海事代理士試験の勉強時間500時間

こんにちは。
はじめまして。
皆さんは、海事代理士と言う資格を知ってますか。
海事代理士とは、八士業の中の一つで「海の司法書士」と言われる事もある国家資格です。

私は、海事代理士と言う資格を昨年知って、その資格を令和5年(2023年)に取得しましたが、その超マイナーな資格を取得するに当たっての勉強時間や勉強方法について書いてみます。

結論から言うと、勉強時間は、概ね500時間掛かりました。
一次試験350時間
二次試験150時間
初めて法律を勉強される方だと、プラス100時間くらい掛かるかもしれません(トータルで600時間)。

これは、海事代理士の資格取得をされた他の方々も言っておられるのでだいたい同じかと思います。
海事代理士がマイナーな資格とは言え、職務請求出来る国家資格ですから、100時間程度の勉強時間で取得出来る訳はありません。
とは言え、500時間〜600時間の勉強時間は、
八士業の中では少ないほうです。

中でも二次試験の口述試験が緊張しましたね。
ネットでは、「二次試験の口述試験は、合格率からして誰でも受かる」とか書いてありますが、そんな事ありません。
しっかりと、記憶して、瞬時に答えられるようにしておかないと合格は、出来ません。
直ぐに答えないといけない点、口述試験での緊張感は、なかなかのもんです。

一次試験、二次試験の勉強方法ですが、これは、資格塾(伊藤塾)を受講した方々もいるみたいですが、
私は、完全に独学でした。
独学するにあたり、購入したのが
『海事代理士合格マニュアル 7訂版』(成山堂書店)です(現在は、8訂版らしいです)。

一次試験の具体的な勉強方法は、
この『海事代理士合格マニュアル』を繰り返し行うのですが、
この本は、過去問が主体に掲載されているのですが、肝心の「解説」が殆ど無いのです(汗)
なので、最初は、問題の中の法令を調べるところから勉強しました。
その後は、この過去問を繰り返し行いました。

二次試験(口述試験)の具体的な勉強方法は、
過去の口述試験問題を繰り返し行いました。
中には、文章(150文字〜200文字)で回答したり、
同じ法令でも条件により回答内容が異なったりと(船員法44条一項など)するで、文章や細かいところも覚える必要があります。

こんな具合で一次試験と二次試験を受けて、
海事代理士の資格を取得しました。


よくネットでは、「海事代理士は、仕事がない」
とか書かれていますが、海事代理士としてお仕事をされている方々は、しっかりお仕事もありますし、立派な「先生」だと思います。


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