召喚した場合に、デッキから炎属性レベル1モンスターを手札に加えるサーチ効果
②《スネークアイ》の共通効果で、自身と表側表示のカードを墓地へ送り発動し、デッキから《スネークアイ》モンスターを特殊召喚するリクルート効果がある。

ドロー以外で手札に加わった際に発動し、手札から自身を特殊召喚する効果
召喚特殊召喚成功時に《スネークアイ》魔法罠を一枚手札に加える効果
墓地に送られた際炎属性モンスターを永続魔法扱いで置く効果を持つ。
リソースであり、サーチが出来ればリンク値1を必ず追加する優秀なカードです。
守備力200の為「真炎の爆発」対応です。


自分相手のフィールド墓地のモンスターを対象にし発動し永続魔法扱いで置く効果。
相手ターンにフィールドの永続魔法扱いのモンスターを対象にして発動し自分フィールドに特殊召喚する効果
手札フィールドから墓地に送られた場合に発動し墓地から炎属性レベル一モンスター二体を特殊召喚する効果があります。
「スネークアイエクセル」の効果でデッキや手札から特殊召喚する使い方です。
なんと「ドラゴン目覚めの旋律」対応

発動がターン一回でデッキからレベル4以下の炎属性モンスターも手札に加えます。
《スネークアイ》下級をサーチする事ができ、「蛇眼の竜鱗」をサーチした場合そのまま召喚権を使わずに展開できたりと、他手札に合わせて動きを調整できるカードです。


採用枚数としては三枚の採用になります。
手札フィールドの表側のカードを一枚送りチェーンブロックを組まず特殊召喚できます。
召喚特殊召喚成功時にデッキから《罪宝》魔法罠をセットする事ができます。
また、相手ターンに手札フィールドから墓地に送られた場合に発動し、手札フィールドの表側のカードを一枚送り特殊召喚するリカバリー効果があります。


《罪宝》ギミックから《炎王》ギミックに触れるカードとして非常に優秀です。
自分フィールドの表側のカードを一枚送り発動し、デッキ手札から炎属のレベル1モンスターを特殊召喚する効果と
自分墓地にいるとき《スネークアイ》か《ディアベルスター》をデッキボトムに戻しデッキから炎属レベル1モンスターを手札に加える事が出来ます。


新制限カード
《財宝》カードであり発動する事でデッキから「黒魔女ディアベルスター」をサーチする速攻魔法
墓地にある時墓地除外状態の《罪宝》魔法罠を対象にし除外して発動し
デッキに戻しドローするリカバリー効果もあります。
環境が不明でサイドチェンジで「魔封じの芳香」のような先行札があるかないかの期間であったのでディアベルスターと一枚ずつ残すことが多いです。


炎王獣の共通効果の炎属モンスターが破壊された場合に発動し手札から特殊召喚する効果
召喚特殊召喚成功時に炎王魔法罠をサーチする効果
破壊された場合に次スタンバイに手札に戻る効果を併せ持ちます。
《罪宝》から《炎王》に触る事が出来るこのデッキのハブとしての役割があります。
採用枚数としてはサーチ先もあまりなくアクセスが多いので1から2枚の採用です。


相手モンスターの効果を炎属モンスターを破壊して発動無効にする効果と
破壊された場合に墓地の獣・獣戦士・鳥獣属の炎属性モンスターを対象にし特殊召喚する効果があります。
デッキから一度触れればよく、初動の誘発ケアに使う場面もあまりないので
採用枚数は一枚になります。


手札墓地に存在し、炎属モンスターが戦闘効果で破壊された場合に発動し
自身を特殊召喚する効果と
召喚特殊召喚された場合に手札デッキフィールドの獣・獣戦士・鳥獣属モンスターを破壊しその攻撃力の半分だけ攻撃力を上昇させる効果があります。デッキのリソースでありメインエンジンですが、アクセスが容易である為採用枚数は1~2枚です。
守備力が1700のため「真炎の爆発」で出せません。


召喚特殊召喚成功時に手札フィールド(表側)の炎属モンスターを破壊しデッキから獣・獣戦士・鳥獣属モンスターを手札に加え、そのモンスターと同じレベルになります。
また破壊され墓地へ送られた場合に発動しデッキから「炎王神獣ガルドニクス」を守備表示で特殊召喚する効果があります。
「聖炎王ガルドニクス」でデッキから破壊し8×2になる事や、「炎王の孤島」スタートで破壊すると先にランク8を立てて展開する事が出来るようになりました。
非常に使いやすいカードです、炎属モンスターの破壊が必要で2枚初動にはなる為採用枚数は2~3枚です。
三枚採用し《炎王》要素が濃いと後手の勝率が格段に跳ね上がります。


破壊され墓地へ送られた次スタンバイに特殊召喚する効果
そのまま他モンスター全てを破壊する効果
戦闘で破壊された場合にはデッキから「炎王」を特殊召喚する効果があります。
基本的に「炎王妃ウルカニクス」で出す為の採用で1枚です。
間違って「炎王の孤島」などで破壊したら一度蘇生したり、魔法罠扱いにして破壊された情報を消しましょう。


発動時の効果処理としてデッキから「炎王の孤島」を表側で置く効果があります。
また、フィールドゾーンのカードが破壊される場合代わりに盤面か手札の炎属モンスターを破壊する効果があります、裏側も守れ同時破壊も大丈夫とかなりありがたい効果です。
また、相手がモンスターの特殊召喚に成功した場合に自分フィールドの《炎王》モンスターのみを素材にし炎属モンスターのエクシーズ召喚を行う効果があります。
採用枚数としては「炎王妃ウルカニクス」の採用によりランク8エクシーズが立てやすくなった為1~2枚の採用でよいと思います。


自分メインフェイズに手札フィールドのモンスターを破壊し《炎王》モンスターを手札に加える効果
自分フィールドにモンスターが存在しない場合に手札から獣・獣戦士・鳥獣属モンスターを特殊召喚する効果があります。
表側のこのカードが墓地へ送られた場合か除外された場合に発動し自分フィールドのモンスターを全て破壊します。
《炎王》の優秀なサーチ効果もありますがアクセスが容易であるため採用は1~2枚の採用で良いです。


自分フィールドの《炎王》モンスターと同じ数の相手のフィールドのカードを対象にして発動しそのカードを破壊する効果
墓地にある時に《炎王》カードが破壊される場合に代わりに除外できる効果があります。
後手の使用率が高いカードであり、「真炎王ポニクス」のサーチ先としての採用の為現状一枚で問題ないと思います。
魔法罠に触れる優秀なカードです。


本来「黒魔女ディアベルスター」の枠です。
三大大会という大会にでるに当たって友人Kさんの切り札をお借りしました。
城之内に託された真紅眼みたいなもんです。


8×2で縛りのないエクシーズです。
X召喚成功時にフィールドの他モンスターを全て破壊する効果と
素材を取り除き魔法罠カードを破壊する効果
破壊された場合にもっていたX素材の数まで《炎王》モンスターを特殊召喚する効果があります。
採用枚数は後手で一枚使用しその返しに作る事がありましたが、他採用カードで代用が可能になってきた為1枚の採用になります。


X素材を取り除いて発動し相手モンスターの効果を無効にする効果
相手ターンにデッキから《フォトン》か《ギャラクシー》カードをサーチする効果があります。
後述する通常展開で使います。
また、「クリフォトン」といったワンキル抑制カードをサーチする事もできます。


モンスターに存在する限り炎属モンスターした特殊召喚できない効果
自分メインフェイズに墓地の炎属モンスターを対象を取らずに特殊召喚する効果があります。
相手ターンに相手がモンスターを特殊召喚した場合自分フィールドの炎属モンスターと相手フィールドにモンスターを対象にしそのモンスターを破壊して特殊召喚します。
展開中に「原始生命体ニビル」を被弾した場合に二枚目を出し蘇生効果を使用する場面がある為2枚の採用です。

エクストラですが、後述する展開ルートに使用しないカードがほぼない為省きます。


4.【炎王スネークアイ】の動き方について



「スネークアイエクセル」一枚初動
「スネークアイエクセル」通常召喚「蛇眼の炎燐」サーチ
自身SS「原罪宝-スネークアイ」サーチ

「蛇眼の炎燐」で「リンクリボー」をL召喚
効果で自身を貼り付けに
「スネークアイエクセル」と「蛇眼の炎燐」をリリースし「蛇眼の炎龍」を特殊召喚

効果で「スネークアイエクセル」を貼り付け
「原罪宝スネークアイ」を魔法罠ゾーンの「スネークアイエクセル」をコストに発動
デッキから「真炎王ポニクス」をSS

「真炎王ポニクス」効果で「炎王の聖域」→「炎王の孤島」を発動
「炎王の孤島」効果を使用し「真炎王ポニクス」を破壊しデッキから「聖炎王ガルドニクス」をサーチ

①効果でSSしデッキから「炎王妃ガルドニクス」を破壊
②効果でデッキから「炎王神獣ガルドニクス」をss
2枚のガルドニクスで「No.90銀河眼の光子卿」をXYZ
「リンクリボー」と「蛇眼の炎龍」で「ピットナイト・アーリィ」をL召喚

効果で「真炎王ポニクス」と「スネークアイエクセル」をss
「スネークアイエクセル」と「ピットナイトアーリー」で「賜炎の咎姫」効果を使用し墓地から「炎王妃ウルカニクス」をSS、効果で「真炎王ポニクス」を破壊し「炎王神獣キリン」をサーチします。

「賜炎の咎姫」と「炎王妃ウルカニクス」で「揚陸艦アンブロエール」をL召喚

相手スタンバイに破壊情報のある「真炎王ポニクス」を回収し
手札に「真炎王ポニクス」+「炎王神獣キリン」
場に「揚陸艦アンブロエール」
墓地に「ピットナイト・アーリィ」+「賜炎の咎姫」になります。

妨害として期待できるのは墓地の「揚陸艦アンブロエール」



展開の動きで常に「原始生命体ニビル」を打たれてもリカバリーが効き、「聖炎王ガルドニクス」で破壊した先に「屋敷わらし」を打たれリンク値が足りず盤面が伸びないなどの既存のメタへの耐性ができ
「粛声」メタとして注目されている「禁じられた一滴」が効きにくいなどの利点が挙げられます。


5.構築解説


三大大会の為、既存展開の「ピットナイト・アーリィ」の妨害があまり機能しないと感じたのとサイド後に「コズミックサイクロン」が減っていた為、「揚陸艦アンブロエール」から出る炎としての役割も要らないと感じ「S:Pリトルナイト」を使用しました。
また、大会参加者が有名なため、「ユベル」や「キマイラ」の分布の多さを予想できたためから「S:Pリトルナイト」二枚目よりリンク値を増やすことを意識し「暗影の霊使いダルク」を採用しました。

メインデッキ
誘発が欲しい、
展開のパワーが底上げされた現環境で後手の勝率を安定させるために
誘発は10か9は最低限欲しいそのため3×4+1構成

「ロンギヌス」はディアベルスターの枠ですが尊敬するプレイヤーのエースカードの為お借りしました。


減った「罪宝狩りの悪魔」を「黒魔女ディアベルスター」を増やしリカバリーしました。

それに伴い召喚権の「炎王妃ウルカニクス」の破壊で炎が破壊しにくくなり、炎属の枚数を減らしました、その為「スネークアイ」ギミックスタートが基本となり安定性を増すため「金満で謙虚な壺」を採用しました。
大会によっては「三戦の才」も良いと思います。


サイドデッキ
1枚で対戦相手の展開を止められる出来るカードを採用したいと考え
「サイフレームγ」+「サイフレームδ」+「サイフレームドライバー」を採用しました。

《粛声》が多いと考え、苦手な「粛声なる結界」を破壊できる「幽鬼うさぎ」を採用

後は環境初期で幅広く見れる先行札として
「神の通告」と「スキルドレイン」を採用しました。

幅広く展開デッキをみて「原始生命体ニビル」を入れ、
分布が多い「R-ACE」と「粛声」に強いバック破壊カードを採用しました。


6.不採用カード




自分フィールドの《炎王》モンスターが破壊された場合に手札から特殊召喚する効果と
相手が魔法罠カードを発動した場合その発動を無効にし手札フィールドの炎属モンスターを破壊する効果があります。
しかし、効果の発動のためには自分の場で《炎王》を破壊する事か通常召喚した上で破壊するカードが必要です。
サイド後のみ捲り札の魔法罠が流行った時に採用してもかなり要求値が多く打点も低く突破されやすい、
用意する事が難しいので自分が不利な状況では効果を誘発させにくい状況が見られ、素引きする事が好ましいカードではないので不採用としました。

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