狂気の文字起こし No.11 静かなる実力者達(第3期叡王戦 八段予選本戦進出者インタビュー Aブロック 北浜健介八段、Bブロック 行方尚史八段、Cブロック豊島将之八段)

(北浜健介八段)
https://drive.google.com/open?id=1lyBlkASbEnrUs27DEKLR75cUAD5QMQxE

(行方尚史八段)
https://drive.google.com/open?id=130Tmsq6jmwOl52zqzsIaBBxJHP68lzOI

(豊島将之八段)
https://drive.google.com/open?id=1YNbLKPRCVzzVkRui2KTSx-wgmy5edNVF

(文字起こし全文は上記URLから)

どうも、野口です。回線がへそを曲げましてようやく続きです。今回は八段予選から。

Aブロックからは阿久津主税八段、山崎隆之八段、神崎健二八段に勝利した北浜健介八段が本戦進出を決めました。詰将棋作家としても有名で、元は居飛車党でしたが関西への移籍を機に中飛車メインの振り飛車党(というより中飛車党というほうが正確)に転向し、近年好成績を残しています。愛称は「係長」昇進はいつになるでしょうか()

Bブロックは行方尚史八段が中田宏樹八段、畠山成幸八段、中川大輔八段を破り本戦入りを果たしました。ブロック決勝の中川八段とは過去に千日手と持将棋による指し直しを含む23時間15分の激闘を繰り広げたことがファンの間で語り草となっています。終盤の粘り強さに定評があり、一部のファンの間では一度食らいついたら離さないことから「行方スッポン流」と評す向きもあります(一部のファンって誰だ)お酒が大好き。

Cブロックでは豊島将之八段が脇謙二八段、富岡栄作八段、広瀬章人八段を破り3期連続となる本戦に挑みます。昨年から好調を維持し、勝率ランキングでは藤井聡太四段と競り合う驚異の勝率を記録しています(0.8636、2017/11/06時点、出典:棋士成績DB:http://kenyu1234.php.xdomain.jp/je.php/ ) 山崎八段曰く「(豊島八段は)あまり勝つから何勝してるか興味がない」(王座戦現地解説会にて)

八段予選からは人気・実力共に強力な棋士が揃いました。タイトル候補の一翼を担うことは間違いないでしょう。

Ryohei Noguchi

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