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たけしが教えてくれたこと

「大きくなったら何したい?」
なんて子どもに聞かれて、
吹き出すシーンがあるけれど

今更聞かれても、って思う人が
多いからか。大きくなった今、
「何のために生きているのか?」

もう10年くらい前だろうか?
知り合いのモニターとして
ヒプノセラピー(退行催眠療法)を
受けたことがある。

横になった私に、言葉がかけられ
過去に誘導されていくのだ。
扉があって、それを開けるシーン
から始まる。

余談だが、一緒に受けた友人は
どうしても、扉を開ける前に
土手に落ちてしまって、
何度やっても、扉を開けなかった。
潜在意識の抵抗かな。

さて、私が開けた扉の先には
江戸時代かな、街の中心となる
道の真ん中に少年が立っていた。

その名は、たけし。これが私。

とっても活発で、楽しそう。
家は旅館で、親は忙しかったけれど
家に帰れば、誰かが居るので
さみしい思いはしていなかった。

そして、歳を重ね、
結婚もして、子どもにも恵まれ
旅館を継ぎ、繁栄もさせました。

シーンは、死ぬ時へ。

たけし(私)は、
ふっかふかの布団に寝ています。
布団の周りには、家族や友達が
囲んで私を見て、話しかけてます。

食べること、寝ることはもちろん
お金にも困るようなことはなく、
家族、友達にも恵まれて
本当に幸せな毎日でした。

そこで、最後の質問
「もしもやり残したことが
 あるとしたら、何ですか?」

とっても幸せだったから
やり残したこと?って考えそうな時
ふと

「自由に選択することを
 やってみたかった」

旅館の跡継ぎという役目は
それ以外の選択肢はなかった。

とっても成功していることだし
やることに悩むこともなかったけれど
そこには“自由な選択"はなかった。

人は、欲張りだ。

しかし、今の私は、どんなことも
“自由に選択できる"人生を生きている。

残りの人生で
無難な方に流されそうになったり
失敗しないように、冒険しなかったり
見て見ぬふりをしようとしたり

無意識に、大きな問題が起きないように
している時に、たけしが言うのです。

「僕は、自由な選択をしてみたかったよ」

そうだ、想定内の生き方をなぞっても
意味もないし、楽しくもない。

この人生、このままでは終われない。
満喫しないと!

「まだ、もっとやれるはず」
「やりたいことを、やりきってない」
「家族との時間を満喫してない」

なんて思っている人を応援します。
残りの人生を悩み、考える時間ではなく
自由に楽しみきりましょ。

Go Forward!!

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