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速記教室【初級:Lev.1-10】五十音:な行補講

先回までの復習


皆さん、こんにちは。今日も楽しく速記を学んでまいりましょ~う。

まずは先回の復習から。あ行、か行、さ行、た行、な行と進んできましたね。

いつものように少なくとも紙1枚ほど準備運動をして運筆がスムーズになったら、あ行、か行、さ行、た行、な行のそれぞれの文字を何度か書いてみてください。


もう随分慣れてきたのではないでしょうか。


それでは、今日は な行をじっくり練習していきましょう。

な行例題


まず、前半です。お手本を見ずに、まずは自分の力で何度か書いてみましょう。

「丁寧(ていねい)」、「中(なか)」、「穴(あな)」、「姉(あね)」、「あの子(あのこ)」、「田舎(いなか)」、

「いにしえ」、「犬(いぬ)」、「猪(いのしし)」、「以内(いない)」、「ウニ(うに)」、「カニ(かに)」

「縁(えにし)」、「家内(かない)」、「きなこ」、「子猫(こねこ)」、「国(くに)」

「品(しな)」、「市内(しない)」、「そなた」、「内科医(ないかい)」

いかがでしたか? な行、後ろのほうがよりたわむように書けましたか?



お手本と見比べてみましょう。


何だか違うなぁ〜と思ったら、納得するまで書いてみてくださいね。練習は決して裏切りませんよ!


では、後半です。


「そのとき」、「田中(たなか)」、「血肉(ちにく)」、「常(つね)」、「内省(ないせい)」、

「懐かしくて(なつかしくて)」、「直す(なおす)」、「錦絵(にしきえ)」、「軒下(のきした)」

「寝汗(ねあせ)」、「のそのそ」、「のしのし」、「のた打つ(のたうつ)」、「おののく」

「抜き足差し足(ぬきあし/さしあし)」、「抜き打ち(ぬきうち)」、「絵に描く(えに/かく)」



「田中」って、くすっと笑っていただけましたか? 苗字ですから単語ではないのですが、そろそろ自分の名前を速記文字で書ける方もおられるかもしれませんね。


あと、最後の「抜き足差し足」や「絵に描く」は、2つの言葉で分けたほうが後々読みやすくなりますので、「抜き足/差し足」、「絵に/描く」というふうに分けて書いてみましょう。



いかがでしたか? 特に「のそのそ」などは、バランスが少し難しかったかもしれません。大きな丸ほど派手にゆがみますが、何度も書いてだんだん慣れていきましょうね。

課題


それでは、今日は少し課題を出しておきたいと思います。

皆さん、次の単語を速記文字で書いてみてください。単語を分けたほうがよいところには、参考までに「/」を入れておきました。

「似合いの仲(にあいの/なか)」、「宛名(あてな)」、「谷底(たにそこ)」、
「泣きに泣いた(なきにないた)」、「煮炊き(にたき)」、「肉体(にくたい)」、
「魚のえさ(さかなの/えさ)」、「命の綱(いのちの/つな)」、
「大国主命(おおくにぬしの/みこと)」、
「抜け穴(ぬけあな)」、「楽しく(たのしく)」、
「かなたと/こなた」

だんだん書ける単語が増えてきましたね。解答例は次回の冒頭で! お楽しみに~♪

それでは、今日はここまでといたしましょう。次は は行です。

レッツエンジョイ速記文字!!

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